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2016年10月31日 (月)

日本における、犬食文化について

とっても後書きの記事です。書いているのは、2017年に入ってから。今年(2016)の暮れに、「書いておきたい」思った内容の一つです。

 

狂犬病ネタをネットでチラチラ見る時期には、何故か犬食についても見るようになる。そして「昔、日本でも食べていた」と書く人がいる。その程度の書き方なので、まるで日本人が日常的に食べていたのかもと読めてしまう。どの程度の人が、どれくらいの頻度で食べていたのか、書いて欲しいものだ。

 

話は変わりますが、以前ラジオで話をしていたので、差別についての本を少々読んだ。
子供の頃から本を読まず、記憶型の勉強が全くダメな私は辞書的な本が苦手で、物語的なものならなんとか頭に入る。
差別関係の書籍でそのようなものとなると、上原善広さんという人のものがなかなか良い。実家が食肉店だったからだろうか、食べ物文化から差別を見るという手法を採ったものがある。それらが読みやすい。

その中に犬食についても少し書かれている。明治から戦時中のことを中心に、限られたページ数だが書かれている。
その内容を要約したものを書こうと試みたのですが、誤解される可能性があるのでやめます。

少しだけ引用すると、「戦後になると、(中略)、食糧事情の改善と共に食べられなくなった」とあります。

具体的なことを書かないで申し訳ないのですが、当時の世の中のことや日本人の考え方から結果的にそうなってしまった、と私は理解しました。本の中には書かれていませんが、私の頭の中に浮かんだキーワードは、開国、狂犬病、戦争。食べるものが乏しかった時代であり、殺生するのであれば出来るだけ無駄にしないという考えからであったからではないかと推測した。

また、健康改善を目的として食する文化を持つ地方のことも書かれていますが、日常的に食べていたものではないようです。
日本には食用犬牧場があったという話は聞いたことありませんから、多くの人が食べる文化はなかったはずです。
一時期、出荷業者があったことが書かれていますが、最も食されていたであろう時期であっても、(比較が不適切かもしれませんが)現在のスッポン料理よりも食べられてはいなかったと思われます。(本の中でも、それを仕入れていたのは、とても限られた地域であることが書かれています。)

 

「日本人も食べていた」と書くのであれば、いつの時代に、どれくらいの数の人たちが、どのような目的・状況で食べたのかくらいは書いてほしいものです。

端的に「食べていた」という文を読むと、「日本人は野蛮だった!」と言いたいんだろうなと読めてしましますが、私の知識だと、「日本人はいつの時代でも犬に助けてもらったんだな」と感じています。

 

参考までに、この本文中に出てくる私が読んだ本
被差別のグルメ 新潮新書 / 上原善広 〔新書〕

2017.1.22

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2016年10月30日 (日)

狂犬病について

とっても後書きの記事です。書いているのは、2017年に入ってから。今年(2016)の暮れに、「書いておきたい」思った内容の一つです。

 

タイトルですが、「狂犬病について」ではなく「狂犬病について、について」としたいのですが、くどいので、「狂犬病について」だけにしました。

2016年10月13日にタイのプミポン国王が逝去されたことが関係していたのか、10月の下旬辺りからネットで狂犬病ネタをチラチラ見ることがあった。中には、誤解を与える内容のものもある。

 

狂犬病というと、

・ 日本国内では、長年感染例は報告されていない

・ 世界的にみれば、珍しい感染症ではなく多くの地域で感染している動物の報告がある
 また、感染(または感染されていると推測されれる)動物に人間が噛まれる事故が報告されている
 そして、世界では年間5万人以上が命を落としている

・ 狂犬病の犬などに噛まれ、その後発症したら命はない
 発症前に診断できる検査はない

・ 予防のワクチンが存在する

・ 暴露後(噛まれてから打つ)ワクチンもある

くらいの知識がある人は多いと思う。

 

話は変わるが、私は以前、ラジオでたまに犬猫のことを話することがあった。2015年暮れの放送が最後になってしまったのですが、その後、2016年3月に狂犬病を取り上げる予定がありました。そのために少々勉強した。
狂犬病の研究で著名な先生に話を伺う機会を得たことと、図書館で借りた狂犬病についての書籍だけですが、それだけでも、自分はあまりに無知だったと恥ずかしくなった。

よくまとめられた書籍もあります。図書館に置いてあることも多いと思うし、高価ではないものもありますので、購入しても大きな負担にはならないと思います。

狂犬病のことをネット上で不特定多数の人に語るのであれば、まず本を読むくらいして欲しい。そうすれば、気軽に何処かに書いている一文をそのまま持ってくることが、どれだけ罪作りなことか理解できると思います。

狂犬病の症例を幾つも読んでいて思ったことがある。これらの話から幾つかをピックアップし、短編集の書籍や映画(DVD?)にすれば、多くの人が興味ともってくれるのではないか。それくらい、時に悲しく、オカルト的で、たまに感動的。

そして予防に尽力するしかないことに気が付くだろう。

 

参考までに私が読んで 「狂犬病を軽んじていた」と思った書籍を一つ紹介しておきます。基本的なことが書いてある本です。
ヒトの狂犬病 忘れられた死の病 / 高山直秀 〔本〕

2017.1.22

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2016年10月24日 (月)

9月の「犬とゆく」

またまた忘れていました。(えっ?、誰も待っちゃいないって??)

