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2018年10月21日 (日)

補助犬の入店拒否

一ヶ月くらい前に、「犬と暮らす生活」「犬と過ごす時間」という記事の中で、犬などを連れて入店拒否されることが、この日本で当たり前のことになってと書いた。このときは「飼い主目線」からの考えを書きましたが、お店側目線だとちょっと違うのかな、とおもうことがありましたので書いておきます。
飼い主からすれば「ちゃんと考慮している」とおもっていても、それが通じない・理解されないこともあります。一見の店であれば、そうなることもあるでしょう。そのようなことを考えさせられた内容のものを読んだので紹介します。

あの記事をアップして一週間くらいしたときだったとおもう。ネット上で、とあるお店の店主が「盲導犬連れの人が利用したいとやってきたけど、そのときのお店の状況から判断して断った」という話を読んだ。

まとめとか云うタイプのものらしい
http://totalmatomedia.blog.fc2.com/blog-entry-5436.html

元はこちらで更に色々と書き込まれていて「こんな考え方・感じ方の人もいるんだ」とおもいました。読みにくいですが「世の中、こんな感じなんだ」を理解するのにはとても参考になるとおもいます。
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1446818274/

よく見ていただければ分かりますが、2015年のものです。少し前のものですが、補助犬法が出来る以前に比べたら全体の意識は上がってきているとおもいます。
また、興味のある方は「元」の方の最後の二つの発言を読んでいただきたい。まとめには載っていません。私はこれが本当なのか分かりませんが、法運用上そうなっているのかもしれません。

それ以前に、そのような事実があったのかも確かではありません。このような場所では話を作って(反応をみるために)アップすることもあるそうです。
それはそれとして、「世の中、そうだよなぁ~」とおもったので、こちらに備忘録的に書き残そうとおもいました。

 

「元」を読まないと全体が分からないのですが、読みにくいとおもうので、もう少し詳しく書いておきます。

盲導犬を連れた人ともう一人付き添いのような人が一緒に店に入ってきた。その人たちは一見さんで、店主は初めて見るお客さん。
店主は補助犬法のことは知っているようですが、お店の状況やいきなり犬を入れてきたことから、断ったそうです。
「付き添いの方が犬と一緒に外で待ち、ユーザーの方だけが食事をしてはどうか」とも提案したとか。
付き添いの人は簡単には納得せず言い争いの様になり「協会の者を来させる」との旨を残して去って行った。

 

興味のある方は「元」の方を読んでいただきたいのですが、読んでゆくうちに(法律上はあってはならないことですが)「店主の気持ちも分かるような」と私はおもってきたし、お客さん側(やり取りは付き添いのような人だけのようなのでその人?)が何故その店に固執するのかが疑問でした。
私も初めての店に入り、理由は分からないけど「帰ってほしい」と感じる対応をされたことがあり、素直に店を出たことがあります。初めての店で混雑しているときだったとおもいます。

小さな個人的な店では、突然現れた盲導犬ユーザーに十分な対応をとるのは難しいのではないかとおもうこともあります。
逆に大企業が運営している飲食店では充分な従業員教育や設備なども行っているのではないでしょうか。
そのようなことも含めて、この店に固執した理由が分かりません。
 

店主の方と付き添いの方の考えに隔たりが出来てしまった理由はなんだろう、と考えてみました。

まず、大衆的な飲食店では簡単に(普通に考えたらトラブルが起きそうもないことが原因でも)トラブルが起きることもあり、起きてしまうとお店には大きな損害がでるし、他のお客さんたちにも迷惑がかかってしまうことを店主側は身にしみていますが、お客さん側(この件では「付き添いの人」)はそれほどでもないとおもっているのではないか。起こってしまったときの被害の大きさを理解できないのではないか。

これは、犬連れOKの飲食店や宿泊施設を運営している人たちとお話していると、そのような話はよく出てくる。なので、犬連れ専用にして運営することを選ぶ店主が多くなる。

補助犬ではなく、犬連れ一般の話になりますが、日本人の多くは(犬連れ専用ではない)飲食店に犬が入ってくることに慣れていないので、入ってきたら気分を害して当然と思い込んでいる人(このお店の店主も「客の立場だったら」と書いていますね)もいるし、ついちょっかいを出してしまう人もいる。犬連れの方も「可愛い」と言ってもらえれば嬉しい人がいて、「話しかけてオーラ」を出しまくりの人もいたりします。

