2017年11月22日 (水)

三峰神社参り (2017.11.14)

先日(2017.11.14)、三峰神社に行った。埼玉県の東の方にある。地図だとこんな感じ。

今年の7月、腰を痛めて弱っていた私のために、山に詳しいボランティア仲間が快気祝い的に企画してくれた。「何処がいいですか?」と聞かれたので、犬というかオオカミの神様がいるこちらを希望した。

一般的に言われる三峰神社はバスでも行ける。幾つものお社があり、お土産屋さんや立ち寄り湯もある。そこだけでもなかなか楽しめる。
そこから1時間半くらい山道を歩くと、三峰神社の奥宮がある。山歩きの距離は手頃そうだし、犬関係なので、こちらを希望した。(WikiPedia

※ブログに使えそうな写真が撮れませんでした。基本的に文章だけになります m(_~_)m
奥宮往きのレポートは、ネット上に多々ありますので、写真等は他でみてください。文章もそちらをみればいいかな (^^ゞ

 

7:30 池袋発のレッド・アロー号

集合場所が「特急の改札」と言われて「?」と思った。早めに行って良かった。いつも使っている改札は、地下一階の改札。そこではない。その真上くらいに一階改札があり、その近くに特急券などを売っているカウンターがある。ちなみに、改札はもう一つあるようですが、反対側にあり、他の鉄道を利用した場合、関わることはないだろう。

長距離列車にほとんど乗らない私は、レッド・アロー号も初めて。なかなか快適。お喋りに花を咲かせつつ、気がつけば車窓はのどかになり、今日の山登りを期待させてくれる。

 

8:59 西武秩父駅着 ~ 9:10 西武観光高バス三峯神社行き乗車

駅に着いたらバス停まで走るように指示される。「平日なので混んでいる訳ないだろう」と思っていたら、既に長蛇の列。走って良かった。

 

10:30 三峰神社着 ~ 奥宮へと向かう

池袋 7:30発でこの時間に到着ですから、遠い場所という感じ。でも、登山口着でこの時間は嬉しい。
バスはラッシュアワーの時のように混んでいたので、奥宮へ行く人もそこそこいるのだろうと思ったら、ほとんどいなくて、のんびりと楽しい山登りが出来ました。

まずは、普通の山の中。でも傾斜はそこそこあります。だらだら登りという感じ。
少し行くと、木の根、枯葉が多く、気を抜くと足がとられそう。
目的地が近づいてくると、岩場っぽい所が増えてくる、アップダウンが急で階段に手すりが設置されている所もありました。
最後は、階段&手すりから、階段も無くなり鎖場になります。「ここで怪我しても神社まで担いで帰れないだろうな」という場所もあったので、気を引き締めて登りました。

20171114a1220171114a11全行程中、2か所くらいテーブルと椅子があったとおもいます。また、屋根付きの東屋も一ヵ所ありました。体力のない方でも、無理せずゆっくり歩けば楽しめるルートだとおもいます。

焦らず確実に登れば事故が起こることはないと思いますが、山に入るときは登山届は忘れずに。今は、ネットでも出来るのですね。

20171114a13道中、両側の木がネットで覆われていましたが、たぶんそれは鹿などの害から守るためではとのこと。歩いていて見つけることが出来た動物の排泄物は、季節を考えると少な目に感じましたが、熊も出るようになので、充分に気を付けて歩いた方が良さそうです。

 

正午頃 奥宮到着

小さな祠があります。狛犬のように左右にオオカミが配されています。長年の間、交代があり、隠居したオオカミたちが祠の横にひっそり置かれていました。その中の一つは、夜になると動き出しそうな感じでした。

20171114a02 20171114a04

祠のすぐ下に、半畳ほどの板張りの場所があり、そこで昼食。最後の鎖場の直ぐ上で、ちょっとスリルある場所でした。20171114a03そこには「妙法」と書かれた石がありました。
20171114a01


13:30頃 神社まで降りてきました

往きに比べて(道も分かっているし)、楽に降りてくることが出来ました。
変化に富んでいて、楽しい山歩きです。また行こうとおもいます。

 

三峰神社のあちこちを見てまわる

メンバーの中に最近、来たことがある人がいて、とても詳しく案内してくれた(感謝!)。三峰神社に行くのであれば、一通り下調べしてから行くことをお勧めします。離れた所にもお社があり、とても趣があったりします。

山から降りてくると、まずお土産屋さんがある。犬を連れた人が何やら食べていたりした。
お土産屋さんが右に左にと続いたあとに、大きな鳥居がある。三つの鳥居がくっついたような形をしている。その両脇にも、狛犬のようにオオカミが鎮座している。
その左手には博物館がある。この日(11月14日)は埼玉県民の日で、入場料が無料(いつもは 300円)なので観たかったのですが、時間の関係で見送りました。

大きな鳥居をくぐり、坂道を登り、左手にある階段を登ると、奥宮が見えるという見晴らし台(遥拝殿・ようはいでん)がある。行ってみましたが、何処が奥宮なのかよくわかりませんでした。次回は双眼鏡を持って来よう。

階段を降りてくると、立派な山門(随身門・ずいしんもん)が見えてくる。近年修復したかの色鮮やか。
この先、幾つもの社があるのですが。各社の前には左右に犬神様(オオカミ)が鎮座している。時代の違いか何らかの意図があってか、各々が違うイメージのものなので、とても楽しめる。

文末に、狛犬というかオオカミの写真を幾つかアップしておきます。

その他、神社として楽しめる要素は多々ある。
また、お土産屋さん以外にも飲食店があったり、立ち寄り湯もある。

帰りのバスの時間が、15:30。その関係で博物館を見ることができなかった。入口までは入り、中を覗いたのですが、大きなオオカミの剥製があったりして、とても興味を惹かれました。次回は是非!

