2019年10月30日 (水)

同行避難(追記)

前回の書込みは、いつものようにほとんど方に読まれていないようです。
同時に、少数ですがしっかり読んでくださり考えようとしている人が必ずいることが確認できたことは嬉しい。

毎度、基本的なことを理解していただきたくて長くなりますが、長いが故に読んでいただけない(悲)。

なので今回は誤解を招くだろうことを覚悟で短く書きます。

■ 前回の要点

平時に、役所に「自分が何処の避難所を利用すべきか」「その避難所でペットの対応がどのようになっているか」確認する。
・同じく平時に、その避難所にペットの対応」を確認する。

 

■ 気づいていただきたいこと

避難所運営は公的サービスではない。(発災初期は時に)地域住民の共助によって行われるもの。
※各自が地域の住民として、避難所運営団体が平時から何をやっているか、自分が手伝えることがないのか、そのような意識を持っていただきたい。
 先の書込みで書きましたが、避難所運営マニュアルの雛型にはペットの受入れが書かれています。しかしそれを実現する準備が進まない。つまり、誰かが協力してその部分を担えば同行避難は現実します

 

■ アメリカのこと

前回の書込みで書いたこと
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日本人は(動物関係は特に)「欧米を手本に」と考えている人が少なからずいるようですが、アメリカのカトリーナ後に整備された法律のことや、その後の避難所のことも調べてみていただきたい。
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(私の書込みとは関係なしに)カトリーナ後に出来た法律について書いているのを読んだ。それは好ましいことだし、そのような情報が広まってほしいとおもうことを先に書いておく。

私が「その後の避難所のことも調べてみていただきたい」と付け加えたのは、法律が出来た(正確には改正された)からと言って、大規模災害が起きたら(手続きなしに)すぐに機能する訳ではないし、法律が機能し始めても、全ての避難所、交通機関が人間の避難と同等に扱ってくれてはいない現実を、自分で調べてみて欲しかったから。

簡単に見つかる記事として、こんなものがある。2017年のバービーの時の記事。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8333.php

日本の大規模災害の時のことを思い出してほしい。
避難所に行くことを諦め自宅で静かに避難している人たちがどれだけ多いことか。たぶんアメリカでも同じだと、私は想像している。

アメリカは懐の深い国ではありますが、結果として(歴史的にも)弱者が存在する国でもあり(災害時だけでなく、いつでも)そのような人たちに手を差し伸べてきているので、同行避難についても弱者保護の一つとして、多く人が自然に捉えることが出来たのだとおもいます。
そのアメリカでも上記記事のような現状があります。

他の何処かの良い部分を参考にすることは良いことですが「他の国がOKなんだから大規模災害時は私も助けらえるべきだ!」と要求し続けるだけではなかなか先に進まないのではないでしょうか。

 

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ここから下は長くなりますので、ご興味ある方だけでお読みください。
感情的な情報に流されずに自分が共に暮らす動物を守りたいと考えている人、次の時代について現実として考えたい人だけ読んでいただければ幸いです。
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■■ 考えてほしいのです ■■

アメリカでも法律で同行避難をするように、としています。日本も同行避難しましょうとしています。そのような風潮にもなっています。
法システムの成熟度は明らかに違い、着実な運用という意味では大きく違いますが、法を基にした制度が存在すること世論感情として「ペットも共に避難すべき」となっていることに違いはないとおもいます。
日本の現状から(私が知る限り)足りないことは、避難所運営について平時から皆で考え協力する姿勢だと感じています。
日本でも平時から対策を考え行動している人たちがいます。そこに目を向けてほしいのです。

外を自由に出歩く猫の問題が誰の目にも分かるような効果が継続的に現れるようになってきたのは、理解・協力してくださる方が増えてきたからだと、私はおもっています。
少数の地道にやってきた人たちの行動から継続的な効果が出てきて、それを見た人たちの中から、少しずつ理解・協力してくださる人たちが出てきて、共に働きかけ、地道な作業を続け、明らかな効果があると認められるようになり、その結果さらに協力者が増え、目覚ましい効果をあげています。
猫の活動は法的な裏付けがほとんどない状況で続けていましたので、一般の方が想像も出来ないようなご苦労があったと耳にしています。それでも理解・協力を積み重ねることが出来れば、先に進めるのです。