盲導犬に限ったことを加えれば、衛生上問題にならようにしていることも知らない人もいるようです。さらに加えれば、一般の飼い主であっても、犬連れ専用でない店を日常的に利用する人は、日常的に衛生面には配慮しています。しかし、それを理解していない周囲のお客さんは確実にいます。「犬といえば外で飼うもの」という感覚を持っている人ならそのように考えて当然だとおもいます。

 

このような現状において、補助犬関係者側は何かやっているかと問われれば、昔から啓発活動を行っています。特に法律が出来る1~2年前にキャンペーン的な活動が活発だったことを憶えている方もいらっしゃるとおもいます。(その更に前から「活動をしていますよ」的なアピールもありましたし、日盲の都築もできた頃だったし。)

法律について調べてみたら、平成14年(2002年)の5月に成立し同年10月からの施行です。法律の多くは成立から施行まで一年くらいはあるものですが、この法律は半年もありません。
ただし「同伴を拒んではならない」と定めている第九条は、附則により次の年(平成15年)の十月一日からの施行となっています(訓練に関することは平成15年四月一日から)。

一部遅れて(猶予期間をもって)の施行があるにせよ、法律として成立から施行までが短いことからも、当時勢いがあったことを汲み取ることができるとおもいます。
あの当時に比べればマスコミの記事になることは減りましたが、地道に啓発活動は続けているようです。
私が初めて知った頃(1995年頃)、「大人に対して行うことは機会を設けるだけでも大変なので、子供に対して積極的に行うようにしています」と学校や各種イベントなどで行っていました(今もそうだとおもいます)。

1990年代は盲導犬の育成が盛んになった時代でもあったと記憶しています。団体の数も増えたような記憶があるし、訓練方法についても注目されるようになった記憶もあります。

犬一般に対しての認識は、その頃(東京でも)「大型犬は外飼いだよね」と言っても驚かれない時代でした(今のような厳しい夏になったのは、1994年くらいから)。犬に対しての認識もこの25年くらいで大きく変わりました。
1990年代は犬連れに対する目も変わってきた時期ですが、犬連れをしていた私としての実感は、やはり子供たちの変化が大きかったです。
「触ってもいいですか?」と聞いてくるのは子供で、その親が飼い主無視で犬を触りまくったりもされました。これも盲導犬(まだ日本では聴導犬も介助犬も法的には認められていませんでした)関係の団体が啓発活動してくれたお陰なのではと想像しています。

私が盲導犬関係の団体の活動を知るようになってから25年弱。確かに若年層の人たちの意識は善い方向に向いてきていると感じます。どちらかと言えば中高年の方に「犬と云えば外飼い」的な感覚が残っているのではないかと感じる場面があります。

このような感覚の人が極めて珍しいと言えるくらいにならない限り、お店の人のご苦労はなくならず、今回のようなことが起こっても、「日本では仕方ないこと」と言われ続けることでしょう。
そのことを、いつも忘れないようにしたいとおもいます。

 

最後に簡単に(とっても乱暴に)まとめさせていだきます。
今回のことについて、その原因を考えるならば、以下の二点だと私は考えています。

・ 飲食店や宿泊業も含む、水商売と呼ばれる方々のご苦労を理解していない人が多い。
・ まだまだ「犬は外飼い」的な感覚の人もいる。

さらに(とても私的な考えを)付け加えさせていただけは、

・ 犬連れ専用ではない飲食店等では、犬はその存在が分からないくらいにし、お店を利用させていただくことだけを目的とするべきですが、連れている人が、または周囲の人(店内の他のお客さん)が店内で犬の相手をしてしまうようなケースもある。

以上のように感じています。

 

このような状況に対して(普通の飼い主が)「犬と暮らし、更に皆さんに受け入れられるようにお出かけするにはどうすればいいのか、どうしているのか」を知る機会になればと考え、「犬とゆく」を続けています。

 

最後に参考まで。

法律とは「身体障害者補助犬法」といいます。その第9条はこのようになっています。
第九条
前二条に定めるもののほか、不特定かつ多数の者が利用する施設を管理する者は、当該施設を身体障害者が利用する場合において身体障害者補助犬を同伴することを拒んではならない。ただし、身体障害者補助犬の同伴により当該施設に著しい損害が発生し、又は当該施設を利用する者が著しい損害を受けるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合は、この限りでない。

参考事例。ちなみに上記法律に罰則はありませんが行政指導があります。
もう一つ参考ページ

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2018年10月14日 (日)