 

15:30発 帰りのバス

少し早目に停留場に並び、座ることができました。一時間以上のバスなので、座れないとキツイです。

 

17時前に西武秩父駅到着 ~ お土産を買って ~ 17:25発のレッド・アロー号

バスが駅に到着し、次のレッド・アロー号を確認すると、少々時間がある。「素通りしないでお土産を買って!」という考えなのかも。素直にその誘いにのってお土産屋さんへ。

お土産屋さんはとても綺麗。最近、改装されたみたいです。
そのお土産の袋に「祭の湯」と書いてあったので調べてみたら、お土産屋さんの奥に温泉があるらしい。ちなみに公式ページのアクセスページが示している位置にはありません。こちらのページが分かり易いです。

 

18:47 西武池袋到着 ~ 解散

帰途は少々お疲れモードでしたが、これから仕事!、というメンバーも。
私は素直に帰宅し、静かに過ごしました。

 

以上、三峰観光をお考えの人向けレポートでした。

 

 

三峰神社 オオカミ(狛犬?)コレクション

   20171114a21   20171114a22

   20171114a23   20171114a24

   20171114a25   20171114a26

   20171114a27   20171114a28

   20171114a29   20171114a30

   20171114a31   20171114a32

| | コメント (0)

2017年10月 3日 (火)

Cat's Meow Books

世田谷線つまみぐいウォーキング2017 を終えて、三軒茶屋から家に帰ることを考えたら、普通は世田谷線に乗る。下高井戸から三軒茶屋まで歩いた後なのですから。

201701003a犬を飼っていたからか、それともこの辺りに住んでいるとそうなってしまうのか、三軒茶屋から世田谷駅くらいまで歩くことは、対して苦にならない。ならば、ということで、若林にある Cat's Meow Books に寄ることにした。

本屋さんである。住宅を改造したような造り。そして猫が居る。

この本屋さん、最近出来た。ご近所の(私の母と同年代の)女性も行ったというので、行ってみようと思っていた。住宅街の中にあり、分かり難い場所だというので、一ヶ月くらい前に確かめに行ったことがある。そのときは、まだ営業時間ではなかったのですが、看板が出ていないと、そこがお店だとは気が付かない人が多いようです。

つまみぐいウォーキングは、土曜日開催。三軒茶屋でアンケートと豪華賞品の申し込みを終えたのが、13時半くらい。Cat's Meow Books の開店時間は 14時。のんびり歩き、そして、時々、世田谷線を見て「招き猫電車、見たいない~」と期待するが、何本かやり過ごしても見ることはできなかった。また、お店の近くにある、左卜全さんの住居跡の看板を見ていたりした。

14時になり入店
私は入店するのは初めて。店内はそれほど広くない。話題のお店になっているのは知っていますが、こんな場所ではそれほどお客さんも来ないのではないかと思ったり、(「犬とゆく」を15年以上やっているので、飲食店などの経営については少し分かっているつもりなので)この規模って微妙だよなぁ、などとおもいながら店内を見ていた。

店内には、猫に関わる本が置いてある。新刊もあるし、古本もある。
古本のコーナーには、テーブルがあり、飲み物も飲める。女房は、飲み物回数券を既に購入していたので、それで冷たいものを飲んだりもした。
このスペースに猫たちがいる。居るといっても出てくれば居るのであって、気分次第らしい。私も女房も積極的に動物に触る方ではない。来れば触るくらい。この日は。4匹居た。一匹は女房の膝の上に乗ってきた。乗ってきたというより、チェックしている感じだった。
201701003b 201701003c
ちぐらに籠っている猫とか、爪とぎ温泉の場所を争ったりする猫たちとか、リラックスしている感じがいい。
201701003e 201701003d

飲み物を飲んで、猫たちを見ながら古本と見ていたら、次々にお客さんがやってきて、ざわざわしてきた。

201701003f私は、興味のある本を見つけた。古本で、300円なので購入することにした。タイトルは、「うちのネコが訴えられました!」。

感想文は、次回掲載しますが、簡単に書くと、リアルなお付き合いがどんどん減ってきた今を象徴するようなないようでした。
 

Cat's Meow Books は、住宅街の細い道を進んだ先にある本屋さんで、置いてある本は全て猫に関わる本。そしてリアル猫もいる(かもしれない)。

 

世田谷線つまみぐいウォーキングを終えた後にこの店に寄りましたが、ここでビールを飲んだ女房はヘロヘロになり、その後、寄ろうとおもったピーターセンを通り過ぎてしまい、若林公園前のル・ブランでパンを買い、自宅に辿り着きました。

久しぶりによく歩いた。
うーにーが居た頃は日常だったのに。

| | コメント (0)

2017年10月 2日 (月)

世田谷線つまみぐいウォーキング2017

今年も参加しました、「世田谷線つまみぐいウォーキング」。
特に写真もなく、自分の備忘録として、何処が良かったか書いておきます。
10ヶ商品以上ありますが、女房と二人で歩き、一人分しかいただかなかったお店があるから。

今までは三軒茶屋スタートばかりだったので、今年は下高井戸スタート
昨年までは、10枚のクーポンを有効に使おうと作戦を練ったものですが、そろそろどんな商品なのか分かってきたので、今年はあまり考えず「その時に食べたいものを食べる!」のスタンスで行くことにした。
スタンプラリーは、全部押す。こちらは豪華賞品があるので、しっかり応募する。

 

・ 下高井戸商店街 ・

たつみや の タイヤキ
世田谷線沿線に住んでいる人間なら知らない人はいないのではないだろうか。説明の必要もないくらいの定番。一つの「たい焼き」を三等分してあった。真っ先に行って、お腹部分をゲット!

そば処 寿々木家 の 冷やしたぬき蕎麦
たぶんお店の自信作である。決して高級食材を使っていないが、蕎麦、汁、たぬき、ねぎ、わさびの一体感に驚きを感じた。

肉と惣菜の堀田 の 手作りポテトコロッケ
肉屋のコロッケは美味しいものですが、ここのポテトコロッケも。ポテトコロッケで勝負してくるところからも、自信がうかがえる。

ナカガワのナカガワ のソフトクリーム
見た目は普通のソフトクリーム。口に入れてビックリ。甘くない。冷たいチーズみたい。私は好きですが、「甘くないソフトクリームなんて!」とおもう人もいるかも。

アスポアール の ミニカレーパン
今まで品切れで食べられなかった。下高井戸出発で食べることが出来た。満足!

