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2019年3月19日 (火)

淡々とやっていられない時代(その3:文字コード)

「犬とゆく」を20年以上続けている。
20年前といえば、Windows98 の頃である。「パソコンといえばMS-DOS」の時代は終わったとはいえ、多少引きずっていた。ファイル名は8文字.3文字でないと誤動作するプログラムがあったり、ハイホンやスペースが使えなかったり。なので未だに「犬とゆく」のhtmlファイルの拡張子が「htm」なのです。

その程度ことは可愛いもので、この10年くらいは諸々の進歩が速い。気が付いたときには、「照れ笑いして誤魔化すしかない」状態になっていたりする。

笑って誤魔化しても表示されればいい。中身を見られて「ここまでド素人なのか」と思われるのは当然のこと。しかし、表示されなかったり、文字化けして読めなかったりしたことが何度かあった。

その原因のほとんどが、文字コードによるものだった。

私が本格的にパソコンに触れるようになったのは、30年ちょっと前くらいだろうか。バブルの頃にプログラマーという仕事をしていた。もう少しでシステム・エンジニアと呼ばれてもいい領域に入りそうだったが、体がもたなかった。

その頃のパソコンは、世界的に見れば、アメリカ中心で言語は英語。アルファベットが基本。日本語なんて日本人しか使わないし、世界中がネットで繋がっている世の中ではなかったので、自分の所のことだけ考えていればいい時代だった。

英語を表現するには、16進数で 0x00 から 0xFF までの256個の数字で表現すれば良かった。大文字小文字のアルファベットと数字と幾つかの表示できる記号と表示出来ない記号、制御文字などが、256で収まっていた。

コンピューターの本場の人たちは日本語のことなんて考えてくれる必要もない。なので、日本語対応は日本で考えられた。そして、一般的に使われるようになったのが、Shift JIS と呼ばれるコード。今でもこれや、これとちょっとだけ違うものが使われている。

 

日本国内の利用であれば、これらで良かったのですが、世界が繋がるようになると、海外のパソコンでも日本語を見たい人が増えた。日本に暮らしていても、英語以外の文字で作られたサイトを見る人も多くなった。
そして出来たのが、Unicode という文字コードで、現在はこれが主流になっています。 UTF-8 というものが日本でも標準になっている。

UTF-8 が主流になりつつあった時点で千以上のページを作ってしまっていたので、変えることは出来ず、今に至っています。

ちょっと詳しい人にこれを知られると、「生きる化石?」と思われてしまうが仕方ない。


何を思われても動けばいい。しかし、急に動かなくなったり、文字化けを起こすようになったこともあった。

一つはブラウザが、文字コードに対して厳格になった時期がった。
昔は、Shift JIS で書いておけば、どうにか処理してくれたものですが、その後、UTF-8 が標準になり、Shift JIS で書いた場合は、しっかりその旨を書かねばならなくなり、書き忘れていたりすると、文字化けしてしまった。

さらに、フルページ・モードを動かすための PHP というプログラム言語もバージョンを上げる度に、日本語処理の仕様を変えてきて、急に不具合が起こることがありました。
しっかり、仕様変更を勉強して対応すべきなのですが、そこまでやっている余裕がなくなってきました。

世の中、昔のやり方で淡々と続けられなくなりました。世界標準が変わってしまう。今まで表示されていた html が文字化けしたり、PHP が正しく動かなくなったり。長年やってきた方法では許してくれない。

こんな愚痴っぽいことをダラダラ書いて何を言いたいかというと、以上のような問題で「犬とゆく」が続けられなくなることが、遠くない将来ありそうだ、ということです。

急に辞めざるを得なくなったときの言い訳をしておいたようなもの

 

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