9月の「犬とゆく」

とんでもなく暑かった夏が過ぎ去り、急に肌寒くなった日があったりの9月でしたが如何お過ごしでしょうか。

日中の気温も下がってきて、本格的な犬とのお出かけシーズンになりました(それでも日中車の中に犬を置いてゆくときはくれぐれもご注意ください)。「犬とゆく」の情報が皆様のお役に立てれば嬉しいです。

9月も週一ペース以上の公開がありました。投稿してくださる皆様のお陰です!
9月の公開数は7件。年間通算57件。

 

■公開以外の情報
リンク切れ、リンクアドレス変更などありましたが、たぶんまだまだリンク切れになっている箇所があるとおもいます。お気付きの方は、お知らせいただけると幸いです。

 

■9月の公開した情報

あかぼり小菊の里
群馬県伊勢崎市にある眺望のよい花(小菊)の公園。10月末から11月中旬が見頃。この頃に行きましょう!
9月最後の「ぐりーんふらわー牧場・大胡」や10月に入ってから公開された「世界の名犬牧場」から近いようなので、お花好きの方はセットで行くといいかも。

きりの実
群長野県駒ヶ根市にある蕎麦や丼ものの店。しっかり食べられる。価格もお手頃。
場所を確認すると「何故ここに?」と私はおもいました。どうも地元で人気のお店のようです。

pasta & pizza garden MARJORAM(マジョラム)
山梨県小淵沢市にある木々や花々に囲まれたピザやパスタのお店。山麓にきたのならこのような雰囲気のお店に行きたいものですね。
周囲には他にも飲食店がありますし、その他観光施設もあります。

ハルニレテラス
長野県軽井沢町にある星野リゾートの中にあるショッピングモール。犬連れで食事が出来る店もあります。
人気スポットなので混雑しているときもあります。平日やオフシーズンに行くのもいいかも。

ワンWANランRUN(道の駅南きよさと内のドッグラン)
山梨県の「道の駅南きよさと」内のドッグラン。リフトカーに乗って「南八ヶ岳 花の森公園」へも行けます。
初夏の鯉のぼりが有名ですが、道の駅で買い物ができますし、ちょっと花の森公園へ行くのもいいものです。リフトカーからの景色はなかなかです。

横川SA下り(上信越道)
上信越自動車道を下り(長野県方面)松井田妙義インターと碓氷軽井沢インターの間にあるサービスエリア。犬と散歩をするための場所がある。ドッグランではありません。
個人的にこのような施設が増えてくれればいいとおもうし、さらには(飼い主さんたちのマナーが向上して)犬連れに限らず、長距離ドライブ中に一息つける緑の公園的なものがあちこちに出来て、そこに犬も一緒に歩いているような世の中になってほしいです。

ぐりーんふらわー牧場・大胡
群馬県前橋市にある広い公園。犬の散歩にいい。動物がいたり、風車があったり。農産物直売所(犬は不可)もあります。
9月最初に紹介した「あかぼり小菊の里」も近いですし、10月最初に紹介した「世界の名犬牧場」も近いです!
「あかぼり小菊の里」のシーズン中にこれらに行くのがいいかも。10月下旬から11月上旬が見ごろのようです!

 

飲食店や宿泊施設以外の投稿が増えています。
犬とのドライブ中に「ちょっと歩かせたいな」「目的地に着く前に軽くトイレを済ませておきたいな」と考えることがあるとおもいます。
こじんまりとした施設で散歩が出来る程度でも(お土産やさんや飲食施設がなくても)、犬連れ旅行者としては有り難いものです。
犬とゆく」は、そんな施設も紹介しています。

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2018年10月 7日 (日)

チャイニーズレストラン サニー(世田谷線松原駅近く) と 世田谷線沿線の秋のお祭り

昨日(2018年10月6日)は、世田谷線つまみぐいウォーキングに参加してきました。
ここ何年か続けて参加しているのですが、ゆっくりまわっていると人気の商品はなくなってしまうので、今年はとても急いでまわったのですが、どこも行列できることなく、落ち着いて食べることが出来、「写真撮る余裕くらいあったなぁ」と反省。
一緒に歩いた女房は「こんなに急いで修行みたい!」とご立腹。

そんな一日でしたが、その中で新しいお店を発見。
つまみぐいウォーキングのときは麻婆豆腐丼を提供してくださいました。受け取ったときに「ご飯が多いな」とおもったのですが、山椒の利きからして「ご飯、これくらい必要かも」とおもったものです。
そのお店が、世田谷線松原駅近くの「チャイニーズレストラン サニー」。その麻婆豆腐丼だけでも、「なかなかですな」と感じるものがありました。食べログの口コミにもありますが、「外観に反して美味しすぎる! 」、そんな感じです。