 

・ 赤堤商店街 ・
パティスリーアンソレイエがなくなってしまったのが残念。

Kotona の ミートブリトー
小さいながらちゃんとしたブリトー。作るのが大変だと思う。我が家は早めに行ったので5分待ちくらいで手に取ることができましたが、後ろには長蛇の列が出来ていました。

 

・ 山下商店街 ・
幾つかお店が変わっている。犬がいないと出歩くことが少ないので気づきにくい。浜口水産の並びのカレー屋さんも変わった気がする。

はた鮨 にぎり鮨
最近出来たお店のような気がする。小さ目の一貫ですがお寿司はお寿司。嬉しい。

 

・ 豪徳寺商店街 ・
ベーカーズファームもこの商店街に入るとはビックリ。
以下、三点を世田谷八幡の境内でいただきました。水神様の池にはこの日も鯉やら亀やら元気に泳いでいました。蚊に刺されたけど。

ペンギンペストリー の シューラスク
ついていたのはバターだったらしい。ホワイトチョコレートかとおもった。

豪徳寺商店街お休み処 の 豪徳寺たまにゃん瓦せんべい
これ、まだ食べていません。飾ってあります。大きいです。袋に大きく「やわらか焼」と書いてあります。上記の「たまにゃん瓦せんべい」はイベントのガイドに書いたあった名前(そこに掲載されている写真も違うようです)ですが、商品の袋などにはそのような名前は一切書かれていないので、商品が変わったのかも。

ベイカーズファーム の 4種のレーズン入りプチパンズ
今では有名店になってしまったベイカーズファーム。地元のお祭りに協力してくださり有難いです。美味しいです。

chouetto torrefacteur laboratoire の コーヒー
最近できたコーヒー屋さんのコーヒー。chouetto とは梟。行ったことはなかったが勝手に梟珈琲店と呼んでいた。オーガニックな感じのコーヒー。分かる人向きだとおもう。

 

・ 世田谷駅前商店街 ・
我が家の近所。美味しいもの、分かっています。

酒樂 の 炙り〆鯖の押し寿司
〆鯖もこちらで作ったとのこと。当日暑かったからか、それともお酒のお店だったからか、少々塩味が強く感じだ。喉が渇いたが美味しかった。

 

・ ボロ市通り桜栄会商店街 ・
こちらも我が家の近所。日常的に利用している店も多々あります。

神戸屋精肉店 の ハムカツ
世田谷区世田谷で神戸屋といえばお肉屋さん。ここの揚げ物と焼き豚は我が家の好み。もちろん、ハムカツも美味しい。

ロンアンドメリー の 世田谷代官シフォン
しっとり&ふんわり、やわらかの食感、バナナの香りと味がしっかり。技あり感のあるシフォンです。

 

ここまでで、クーポン券がなくなった。駅でいえば「世田谷」か「上町」。全体の半分くらい。
あとは、スタンプのために三軒茶屋まで歩いた。

三軒茶屋を歩いているとき、女房が「この店、何処にあるか探そう」と言い始めた。
茶沢通り沿いに「餃子50円」の看板(単品NG、それでもビックリ価格)。脇道に入って行ったらありました。近い内に利用したいと思います。

また、ちょうどこの日に閉店を迎える名店「割烹 味とめ」の立ち姿を目に焼き付ける。最近、話題になってしまいましたが、一度は行ってみたかった店です。残念。

スタンプを押し終えて、三軒茶屋駅前の広場でアンケート記入。これが豪華賞品の申し込みにもなる。

 

折角三軒茶屋に来たので、Cat's Meow Books に行こうということなった。
このときのことは、次回に。

| | コメント (0)

2017年9月16日 (土)

多摩動物公園

7月6日に大怪我をした。それから二ヶ月以上が過ぎた。怪我そのものはたぶん治った。しかし後遺症的な症状が治らない。でもそれは体を大事にし過ぎて体が固まってしまったからなのかも。
これは長距離歩いてみないとならないなと考え、低山ハイキングへ行こうと考えていたところに、思わぬ用事が!

知り合いのお店に用事が出来たのですが、お店は最近引越しをしていた。何処だろうとと思ったら、多摩動物公園のほとんど真ん前smile、リハビリというか、試し歩きは多摩動物公園ハイキングに決定!

歩くことを目的にするので、こちらのコース通りに行ってみよう。

 

Cimg9615用事を済ませて、正門前で写真を一枚。この時のタイムスタンプが、12:40くらい。

入って左側にウォッチングセンターなる建物がある。そこで、7キロコースの地図をいただく。
まず、ちょっと登り坂。怪我の場所が痛む。どうしようもなく痛くなるまで歩いてみよう。

イノシシ、カモシカ、ツキノワグマ、ニホンサルなど馴染のある動物を見ながら坂道を登る。
「痛いな」に加えて、周りにいっぱいいる幼稚園生くらいの子供たちがぶつかってこないかヒヤヒヤしながら歩く。

昆虫館で、コウロギやスズムシを見て、ゴキブリを思い出すな~と思っていたら、期待通り展示されていて笑った。
蝶がいっぱいいるエリアは南国ムードたっぷり。沖縄を思い出す。

次のエリアに移動しようとして迷う。結構余計に歩いてしまった。

ライオンは遠くに見えた。のんびりしていた。フラミンゴものんびり。

象の場所では、先日のウェルフェア・サミットで話にでていた盛り土がされていた。象の隣にあると大きく見えませんが、とある動物園ではこれを作るのが結構大変とか。こちらの園だったら(平地で広いので)重機が入るかも。それだったら楽だけど。
ガラス越しですが象の体が間近に見えるのもよかった。
Cimg9637 Cimg9638

ここでお腹が空いていることを思い出す。
売店では、カレーややきそばなどがある。メニューは豊富ではない。食べる場所は充実しているので、「お弁当もってきてね」という感じなのかも。この時は、お弁当を持ってきていないので、焼きそばとコーラという若者ぶったメニューで昼食をすます。