犬連れ旅行にはいい季節になりました。皆様のお役に立てれば幸いです。

では、9月の「犬とゆく」です。 

月間公開数は4。年間通算は44。
こんなものでしょう。

 

Cafe 結
場所的に「知る人ぞ知る」という感じの場所ですね。
店内は綺麗みたいだし、ランチはとてもリーズナブル、と書いてあるしで、一度は行ってみたいです。修行中の看板犬にも早くデビューしてほしい!
この投稿がしえるちゃん最後のものになりました。亡くなる直前まで一緒にお出かけ出来たしえるちゃんは立派だと思います。今までありがとう!

旅館三国園
老舗です。続いてるのは人気がある証拠。犬連れ対応が目立ち過ぎず、足りないこともない。絶妙な塩梅だと思います。
よく耳にする評価として、アップダウンがある宿として知られている。高齢犬や人間の高齢者が利用する場合は、別館への階段を楽天のページで確認してみるのもいいかも。

愛犬の駅
「道の駅」に対してのネーミングだと思いますが、いいですね。
運営し続けるには、ご苦労多々あるとおもいます。利用者のマナー、協力でいつまでも続いて欲しいし、同様の施設が増えて欲しいです。
本音を言えば、このような施設がなくても、何処でも犬連れを拒まない世の中になることを願っていますが、今日現在(2016年10月)では無理そうなので。

いろり海産
観光地(伊豆)によくある海産物を中心に扱うお土産屋さん。普通のお店で、犬連れOK!
上記の「愛犬の駅」で書いた、「犬連れを拒まない」店ということになります。投稿にも「まじ、こんなお店でペット可なの?と驚いてしまった。」とありますが、このようなお店はまだまだ少ないですね。このようなお店が少しずつ増えることで、世の中が変わってゆくのだと思います。
こちらのお店には末永く頑張って欲しいです!

 

犬連れ専用の宿が出来ることで、その地域に旅行者が増え、遊園地、自然園などの利用者が増え、お土産屋さんなどを利用する人も増えます。でも、多くのお土産屋さんは、犬連れN.G.でした。車に置いておけない季節は大急ぎで買い物をしなければなりません。
いろり海産さんのようなお店が増えることを、心から祈っています。

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2016年10月14日 (金)

プミポン国王の逝去

とっても後書きの記事です。書いているのは、2017年に入ってから。今年(2016)の暮れに、「書いておきたい」思った内容の一つです。

 

プミポン国王をご存知でしょうか。WikiPedia では、ラーマ9世と記載されています。2016年10月13日に逝去されたタイ国王ですが、タイにおいて、国王とはどのような存在であり、野良犬や狂犬病が国民にとってどのような存在であり、現在どのような動きがあるのか、ご存知でしょうか。

日本語のサイトを探す限り、「タイ赤十字社」「サオワパー王妃記念研究所」辺りから調べればある程度のことが出てきますが、あまりに情報が見つけられず驚きました。

逝去後書かれた記事として、以下のものを見つけました。
http://www.1242.com/lf/articles/28473/
http://www.1242.com/lf/articles/28992/

トーンデーンが17歳9ヶ月という長命からも、国王の犬への気持ちがうかがえます(犬だけではないとおもいますが)。

この記事の中で、「タイではあまり殺処分が行われないとはいえ、シェルターに暮らす犬たちの環境は決して快適とはいえません。」との指摘があります。行政が運営しているシェルターについての記述ですが、これは日本と同様と考えていいと思います。

行政のシェルターの環境は劣悪と感じる部分もあるかもしれませんが、それを民間の人たちが頑張って向上させていこうと活動しているのは、日本も同じではないでしょうか。

プミポン国王がされたことは、国を挙げての野良犬対策に手をつけたこと。日本でも欧米各国でも行政が多くの予算を費やすことが出来ない分野であることは同じなのでしょう。引き続きボランティア組織が育ってゆくことを願うばかりです。

 

最後に、日本のこれからについて。

私は、タイ王室は(決して経済的に豊かであるとはいえない状況で)、動物愛護の気風を招くことに力をいれていると感じています。行政、民間に関わらず動物に関するボランティアに対する国民の意識は比較的高いと聞いたこともあります。それは仏教の国であるからと説明されることもしばしば。その精神は、日本人にも通ずるものもあるのではないでしょうか。

