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2019年2月23日 (土)

ヒグチユウコ展 CIRCUS

20190223a2月21日(木)、平日の午後に世田谷文学館で行われている、タイトルの展示を観てきました。

消えてしまうとおもいますがプレスリリースはこちら。特設サイトはこちら
観てきた感想を一言でいうと、「これで 800円は安い!」。見応えある作品がいっぱいでした。

女房に誘われて行きましたが、私はヒグチユウコという人のことをよく知りませんでした。
会場に入ったら、「なんか見たことある」となり、「あぁ、これ知ってる」というキャラクターも。そんなこと抜きにしても楽しい、そして興味深い展示でした。

20190223i絵や立体作品が並べられているだけではく、覗き穴やシートをめくったり絵本の見本が何箇所にも置かれて見ることが出来たり。初期の作品を見ることができたのもよかったです。

上半身が猫、下半身が蛸、手は蛇のギュスターヴくんやひとつめちゃんなど定番のキャラクターだけではなく、今井昌代さんとのコラボ、カカオカー・レーシング、女の子の一連の作品(ホラーと名付けられているようです)などなど。こちらの本 (「バベルの塔」展はタラ夫くんが宣伝していましたね)の中の絵の原画も何点かありました。
どれも独特な世界観があり、時に衝撃的なのですが、最も衝撃的だったのは「きのこ会議」。きのこたちが自分を守るために策を講じるのですが、その結末は!!

多くの作品を見ていて、創作活動が好きで好きで仕方がない人なんだな、と感じたと共に「どんなものも見てみよう」または「自分が嫌いなもの、拒否したくなるもの、醜いとおもうものこそしっかり見よう」とおもっているのか(怖いもの見たさ?)、何をどう描いても自分のものにしている。しっかり見ている。
なので、緻密な絵の隙間に埋められた何気ない絵もしっかり描かれてことに驚く。動植物をモチーフにした絵がほとんどですが博物画のような雰囲気があり、内臓が描かれていたりもする。

ギュスターヴくん他、猫をモチーフにしたものが多かったのですが、猫の他にインパクトがあったのがワニ。オブジェもありました。
そんなこともあり、「俺、つしま」や「ワニ男爵」を思い出した。どちらの作者よりも、ヒグチさんの方が幅広くそして深く対象を見ようとしている。表現も幅広く深い。その情熱のようなものに恐ろしさすら感じた。

何をするのもネットやパソコンを使い、すぐに答えを出すのが当たり前の時代に、それとは別の世界がありました。

会場の世田谷文学館は不便な場所にありますが、そこを差引いても、これらの展示が、800円で観ることが出来たのはラッキーでした。

 

有料の展示会場は撮影禁止でしたが、一階の広間に大きな展示があり、これらは撮影NGではないようだったので撮ってきました。

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20190223hこれらが展示されている近くに、グッズ売り場があり充実していました。
GUCCI ともコラボしているアーチストなので、高いかなとおもったのですが、そのようなことはありませんでした。

会期末まで一ヶ月以上ある平日に行ったにも関わらず、ガラガラという感じではなく、人気の高さを実感しました。行列が進まなければ見ることが出来ないという程でもありませんでしたが、覗き穴や見本の絵本はゆっくり見ることはできませんでした。

ヒグチさんが好きな方、一度よく見たいとおもっている方、興味をおもちの方、早めの平日に行くことをお勧めします。

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