次は、キリン。こちらも結構広いエリアで、みんなのんびりしている。
一人離れた場所にいる。木の上に用意された食べ物を食べているようだ。野生では高い所のトゲトゲの葉も食べつくし、さらに高い所の葉を食べるために首が伸びたらしい。その動きをさせてあげているらしい。
Cimg9643 Cimg9644

どうでもいいことですが、「キリンに食べ物を与えないでください」とか書かれた看板のすぐ近く(首を伸ばしたキリンの近く)で、一生懸命キリンに葉っぱをあげようとしていた男性がいた。周囲から見て、「おかしな人」と思われることが分からないのかなと思いましたが、猫や鳩に餌をあげることをやめられない人が多いのですから、このような人がいてもおかしくない日本なのでしょう。

Cimg9657チンパンジーは、資料展示で興味深いものがあった。とりあえず、自動販売機と空き缶回収機の写真。
Cimg9647   

個人的に思い出深いコウノトリ、モウコノウマを見て、たぬき山へ。
タヌキは是非、見たかった。前脚付け根の黒い部分と、スクエァな感じの体の比率がばまちゃんぽいからだ。実物を見たかったが、見つけることができなかった。
フクロウやイヌワシを見て、トナカイの居る所に来た。私が柵の前に立つと、向こうから「はいはい、御用はなんですか、私ですよね、私」と遠くからやってきて、私の前を往復してくれたオスがいた。他の個体が遠くで群れているのに。わざわざ来てくれて、ありがとう。
Cimg9671 Cimg9688

エミューなどを見た次はコアラですが、暑いし、まだお腹が空いているので、自販機で売っているアイス(ハーゲンダッツの棒のヤツ)を食べて一休み。子供連れが多いが、私のような一人で来ている人も多い。性別・年齢はまちまち。

結構前に話題になったコアラ館。綺麗だけど「何かが違う」という感じを受けた。コアラが近くで見ることが出来るのは嬉しい。
館を出るとユーカリの葉が触れるようになっていた。「毒じゃないの?」と思いましたが、触るくらいは大丈夫らしい。
Cimg9717 Cimg9719_2

地図を見ると、ここで3キロ。まだ半分も来ていない。時間は14:50。焦ってきた。

この先、道を間違えて時間のロス&歩く距離が増える。地図を見ると間違えようもないと思うのですが、ウロウロしてしまった。この頃には痛いことを忘れていた。動物を見ることが出来ることも興味深いのですが、この動物園は緑が多いのがいい。
カワセミやカンガルーを見てタスマニア・デビルを見る。この動物園に来たら、今はこれを見ないといけないらしい。
確かに珍獣だ。有袋類であるだけで珍獣ですが、頭と体のバランスをはじめ骨格全体や移動の仕方が興味深い。この個体も遠くに居たのですが、私がガラスの前に立つと、「はいはい、写真ね。いいですよ。こんな感じでいいですか?」とやってきてくれて、モデルさんのように移動して、そして戻っていきました。
Cimg9733_2 Cimg9738

次はオラウータン。実物はほとんど動かなかったのですが、私がカメラを向けたら、高い所Cimg9755_2
からすす~っと降りてくる姿を見せてくれた。
それよりも資料のこの絵が、、、これって、進撃の○○だよね?
Cimg9749

トラやアジアゾウを横目で見ながら、次に目に入ったのはインドサイ。デカイ!、とにかくデカイ(写真だと分かりませんね。是非実物を見て欲しい)。恐竜の生き残りと言われることがありますが、よく分かります。
Cimg9770 Cimg9773

この先でもまたウロウロしてしまった。
そんなときに見た、二ホンアナグマは「のんびりし過ぎだろう」とほっとした。
(個人的にアナグマにはいいイメージありませんでしたが、少し好きになったかも。)
Cimg9774 Cimg9776

となりのカワウソを見て、また迷ってしまい、ウサギやヤギを見るはずなのですがその前に、「モグラのいえ」へ。ネットで有名な「モグラ先輩」やトウキョウトガリネズミなどにも会えた。
Cimg9780 Cimg9783
管を使った、モグラのいえはなかなか興味深い。
Cimg9789管理に気を遣うのではと思った。メッシュ状の管が破けたら逃げてしまわないのか、などと考えてしまった。
Cimg9788

ウサギやヤギの横を通り、インドサイの所まで戻り、ヒマラヤタールや立派な角のムフロンを見て、見慣れたカモシカの次に、トカラヤギが一頭。こういう理由でここにいるのか。トカラヤギは沖縄に居たときに見た。動物との付き合いは地方で色々である。
Cimg9797 Cimg9798

フシゾウのオスは荒れていた。角が痒いらしい。メスが近づいてきたら八つ当たりしていた。
オラウータンの辺りに戻り、オラウータンの森へ。先ほどの住み家(?)とは高所に張られたワイヤーで繋がっている。結構な距離があり、よく落ちないものだと感心した。森は誰もいなかった。そして戻って、ユキヒョウを見る。二つのエリアに分かれているようで、どちらのエリアにいる個体も間近で見ることが出来た。ユキヒョウも草を食べるらしい。
ちなみにばまちゃんは食べない。食べなくても吐く。尻尾の太さはユキヒョウの勝ち。
Cimg9802 Cimg9814

レッサーパンダがいて、続いてターキン。なんとも特殊なオーラ。写真では伝わらないと思うけど。
Cimg9822 Cimg9824

そのお隣さんも見たのですが、覚えていません(苦)。この時、すでに16時くらいになっていたので、「もう帰らねば」と焦ってきていました。

最後にオオカミとまたモウコノウマ。オオカミはいい写真が撮れませんでした。どの個体も大きな犬という感じで野性味が感じられませんでした。生活が保障されているので当然なんだろうけど。つまらなそうにも見えました。

Cimg9844モウコノウマ。首はこんな感じだったけ?、と。首と言えば、こんなパネルもありました。家畜化されている馬とは染色体の数も違う。つまり別の種類。交雑ってないのかな。
Cimg9827 