そんなタイ王室から学ぶべきことは多いのではないかと感じています。なので国王が逝去されたとき、動物愛護関係の人からコメントが多く寄せられると予想したのですが、ほとんどなく驚きました。

現在の日本では、欧米から学ぶ機会が多いようですが、私は文化やそれ以前の個人の感じ方も欧米とは違うのであるから、欧米から学ぶ場合、慎重であるべきだと考えています。

参考になる内容の記事がありました。(とっても後書きなのが幸いしましたsmile

犬に対する人間の多様性
この方のように、世界各地の人に「感じ方・考え方」を聞いてみれば分かります。日本に暮らし当たり前だと思っている感じ方・考え方は、世界共通ではないのです。それを前提に世界の各地から学びたいものです。

なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?
脳での感じからして違っています。もしかしたら視覚もそうなのかも。生命体を見たときに使われる脳の部位が違うかもしれません。

 

私は、日本において日本人として、犬や猫、その他動物、植物と暮らしてゆきたいと常に考えております。    2017.1.13

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2016年10月 6日 (木)

2016.9.26 西脇基金チャリティーコンサート

過日、聴いてきたコンサートのこと。
個人的な備忘録的内容です。

鈴木直樹さんのバンドだからということで聴きに行った。西脇基金という名前は、今回初めて聞いた。
コンサートの冒頭、この基金の概要と最近の運営難の話があった。基本的な運営方針は「児童養護施設や里親のもとで暮らしている児童が、大学、短大、各種学校等へ進学する際の学費の援助」するものであり、とにかく「今、勉強するのにお金が必要だ!」という、そのような立場の子供たちを支えてきたそうです。今までの成績や素行を理由に断ることはなく、「勉強したい!」の気持ちがあればいいとか。

素敵だなと思ったのですが、現在、運営が大変らしい。ステージ上での説明とほぼ同じ内容がこちらの記事にありました。

現在、豊かな世の中に見えるかもしれませんが、勉強する機会が得られず悔しいおもいをしている人は少なくないようです。このような団体は他にもありますが、どこの団体にも末永く続いていただきたいものです。

 

コンサートのこと。

プログラムには、「鈴木直樹スウィングエースオーケストラ」と書いてある。
トランペット、トロンボーン、サックスが、各4名いたとおもう。その他、バンマスの鈴木さん、ピアノ、ベース、ドラム、ギター(&バンジョー)、ヴィブラフォン(&パーカッション)、ボーカル。総勢20名くらい。

私にとっては、青木研さんは、お馴染みの人。全くの独学を貫いているので、音楽の幅が広くて親しみやすい。鈴木さんと似ている。
活動歴50年以上のトランペットの岸義和さんもいた。名前くらいしかしらなかったドラムのサバオ渡辺さんのソロは圧巻だった。
ピアノの阿部篤志さんはご存知の方は多いだろう。ヴィブラフォンの宅間善之さんは、ジャズのステージをよく見ている人ならご存知なのではないだろうか。他にも、私のように基本ポップスしか聴かない人間も知っている人も何人かいらした。なかなかの豪華メンバーだ。

曲はスタンダードなジャズが中心ですが、チャリティーコンサートということで、ジャズを全く知らない人でも楽しめるものになっていた。幅広い層の人たちが、手拍子し声を出し一緒に楽しんでいた。そのようにするために、実力者を集めたのだろう。

コンサートの冒頭、基金の方から、「出演の皆様には薄謝で、、、」という言葉があった。このレベルに人たちに普通に支払ったらチャリティーどころではなくなるだろう。ちなみにチケットは、3,500円。どう考えても薄謝のはず。「聴かせていただいてありがとう」でした。

今回のコンサートが実現したのは、西脇基金という存在があったからですが、幅広い層の人たちが楽しめるものに出来たのは、鈴木直樹さんの存在も大きかったと思います。

 

鈴木直樹さんの直近の気軽に聴くことが出来そうなステージは、10月16日祖師谷公園で行われるいこいのコンサート。10月21日は阿佐谷ジャズストリートのバラエティー会場、かふぇ&ほーる with 遊ライブ
いこいのコンサートは、公園内、屋外です。散歩の途中で聴くことが出来ます。もちろん無料です。
 

私は、ポップス大好き人間ですが、最近のメジャー音楽は「商品」として作られ耳に届くように感じてしまうことがあります。昔からの「みんなで音を楽しむ」音楽を感じることが少なくなったような気がします。

鈴木さんはじめ、そのような音楽を伝える人が活動を続けられる日本であって欲しいと、陰ながら願っています。

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