今日(2018年10月7日)、ランチで利用してみました。
20181007a  20181007b

10月なのに暑い日でした。なので世田谷線に乗って松原駅まで。(世田谷線は全線歩くことも普通にできます。世田谷線つまみぐいウォーキングのときは全線歩きました。)
11時半くらいでしたが、この日、最初のお客さんだったようです。私たちの後から二人連れのお客さんが3組入ってきていました。

私は山椒の辛いのが苦手なので「豚肉とザーサイのあんかけ麺」、女房は「汁なし坦坦麺」、どちらも、小鉢、ミニ丼、デザート付きで 800円!

20181007c  20181007d

20181007eまず、女房の坦々麺が出てきた。山椒がしっかり利いていて「これぞ坦々麺」という感じです(松陰神社前の五指山ほどマニアックな感じではありません)。
私のあんかけ麺は、しっかりと出汁をとった中華スープをベースに日本人が好みそうな味に仕上げたスープ と 上品に仕上げたあんかけに細麺を絡めていただきました。私はスープが美味しくてとても嬉しかった。
料理本体の量もそこそこあり、それに「春雨の小鉢」に「ミニ丼」がついています。「ふぅ~」と喜びのため息をついていると、デザート(杏仁豆腐)が出てきました。

これで 800円!、何かの間違えではないのか、とおもうほどのコストパフォーマンスです。

 

20181007f世田谷区民以外関係のないことですが、共通商品券が利用できることが明示されているのも嬉しかったです。区全体としては別のステッカーがあるのですが、それが少々分かり難い。このステッカーは嬉しいです。
商店会の心意気を感じました。

 

お昼過ぎでとても暑かったのですが、腹ごなしに自宅までの3駅ほど歩くことに。3駅と言っても普通の電車換算なら1駅分もないかも。

松原駅の踏切を渡って少し歩くと六所神社があります。この日は夕方からコンサートがあるとのことで、その準備が進められていました。
お知らせは、HPFaceBookにありました。

コンサートは16時からなのに、入口には人が集まっている。人気のイベントなんだなぁとおもったら、どうもポケモンゴーの関係のようでした。

20181007h  20181007g



秋は、世田谷線沿線でお祭りがつづきます。
帰り道、豪徳寺駅前の商店街では「沖縄祭り」がやっていました。FaceBookを見つけましたがこんな感じ

情報がもっとほしいとおもうのですが、「世田谷線つまみぐいウォーキング」もそうだし、近所の大きなイベント、「世田谷ボロ市」もそうなのですが、公式の詳細情報(どんなお店が出るとか)が出ていないことが多いです。

世田谷線沿線の秋のお祭りの情報を探したのですが、こちらこちら。まとめて全部載っているページが見つからないのも残念。

なぜか世田谷ってこうなんです。

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2018年10月 4日 (木)

野鳥を助けたい

9月30日から10月1日かけて、とても風の強い台風がやってきた。東京では、JRが台風が来る時間にあわせて運行を見合わせることを発表していた。日曜日だったので、大きなイベントも開催を取りやめるほどだった。

そんな9月30日の朝、「店の駐車場に野鳥がうずくまっています。どうしたらいいでしょうか」と電話が架かってきました。場所は東京ではなく、「では、そちらまで参ります」とは言えない距離の場所だった。

もう2年以上前になりますが黒鵜を助けたことがあります。そのときに、犬や猫と違って自分だけではどうにもならなかったし、その他の協力者を得るのが難しかった記憶があります。

 

もし、あなたの家の敷地や隣家との境に野鳥がうずくまって動けない場合、どうしたらいいのか?、そんなとき、お役に立てそうなことをまとめておきます。

 

 

動物病院や町内の掲示板で「巣から落ちてきた野鳥の雛をみつけても、保護しないように」と書かれたポスターなどを見た方もいらっしゃるとおもいます。

東京都の場合、こちらのページに以下のようなことが書かれています。

・近くに巣がある場合は、巣に戻してあげましょう。
・少し離れて遠くから見守りましょう。

危険な状態であれば

・小さな箱などに入れて、近くの木の枝などに移してあげてください。

そしてこんなことも書かれています。

・ なお、産まれた全てのヒナが成鳥になるわけではありません。小さな小鳥を食べて生きている動物もたくさんいます。ヒナの生命が他の生き物へ受け継がれていくことは、自然の生態系の中でとても重要なことなのです。