あとは坂を下って、大きな鳥のケージを見て終わりなのですが、その最後にこんなことが書かれたパネルがあるケージがありました。
Cimg9855動物園の役目として、野生(人間の生活圏を含む)で怪我をした動物の保護があります。
ここは鳥のケージですが、鳥以外の動物も必要に応じて保護していると聞きます。
動物園に来ている人たちの中には、ここでなければならないんだろうなと感じる人も何人かいました。低山ハイキングの代わりに選んだ人もいます。
最後に、動物園の役割は色々なんだなと思わせる罠に見事にかかってしまいまいした。

時計を見たら、16:20。入場してから 3時間40分、ほとんど歩き続けたことになります。随分と迷いましたから、8キロは歩いたでしょう。
次回は迷いませんので、4時間あればゆっくり見ることができそうです。お弁当持って、ゆっくり食べたいから5時間かな。

 

電車に乗る頃、気が付きました。
7キロコースを歩き始めた登り坂での痛みはもうありません。やはり大事にし過ぎていたのかも。それとも動物パワーか!
でも、帰りの電車の中ではまた痛みが。揺れに弱いです。(車の運転は大丈夫なのですが。)

そして次の日、起きてみたら調子よかった。
やはり、また行こう。

| | コメント (0)

2017年8月25日 (金)

鈴木直樹さん(クラリネット)

もう一年以上前だろうか。とあることがあって、必要性がない限り、ブログを直ぐに書くのはやめようと決めた。直ぐに読んでくれる人もいないようだし。
そうやって放置すると、「書くのを辞めよう」と思うことも多々ある。しかし「あ、後にしたらダメじゃん」と思うものも。今回はそんな感じ。
 

今月(2017年8月)の上旬、近所の世田谷区役所と若林公園で「せたがやふるさと民祭り」があった。今までは、馬事公苑前のけやき広場で行われていたのですが、オリンピックへ向けての改修のため、こちらでの開催となりました。

若林公園に行ってみると各地の特産品などの屋台が所狭しと並んでいた。見ているだけで楽しかった。

ふと思い出した。何年か前に、馬事公苑前のけやき広場で行われたイベントに、鈴木さんと青木さんとのステージがあった(そのときのブログはこちら)。このイベントには来ないのかなと思いましたが、調べた結果、来ないことが判明。

残念だな~と帰宅し、その2日後に鈴木さんから案内の葉書が届いた。「なんという偶然!」と喜んだのですが、既に予定が入っていたりと行けない日ばかり。

既に終わってしまったものもありますが、見えるか見えないか程度の画像を貼っておきます。

8月27日の「クラシックのジャズの融合」なんてコピーに惹かれます。
9月26日の西脇基金のチャリティーコンサートは、昨年聴きました。なかなかの迫力で良かったし、楽しかったです。こちらは今年も行こうと思っています。

鈴木さんのスケジュールはこちら

20170810a  20170810b

| | コメント (0)

2017年8月16日 (水)

今日、映画館で黒澤明の「乱」を観た。
デジタル・リマスターの4K版とかいうものだ。

この映画、観たはずなのだが、全く憶えていなかった。影武者を観た記憶もあるし、幾つかのシーンを憶える。乱は「あれ?、初めて観るような…」という感じだった。

最近、女房がツタヤでDVDを借りてくるので一緒に見ることが多い。たまには映画館で壮大な戦闘シーンや城内のシーンを見るのもいいかな、という感じで足を運んだ。

映画館は下高井戸シネマというこじんまりとしたところ。スクリーンは小さめで、比較的近くで見ることが出来、老眼が進んだ私には有難い。そして4Kリマスター。空、雲、緑も綺麗だが、仲代達也演じる主人公の皺や髪の毛、すね毛なども美しくよく見えた。甲冑の微妙なテカリ具合もよかった。外での土煙なども。

他によく見えて「やはり観ていないとおもう」と感じたのは落馬シーン。乱の落馬のシーンは見たことがあるはずなのだ。見せてもらっている。
この撮影当時、私は馬の世話をする仕事をしていた。先輩たちの何人かはエキストラで出演している。「落馬シーンはギャラがいいからやってみないか」と冗談半分で言われたことがあり、公開後、落馬シーンの幾つかだけを見た記憶がある。しかし、当時の画質ではよく分からなかった。今日、よく見えて「あぁ、やらなくて良かった」と。

それは自分が年をとったからかもしれない。私に後輩が居て、馬たちの世話をする人間がいたら、若気の至りで挑戦していたかもしれない。しかし、4Kリマスターで馬の脚の動きがよく見えるようになってみると、踏まれなくてよかったね、というシーンが幾つも。
今おもうことは、「とにかくやらなくて良かった」(笑)

全然、映画の内容と関係のないことで分かったことも。
昔の日本の人は、馬の右から馬に乗っていたらしい。今とは逆だ。たぶん帯刀しているからだろうとは思っていた。今日はそれを確信した。和鞍の鐙の形が、輪っか状になっていない理由もだいたい想像できた。
これも馬に乗るときの刀の動きがよく見えたからだ。

馬のシーンだけでなく、風景も人の表情もよく分かり、やはり黒澤映画はすごいな、と感じた。
最近、DVDの映画を観ていると、映画を撮っている現場が目に浮かんでくることが多い。映画の中の世界に引き込まれない。演技がどうとか、セットにリアリティーがないとか、ライトが派手だとか、風の吹き方が妙だとか、そんなことばかり気になる作品がほとんど。
この映画はそのようなことはほとんど感じなかった。(三の城がちょっと…。)仲代達也の演技は如何にも演技なのですが引き込まれてしまう。他の人の動きも、人間の動きとして自然。合戦のシーンも何百人もの一人一人が本気で戦っている感じ。大袈裟な力みはない。
カメラ位置も自分がそこで見ている感じ。今の撮影でよくある、「現実では、こんな高い位置から自分が見ることはない。まぁ、映像としては綺麗だけどね」というものは一つもない。自分がそこに居るような感じになる。
そして構図も美しい。自然の中のシーンも「まさか山の形を変えた訳でもあるまいに」と思ったし、廃城のシーンはセットだと思いますが、構成の中の構図としてよく考えられたものだと、後から感じました(見ているときは、映画の世界に引き込まれているので、そんなことを考える余裕はない)。後から感じるということは、各シーンを覚えているということですが、最近のDVDの映画を観ても、各シーンどころか粗筋でさえ、すぐにあやふやになることもある。

