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2019年5月27日 (月)

俺、つしま2(漫画)

20190527 やっと発売された「俺、つしま2」。早速入手しました。

ご存じない方は、予告編やらTwitterやら見ていただきたい。
猫の漫画です。

猫が外を自由に出歩くシーンが出てきますので、そのような内容のものを(表現の如何に関わらず)否定される方は、これ以上読まないでいただければ幸いです。

20年以上前の話になりますが、畑正憲氏のテレビ番組やサザエさんのたまについて否定的を飛び越えて、絶対悪的に語る人たちの意見も聞いたことがありますが、私には「そこまで悪影響あるかな?」「そうだとしたら、他にもいっぱいあると思うんだけど」と納得しきれないものがありました(一部は理解できましたが)。

これは漫画です。実際にあったことのように書かれていますが、冷静に考えればフィクションです。エンターテイメントです。

 

この作品というか作者の凄いところは、単行本を出したがっていると感じないところ。「アルバムじゃないよ、ライブに来てよ」と語るバンドマンのように。
どうも、とても多くの絵を描いているようです。Twitter上でも他にアカウントを持ち発表しているようだし、前回の第一巻のときもそうだったのですが、本が発売されると、サービスで色紙などに絵を描くのですがそのレベルが高いし、数が多い。

20190527b先日、東京藝術大学のアートプラザなるところで「猫展」をやっていました。そこでこちらのグッズ(Tシャツなど)が販売されたそうですが、入荷した日か次の日には売り切れ。今のアーティストの卵たちの心に響くものがあるのだとおもいます。

この猫展、仕事の関係で場所的、時間的に行ける時があったので行ってきました。
さすがは藝大だなとおもう作品の数々。今の藝術というものに「うんうん、そうだよな」とおもったものでした(「卵」なんて言えない作品ばかり) 。
私が行ったときは、こちらの第一巻は売られていましたがグッズは完売。ガチャガチャの中は空。

 

この作品は、明治から昭和の高度成長期までのにおいがぷんぷんします。
表紙の絵もそうだ。そして表紙をめくると「この絵は、そんなに真剣に見るものじゃないよ、漫画だよ」と言わんばかりの仕掛けがあるところも。
Twitter上では漫画としてもとても見ごたえあるものを描いていますが、出版物になると少々大人しくなるようで、そこは残念でもあり、元を知っている自分が嬉しくもある。
「これって、あれだよね」があちらこちらにあって、日本が元気だった時代を思い出させてくれる。記憶力の弱い私は、女房の助けを借りて「これって、なんだっけ?」を解決しながら楽しんでいます。

本に収められた作品は、単発物が多いのですが長編もある。それがTwitter上で発表されたときの方法がなかなか良かった。この辺りにも「現代アーティスト」を感じます。

文章やストーリーも「これって、あれだよね」や「あるある」がいっぱい。時には「これって、どうなるの?、どうなっているの?」と思わせる。楽しませてくれる表現。

 

おばまと暮らす者として書いておかねばならぬことがあります。

177ページ。そう「Yes, we cat!」。

そして187-188の「ボビー」の話。
押し入れに籠っている猫。飼い主家族はそれを悲観しないし、彼のことを理解している。
そして話は続いてゆく。 

おばまは、昨日から、また押し入れのヒトになっています。
調子悪いのかな。

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コメント

ボビーの居るところは、薄暗いけど「押し入れ」ではなくベッドの上かも。

投稿: 弓削明久 | 2019年5月31日 (金) 11時27分

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