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2017年8月 8日 (火)

夜廻り猫 【第二九一話】

この漫画を見て、「私もそうおもう」と感じた方、少なからずいるではないだろうか。

http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/291

団体側の対応ももっともだとおもう。そうならざるを得ない状況も理解している。

それは譲渡会だけではない。
2000年施行以降、約五年ごとに改正される「動物の愛護及び管理に関する法律」とその周辺の基準や規則を読んでいると、同様のことを感じる。

もう一年近く前だろうか。「お金のない人は犬を飼ってはいけない」というような発言が注目された。これももっともだとおもう。しかし、何かがしっくりこないものがある。

この日本において、この若者のように考えるのは普通のことでした。それに対し、生涯飼育の全うすることを考えれば三コマ目の考えは当然であり、それをしっかり考えていない人の中から問題を起こす人も出てきてしまったことも事実。
そんな時代の流れを知らずに譲渡会へ行った人が、「時代は変わったんです。もうこれが常識なんです。だからあなたには渡せません」は酷だと思う。

東日本大震災が起こる前は、引き取りたいという人は(今に比べれば)少なかった。引き取りたいと考える人間が増えた理由については、流行と言ってもいいような側面もありますが、基本的なことが知られるようになった。その知られるようになった原動力の一つが「流行」であったことも否めない。

知られるようになったこととして、住宅街に於いては完全室内飼育が原則であることと、避妊去勢した猫であれば、猫にとってもストレスが少なく室内飼い出来ることがある。インターネットを利用する人が増え、そのような情報に触れる人が増えたことも大きいだろう。書籍や雑誌なども出版されている。

このように「里親になりたい!」と考える人が増えたことはなんとなく理解できる。

 

この漫画の中の三コマ目で、猫の里親にと申し出た若者に以下の説明をもって「無理です」と告げる。

------------------
あなたの
収入が途絶えたら?
病気になったら?バックアップ体制は
無しですか?
------------------

このような活動をしている団体の中にも、資金繰りが上手くいかず、動物たちの管理がお手上げになった団体もある。
代表の人が倒れたらやっていけないのでは?、と思う団体もある。
「私達頑張ります!」と孤軍奮闘しているような団体も昔は多かった。

そのようなことから、このような団体は法律で監視される対象となった。しかし、その監視もまだまだ行き届いていないと感じる。現実問題として、「さてどうやって監視しましょう」となると確かに大変なことである。常に見張っている訳にもいかないし。

団体の監視の方法が確立されれば、里親希望者の判定方法にも活かせるかもしれませんね。

 

発展途上の現状が、よく分かる漫画だとおもいました。

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