音楽は武満徹。「映画の迫力を引き立たせていいな」と思ったのですが、帰宅後、Wikipedia を読んだら音楽の使い方で、黒澤明と武満徹は喧嘩別れしたとか。低音を強調した使い方に不満があったようですが、映画館での音の聴こえ方を熟知している黒澤明と、純粋に音楽や音として扱ってほしかった武満徹との意見の食い違いだったのかも。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

映画館で観て良かったな & 今更ながら黒澤映画ってすごいな、と思った映画鑑賞でした。

| | コメント (0)

2017年8月10日 (木)

写真展『写真家チェ・ゲバラが見た世界』

タイトルの写真展に「行きたいな~」、と思ったのですが、ここのところなかなか自由に動けない。「近くだったらな~」と思ったら、まま行き易い場所。ちょっと無理して行ってきました。

20170810
写真展『写真家チェ・ゲバラが見た世界』
http://che-guevara.jp/

展示は、「写真」と「説明文が書かれた大きなボード」、そして何箇所かに設置された「モニタから流れるビデオ」。ビデオは全て違った。

会場がそれほど広くなかったこもありますが、全てのモニタに人だかりが出来て、皆真剣に見ている。その周囲の写真は見ることが出来ない。
ほとんどが中高齢者でかつ、幅広い感覚の人たち。男女比も半々くらい(女性の方が多かったかも)。そして皆、写真、説明ボード、ビデオをよく見ていた。

 

彼の名は、エルネスト・ゲバラと言うらしい。「チェ」は何かというと、(ボードに書いてあったのでうる覚えですが)何処だかの言葉で「ねえ、君」を親しみをもって投げかける時に使う言葉だという。旅先で彼がよく使っていたとか。

このことが記されたボードは、入場してすぐにあった。
このことを読んだ私の頭の中には、井上陽水さんの桜三月散歩道が流れた。デートの行き先を彼女と話あう歌なのですが、人が死んだり狂ったりする不思議な歌詞の曲なのです。
http://www.kasi-time.com/item-12222.html

ゲバラの人生は奥さんに支えられた部分も大きかったようだ。ビデオの中でインタビューに答えている姿が幾つもあった。とても知的な雰囲気の人である。
『写真家チェ・ゲバラが見た世界』となっているが、やはり私には「革命家」ゲバラとしか見えなかった。奥さんや子供も命を狙われることもあったのではないかと思いますが、インタビューでは、そのようなことは全く感じなかった。話の内容は、素敵なご主人を思い出話の範囲を出ない感じだった。

 

写真は確かによく撮れている。記者としても職を得ていた時期もあったようだ。
しかし、世界を駆け巡るようになった彼の写真を見ていると、写っている向こうやその手前のことを考えします。工場、遺跡、戦場、それらの背景やこれからなどを考えてしまう。工場や大きな遺跡には人の姿が少ないものが多々あった。そこに写ってなくとも、多くの人が関わったことは感じ取れる。
そんなこともあってか「写真家」ではなく「革命家」「政治家」としか、彼を見ることが出来なかった。

 

あれだけのカリスマ性はどのように築かれたのかに興味があった。
一つは、現場でよく働く。指揮するだけでなく自分が体を動かす。休むことはないそうだ。
このような人は見たことがある。これだけではないと思っていた。

彼は、本をよく読んでいたという。医師の資格も持っていた。勉強が好きだったのだろう程度に思っていたが、とにかく本が好きで文学は、小説だけでなく詩もとても多く読んでいたらしい。そして哲学にのめり込み、マルクス主義に傾倒してゆく。

多くの文字を残したゲバラですが、口から出る言葉もとても魅力的だったのではと想像した。奥さんが二人だけの会話を話すシーンがありますが、ラブラブな雰囲気が伝わってきます。
「チェ!」と声をかけられ、共に働き、語り合えば、彼の魅力の虜になってしまうのでしょう。

キューバの主導者になった彼が「これから国をどうしょうと考えてますか?」と質問されて「それは私が考えることではない。国民が考えることです」とか答えていた。

世の中を変えるには、現場を理屈で組み立てるのではなく、現場の人たちの気持ちを一つすることだ、ということを再認識しました。

 

ゲバラの有名な写真がありますが、若い人はあの写真のTシャツを着ていたりします。私には理解出来ないので、あるとき着ている若者(と言っても渡りより10も若くないと思う)に「あなたは彼の思想を支持しているのですか?」と訊いたことがある。「そういうことはよく知りません。ファンションとして着ているだけです」と。
ゲバラはそういう人じゃないと思うんだけど、と口から出そうになりましたが、「そうですか」で終わりにした。

顔写真だけでも魅力的なゲバラ。

私は、子供の頃、彼のことをゲリラの親分くらいにしかおもっていなかった。今は、歴史上、最もカリスマ性のある人間の一人だと確信している。なので、プリントされたTシャツを何気なく着てしまう人もいるのだろう。

 

子供の頃から本が好きだったのだろう。そして遊ぶことも好きだったようです。病弱にも関わらず激しく体を動かすことを好んだとか。そして大学生から続けた旅。
本の中で多くの人と出会い、遊びで実物の人間を感じ、旅で多くの人と出会い「チェ!」と語り掛け共に働き、しっかり結果を出す。

彼の魅力が理解できた展示でした。

 

それでも最後まで「写真家チェ・ゲバラ」とは思えませんでした。「革命家」の方が本人象に近いですが、「素敵な人」ゲバラが彼を表しているとおもいます。

彼には、どんな肩書をつけても、それ以上のものを感じしまうのでしょう。

人生の何処かで、そんな人と出会いたいものです。

| | コメント (0)

2017年6月18日 (日)

