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2017年8月18日 (金)

新宿のデパートで譲渡会

最近、ネット上の情報を見るのが億劫になってきた。
犬猫関係の情報は色々と有益なものが多々あり、頭に入れておきたいと思うのですが、それを幅広い(動物愛護や動物福祉に関心を持っていない人も含む)人たちに知らせることは、困難だと感じている。自分だけ知って、「オレ、知っているぜ~」と言っても世の中、変わらない。そんなことを長年感じていましたが、その足踏み状態を、最近は特に感じています。

なので以前に比べてネットを見る時間が減った。目に入る情報は偶然に見た!、という感じ。その中に、こんなブログがあった。

後悔?|NPO法人ねこけん Official Blog
http://ameblo.jp/naoofjapan/entry-12300426639.html

賃貸の共同住宅で、ペットOKではないけど「結構飼っている人いるみたいですよ」という噂(とれとも仲介業者の甘い囁き?)を耳にして入居してしまい、入居後にトラブルとなる話。(ブログでは共同住宅とは書いてないですが。)

「NOP法人ねこけん」という団体は、命の危機にさらされている猫を保護し、健康を快復させてあげて、新しい飼い主を探すという活動(←私の理解)をしている。
そのような団体に「バレちゃったから、どうにかして!」と連絡が入るという話である。

ルールに反して入居したことを自覚しているのですから、そのツケを他人にまわすというのは如何なものか。

この問題は以前からあった。しかし、こちらのような活動をしている団体に余裕がなく、このようなケースを対応することは出来なかった。今でも対応できるだけの余裕がある団体はとても少ないと思う。
ブログの冒頭に「増えて来ている」とありますが、対応出来なかっただけで、対応してくれると知れ渡ったらどんどん増えると思います。

このような飼い主たちは、今まではどうしていたのでしょう。もし自分で対応出来るのであれば、今もそうすることでしょう。出来ないとなると?
たぶん、猫たちは命の危機にさらされて運のいい猫は、巡り巡ってこのような団体に保護されることになるのでしょう。

このブログで、いざとなったら逃げてしまうような飼い主が、この日本には多いことが、どんどん明るみになってゆくことでしょう。もしかしたら、あなたの知り合いの中にもいるかもしれません。

 
そんなことを考えながら読んでいたら、文末に、新宿の京王百貨店で譲渡会をやると書いてある。「わんにゃんEXPO」というイベント内とのことですが、新宿の百貨店で譲渡会です。

※開催日は、2017年 8月19日(土)、20日(日)
(このブログ公開日の翌日からです。)

譲渡会というのは、飼い主に放棄されてしまった猫などに、新しい飼い主を探すイベントです。会場に来た人は、そこに並んでいる猫からお気に入りの猫を探したりするのです。

ほんの10年くらい前までは、23区内であれば譲渡会の会場として貸してくれる場所を探すのにとても苦労しました。借りられるようになると、いつもそこで行うような感じでした。(今でも貸してくれる所は少ないと思います。)

このような団体の日々の活動が認められ、少しずつ借りられる所が出てきたのですが、イベントの中での開催とはいえ、百貨店に猫を持ち込めるとはスゴイです。

会場に猫が居ることもスゴイですが、会場は7階の催事場。そこまで猫が通るのです。もちろん箱(キャリーやケージ)に入ってのことだと思いますが。
今の日本では、猫の毛にアレルギー反応が顕著に出る人がいることを理由に、建物内に入れることを拒むのが普通です。(犬は粗相と吠えるのを心配されますが。)
百貨店内を通って、催事場に何時間か居るというのは、百貨店の懐の深さを感じます。

私は、今後、新宿の百貨店に用事が出来たら、迷うことなく「京王百貨店」を選ぶことにします。

 

この団体のHPに行って、この譲渡会についての説明ページを探してみたら、下記のページがありました。

http://nekoken.jp/jotokai/schedule/

アドレスからして、この催事が終わったら別の内容に書き換わってしまうと推測されます。
「新宿の百貨店でやった!」という事実が残ったら嬉しいなと思ったのですが、残念。

 

イベント全体のページを探したら、ありました。

https://www.keionet.com/info/shinjuku/event/wannyan.html

上記ページの真ん中よりも少し下辺りに情報が掲載されています。
以下の文字も!
=====================
「都内最大級で開催」
両日ともに約150匹の保護ねこが来場します。
=====================

150匹の猫を7階まで運ぶだけでも大変そう(色々な意味で)。

 

陰ながら、色々な意味で成功を祈っています。
数多くの猫に、新しい飼い主さんを見つけることが出来た!、も嬉しいですが、例えば、猫が150匹通っても、催事場の中にいても、問題は起こらなかった!、という実績だけでも大きな収穫です。
譲渡会に限らず、盲導犬をはじめとするイベントを検討し易くするかもしれないし、このような積み重ねは、賃貸住宅での飼育の許可を検討する大家さんの増加にも影響することでしょう。

「猫を飼ってみようかな」と思っている人は是非、足を運んでいただきたい。
本気で行こうと思う人は、先日のこちらの書込みも読んでいただければ幸いです。こちらの団体が、この漫画に書かれているような条件なのかは、私は知りません。
しかし、前半に書いたように「たぶん大丈夫だろう」と飼いはじめ「やっぱりダメだった」にならないように。

熱心に活動されている団体のご苦労、ジレンマをご理解の上、来場されて、飼い主にならなくとも、譲渡の条件等について理解を深めていただけたらと願います。

猫を目の前にして、一生懸命頑張っている人たちの話に耳を傾ける。そこに、その猫たちが居る。そんな場所で聴いた話を誰かに話ししていただければ嬉しいです。

文字だけでは伝わらないことありますし、都合のいいことだけ書けますし。

 

とにかく、譲渡会の成功を祈っています!

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