同行避難の問題も、理解者・協力者が少しずつ増え、やり方を試行錯誤し、効果が得られるような形にもっていかない限り、円滑な同行避難運営は出来ないのではないでしょうか。
現状、発災時に避難所運営を開設し、苦労しながら運営しても「あの対応が不満だ!」「ペットを一緒に入れてくれないなんて!」と言われてしまいます。これでは、より良くする気持ちも、それ以前の続ける気持ちも萎えてしまっても不思議はありません。
まずは「避難所の運営とは」の理解が広がることを心から祈るばかりです。

 

他に可能性としてあるのは「同行避難・同伴避難ビジネス」が注目されることです。
言葉として不適切かもしれませんが、ペット用の備蓄品や避難時も使えるキャリーなどが出てくるとマスコミなどで扱われ、全体として意識があがることは確かです。
現実として、営利が基本となるものほど情報発信力が強く確実に伝わるものです。
「ビジネス」なる言葉がよろしくないかも知れませんが、行政が行うものや非営利も含むと考えてください(こちらは発信力が弱くなるのが常ですが)。

今まで人間用のモノとして、避難所で床上げできる段ボールや、プライベートを確保するための仕切りなどが開発されたことがマスコミで流れたことがありますが、大きなビジネスにはなっていようです。
人間用のモノが先にないとなかなか難しいのが現実ですから、モノを扱うビジネスは難しいかもしれません。

 

となると、システムというか情報の扱い方、分かり易い形として「アプリ」でしょうか。

現状、同行避難・同伴避難の問題で最も必要とされているのは、発災時に「どの避難所がどのように対応しているか」の情報となります。何度も書きましたが、対応は各避難所の避難所運営マニュアルに書かれていて、事前に情報を集めることが出来ます。
なので、何処かの会社がアプリを作り、情報を集め・整理することが出来れば、大きな一歩となるし、ここから派生するビジネスは幾つもありそうです。

今の話は発災時の運営に焦点をあてた話でしたが、平時の試行錯誤の段階でも、基本情報(災害の種類によって、その避難所にどれらくいの人が来るだろうか、避難経路はどうか、備蓄がどれくらいあって補給をどうするなど)の収集や、平時と発災時の連絡の取り方などを、総合的に円滑にできるアプリがあれば、こちらかも(ビジネス含めて)色々なことが生まれてくるとおもいます。

各避難所別にそのようなデータや手法を積み重ねることに留まらず、広域的にデータを蓄積し、より良い方向性を見出すことが出来るのではないかと考えています。この部分でもITは大いに力になってくれることでしょう。

 

既に「長くて読めねぇよ!」言われること必至なのでここまでにしますが、最後に私の願いを一つだけ書いておきます。

役所や避難所に「確認(電話)して」と先の書込みでは書きましたが、本当にしていただきたいことは、

      避難所運営に目を向けて!

ということ。

 

ペットのことは別にしても、大規模災害時に最後の頼みの綱は、避難所が確実に運営されてるか、ですよね?
そこに目を向けませんか?
それだけなんです。

 

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避難所の運営に深く関わっている方が読んだら「それは出来ない」「理想だよ」「絵に描いた餅」と思われることを、わざと書きました。
現状、一般の人には理解され難い苦労が避難所運営にはあります。今まで書いたことを真剣に検証してゆけば、それに気付くとおもいます。
この書込みが、そのような機会になれればと密かに祈っています。

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2006年12月14日 (木)

お知らせ

明日、明後日は、世田谷ボロ市です。
明日は平日なので比較的空いていると思います。
それでも、犬連れはお勧めできません。

来月も、15日、16日。

http://www.setagaya-line.com/trip/boroichi/

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2005年3月23日 (水)

世の中、早い

ここのところ、忙しい。忙しいのに慣れていないので、尚更、時間がない。

そんな中、ふと「海賊事件はどうなったかな?」とインターネット上のニュースを調べる。新たなニュースを見つけるのに苦労してしまった。もう既に過去の事件扱いのようだ。

解放されたと昨日報じられて、そこまではニュースを読んだ。その後の、身代金がどうだとか、解放のされかたがどうだったのか、などを知りたかったのだが、ほんの1~2日でもう昔の話し扱いに感じた。

確かに、国連の動きも気になる。敵国条項の削除、常任理事国制度の改革など、日本に大きく関わる話しも多い。

(個人的な)身の回りの話でも、何かと動きのある昨今です。今年も変動の一年になるみたいですね。(変わらないのは、自分だけ?・笑)

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