湯を沸かすほどの熱い愛

今日、タイトルの映画(といっても自宅でレンタルDVD)を観た。昼食を外食し、帰宅後、何気なく観た。

二日前には、一緒にレンタルした「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」を観た。私はあのようなステージもアリだと思っている。あれがダメなら今のアイドルも方程式によって作られるような音楽も否定すべきだろう。人を楽しませたり、感動させたり、何か伝わるものがあれば、人に観てもらう価値があると考えている。

 

湯を沸かすほどの熱い愛」の話をしよう。

主人公は、突然自分が癌だと知る。しかも余命二ヶ月の宣告を受ける。
映画がはじまって少ししたらそのシーンとなる。そして、彼女が背負ってきたものが一つ一つ明かされてゆく。限られた余命の中で、自分が背負ってきたものを当事者に引き継いでもらおうとする。それは自分の人生を否定するようにも思えるが、そうするしかない。
限られた時間の中で、何故これほどに前向きでいられたのだろうか。それはたぶん、背負ってきたものから解き放たれることへの期待だったのではないかと感じた。そしてそれと引き換えに、自身が背負わされた運命も清算される期待をもって。
しかし、各人に引き継いでもらったら、そして、清算できない事実を突き付けられ、「もっと生きたい」と強く願う。自分が背負ってきたものがどれだけ大きいものだったのか、背中から降ろしてはじめて見ることができたのだろう。

あまりに多くのものを背負っている主人公を観て「こんなヤツいる訳ない」と思う人もいるだろう。私は私の些細な人生経験から、事実は小説よりも奇なり、を実感している。他人に与えるために、火中の栗を拾うような人たちに出会ってきた。

たしかに、この脚本には歪なものを感じる。しかし、多くのものを背負う人たちの人生の多くは、実は歪なことが多い。なので、わざとこのようにしたのだろう。
その結果は、ネット上にあるこの映画の評価をみれば分かる。

書きたいことは色々あるが、ネットで書くことではないと思うので、この辺りでやめておく。

 

まだ一ヶ月も経っていない。友達が死んでから。数えてみた。ちょうど四週間前だ。ほとんど一ヶ月だった。そんなに経ったと感じられない。もうこの世にいないことは分かっているが、彼を身近に感じる。

その友達も癌だった。多くのものを背負い、多くの人を前向きにさせてくれた人間だった。ときには強引ともいえる物言いで、苦難を直視しろと口にすることもあった。

今日は、その友達の遺品の整理が行われているはずだ。いくつかの荷物は運びだされているはずである。

DVDを観ていたら雨が降ってきた。予想していた以上に強い雨。荷物の運び出しには苦労するだろう。

彼が亡くなった直後に、こんな言葉を知った。

「遣らずの雨」

 

この映画の中でも、主人公がやるべきことを行い、倒れ、入院したとき、雨が降る。
「遣らず」とは「もう逃げられない」という意味なのか。

 

仏教では人が亡くなってから七日ずつ区切りがあるそうだ。
今日は四七日(正確には昨日かな)。この日はどんな意味をもつのだろうかと調べてみたら、「(故人の)言葉に対する罪が裁かれる(その罪が軽くなることを願う?)」日だそうだ。

この映画の主人公が子供に「もっと強くならなきゃダメ!」と言うように、友達も他の癌患者の人たちに「現実を直視しなくちゃダメ!」、とメッセージを送り続けていた。
人によっては、その言葉によりダメージを受ける人もいるのではないかと思っていた。しかし、彼の辛辣な言葉よりも、現実から目を逸らすことができる甘い言葉の方が罪ではないかと、私もおもっている。

 

偶然にしては、あまりよく出来たタイミングでこの映画を観た。
何を観るかは女房任せ。私は観はじめるまで、何を観るのか知りません。

| | コメント (0)

2017年5月15日 (月)

ヒトの傍らで – シナントロープから見た世界

タイトルの展示を見てきた。今日で終わりなので誰のお役にも立てません。備忘録として。

説明はこのあたり。
http://fireside-essay.jp/miyazaki/bird/704.html
http://www.miyazakigaku.net/kouen/675.html

昨日(2017年5月14日)のトークショーに行こうと思ったのですが、メールのトラブル等で諦めました。今日も行かないつもりだったのですが、どうしても行きたくて無理に行ってきました。

 

人が暮らす地域で生きている野生動物の写真展です。
新宿のネズミやアライグマの写真もあれば、かつて多くの人が暮らした鉱山跡地もありました。高原の(もちろん人間用の)遊歩道での写真や福島県の人が暮らさなくなった場所や仮設住宅近くの写真も。
「こんな所にこんな動物が!」という写真がいっぱい。東京の国立インター近くにキツネが歩いている写真もあれば、遊歩道には色々な動物が姿を現しています。昼間、人間が何気なく歩いている場所に

多くの写真は定点カメラ(というのかな。据え置きで自動でシャッターが切れるようになっている)で撮影されたものだと思います。動物たち(時には人間も)の日常の営みが写されています。驚きや力み(威嚇など)がない。誤解を恐れずにいえば「可愛い」。福島県の人が住まなくなった民家に出入りする動物たちの表情は、「今日もちょっと寄らせてもらいますよ」という感じ。イノシシでさえ可愛く見える。

それらの写真に付けられている短いコメントが客観的で、ときに奥深く興味深いこともある。命が繋がっているこの世界を感じている人だから書けるコメントだ。

 

タイトルの「シナントロープ」については、冒頭のリンク先を読んでいただきたい。
それと関連することとして、上記から以下を引用させていただきます。
================
木を一本切っただけでそれを「自然破壊」だと非難してしまうのではなくて、その木がそれまで何をしてきたのか、切られることによって環境がどう変わっていくのか、そこまで考えながら自然を見つめてみることがイマの私たち人類には必要なことではないのか、と感じます。
================

感情から訴えるだけではなく、まず客観的な事実を集め分析し理解し、その結果からこれからのことを考える。

多様性が認められるイマだからこそ、無用な意見の対立を生まないためにも必要なことだと思いました。

| | コメント (0)

2017年3月30日 (木)