 

以上は「雛」のことですが、黒鵜も今回の鳥も雛ではありませんでした。ケガをした野鳥を見つけたとき のことは、こちらのページ(前述と同じ)にありました。

・保護して東京都に連絡してください

・動物病院を紹介できる場合がありますが、動物の種類によってはできません。

 

実際に、目の前に動けなくなっている野鳥がいたら、これだけで対応できるでしょうか?
黒鵜のときも、今回も「どうやって捕まえよう?」と悩んだのです。黒鵜のときは公園だったので公園管理事務所の方が来てくださったのですが、今回は私有地なので自分でどうにかしなければなりません。

下手な捕まえ方をして、更にケガをさせてしまうのではないか、また、逃げられて道に出て行ってしまい、車や自転車に轢かれてしまったり、猫に襲われたりしないかと心配になり、捕まえるのに躊躇しました。

もしかしたら回復するかもしれないと考え、食べ物を与えることを思いついたとしても、野鳥の場合、食べるものが限られていることがあります。また、目の前にいつも食べている物を置いても食べないケースもあるそうです。

こんなこともあるので、まずやることは、種類を特定すること
写真を撮り詳しい人に見てもらい、鳥の種類を特定してもらうこと。そこから、捕まえ方など、その後のことを教えてもらうのが良さそうです。
法律上も種類によって扱いが違うことがありますので、種類の特定は重要だとおもいました。

 

今回の場合、ここまでもなかなか進みませんでした。
近づくと移動してしまい道に出てしまったらどうしようと心配で、近くで写真もなかなか撮れませんでした。
また、この日は日曜日でお役所や日本野鳥の会など、どこも連絡がつかなかったのです。あれこれと情報を集めていたら、動物病院ペットショップでいい情報が得られるかも、ということになりました。

今回のケースでは、車で行けそうな範囲で鳥を得意としている動物病院に電話を架けても「こちらでは捕獲できません」だし、相談できそうなペットショップも見当たりませんでした。

 

悩んだ末に素手で捕獲を試みてみようとなりました。その結果、やはり走って逃げてしまい捕まらなかったそうです。そのときに、どうも羽がちょっと折れているようだということが分かりました。

 

その鳥は駐車場から隣家との間の隙間に移動し、あの強風の台風の一夜を過ごしたそうです。

 

台風一過の晴れた月曜日。
現地の人は、お役所や野鳥の愛護団体などに電話を架けまくったそうです。その返答はどこも「こちらでは捕獲しません」。とあるところは「連れてくれば対応します」と。しかし、捕まえ方が分からない。

電話を架けまくった中の愛護団体で、そのような種類の鳥の一般的な捕まえ方を教えていただいたそうです。その通りにやってみたら、実に呆気なく捕まったそうです。

 

やはり、種類を特定し、詳しい人に聞く、これが大事だなとおもいました。

法律で野生動物は勝手に保護してはいけないことになっていますので、必ずお役所に相談することもお忘れなく(だったら日曜日も連絡つくようにしてほしいですけど)。

 

今回の鳥は準絶滅危惧種でした(検索ページはこちら)。「そういうことなら、特別扱いしてあげよう」となるかとおもったのですが、そのようなこともなく野鳥一般として扱われました。
絶滅危惧種や準絶滅危惧種は動物園が対応してくれる可能性があることも教えていただいたのですが、現場周辺にそのような余裕がありそうな動物園は見当たりませんでした。

街中で暮らしている人間は「怪我をしたら治療」とおもってしまうのですが、野生ではそのようなことはせず自然のルールに任せる(前述の文章だと「ヒナの生命が他の生き物へ受け継がれていくことは、自然の生態系の中でとても重要なことなのです」など)のが(法律などでも)基本なんだなと再認識しました。

この辺りに違和感を抱きましたが、このような決まりごとの下、お役所は対応していることを頭に入れて行動すると、効率よく動けるだろうと感じました。

 

私も知識がなく色々調べたり、詳しい人、似たような経験をした人に連絡をしまくり、つくづく犬や猫とは違うな、とおもった二日間でした。
野鳥と比べると、犬や猫は動愛法で守られているし、情報も多々あるし、協力者も見つかり易いです。

 

最後に、この二日間無知な素人のどたばたに真摯にお付き合いいただいた皆様には心から感謝申し上げます。

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