2017年3月30日の紀尾井ホールのコンサート

コンサートに行ってきた。
誘われて行ったのですが、事前にタイトルも内容もよく確認できませんでした。分かっていたことは、鈴木直樹さん率いるビッグバンドと山下洋輔さん、日野皓正さんなどが出るということ。プロデュースは神津善行さんらしい。
ホール発表のスケジュールをみても「戦後、若者を熱狂させた ビッグバンドジャズ」とタイトルがあり、出演者は、「神津善行(お話),鈴木直樹とスイングエースオーケストラ(Orch),高橋薫子(Sop) 」だけで、曲目は未定となっている。

事前に知らされていたことはもう一つありました、6,000円の席であること。
山下さん、日野さんが出るのだからこんなものだろうと思ったのですが、終わってみての感想は、「これって10,000円クラスの内容では?」。

もしかしたら、ブログなどに書いてはいけないコンサートだったかもしれない。もし消えても不思議がらないでください。

 

ホールに入る。プログラムを渡される。そこにはタイトルは書かれていない。
直前だったのでチケットは会場で受け取った。チケットには、「ビッグバンドによる戦後直後のジャス・コンサート 再現」とある。
プログラムには音楽のことはほとんど書かれていない。曲目とメンバーの紹介が書かれているが、曲目も「確定ではありません」とある。何が書いてあるかと言うと、神津さんのコラムような内容の文章がある。戦後のジャズについてがメインですが、なんともくだけた(個人的な?)内容のものもある。このコンサートはもう何年もやっていて、パンのお土産つきということも書かれていた。

ますます、「なんなんだろう、このコンサートは?」と。

紀尾井ホールは初めて来た。入って吃驚。ここでジャズやるの?。鈴木さんのバンドだから問題ないだろうけど、と。

一曲目、ムーライト・セレナーデの音が出た瞬間、「うぉ~~~」と思った。プレーヤーが紡ぎだす音色がそのままやってくる。職人達の音が気持ちよく楽しませてくれる。久しぶりに、ガンガンの音楽で眠りそうになった。全部が生だから。音も生ならリズム生。まるで動物と触れ合っているようだ。心から、心地よく興奮させてもらいました。
この時点で、「うんうん、6,000円は安いね」とは感じていました。

二部が始まり、ゲストが次々出てくる。みんな凄い。演奏がどうのレベルではない。楽しい。音楽がどうのでもない。わくわくする。気が付くと、手拍子をし、足を踏み鳴らし、奇声を発していた(隣の人、ゴメンナサイ。たぶん耳が痛くなったと思います)。

特に山下さんの演奏は凄い。噂には聞いていましたが、光を放っているようでした。大勢の大人の中に子供が一人入り、その無邪気さで周りの大人を巻き込み、その一面が暖かい光に包まれるような感じ。
対する日野さんは、次にこうくるなと思ったときには既にきている、という感じ。こちらに光を当ててくれるのですが、こちらが予想する一瞬の間にこちらが期待しているものプラスアルファの光をあててきている。はじめは駆け引きっぽいものを感じましたが、身を委ねておけばいいんだ、となった。
お二人による「俳句」が凄かった。山下さんが出すお題に日野さんが答える。答えに対して山下さんが評する。そんな感じ。壮絶でいて繊細、滑稽でいて超真面目。後から考えれば超絶技巧なのですが、そんなことを考えさせない楽しさ。理論的なことなんて全く頭から抜けて楽しめるだ(なので奇声を発してしまうのだが・汗)。

そんな曲もあり、盛り上がってゆき、最後は鈴木さん定番のシング・シング・シング。大盛り上がりでプログラム終了。

で、アンコールなのですが、神津さんが「ここでレクイエムを」と3月3日に亡くなった友人に送る曲がありました。

 

このコンサート、若い人にも来て欲しいと思いました。若いというのは私世代も含まれます。客席を見ると、多くの人は70歳以上だろうと思われます。皆さん、お洒落。フォーマルの人もカジュアルの人もその人の雰囲気を出している。比較的後ろの方の席だったのですが、お客さんの頭を見るだけでお洒落そうな感じの人ばかり。ホールの雰囲気に負けていない。ステージ上の人たちも皆さん、お洒落。進行役の神津さんは特に紳士然としていました。
そんな会場で、神津さんは、ご自身が戦後体験したこと、感じたこと、後から調べたことなどをお話になりました。中には政治的と解釈できる内容もありましたが、ここではみんなが同じリアクションをする必要はありません。神津さんも個人の記憶、感想、考えとして語り、押しつけは感じません。あくまで個人の話として聞くことが出来る内容です。
戦争というものがどのようなもので、戦後の日本がどのような状況で、そこで生きていた人たちはどうしていたのか。そこに入ってきたジャズ。それは奇妙な立ち位置。そんな話と(直接的ではなく想像を巡らせなければ分からない程度の)戦中戦後の苦労話。実名が出てくる楽しい話。
そのような話もありながら進行してゆく。そこには出来るだけ当時の構成にしたビッグバンドの演奏。(神津さんは「楽譜があるのでジャズ・オーケストラと呼びました」と説明していた)。音楽にも感じるものがありますが、神津さんのお話にも心に湧いてくるものがありました。

私より少し上くらいから、コンサートはみんな一緒(観客同士も)にグルーヴするものという印象がありますが、ステージから発せられる光は同じでも、受け取る方はどう受け取ってもいいという余裕がある。どう受け取るかは観客個々次第ですが、ステージからはっきりと伝えるものがある。それは言葉に拘束されていない。それが確かにある。
最近の音楽に感じる物足りなさが何だったのか、このコンサートに行って理解できました。それは「生」。楽譜以上のもの。演奏以上もの。生きものとして伝わるもの。個々に対して伝えるもの。そういうものだと気が付きました。

やっぱり「生」っていいよね。

会場を出る前に、しっかりパンをゲットしました!

 

家に帰り、いつものように女房の前に座っているおばまを見た時、いつもよりも威厳に満ちて見えました。
ある日突然人間が消えた町で、一年半生き残ったおばま。色々間違っているのではと思うことが多々ありながらも、今でも生きることだけに執念を燃やしているおばま。その生き方は充分すぎるほど伝わっています。

20140330a  20140330b_3

| | コメント (0)

より以前の記事一覧