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2012年12月 5日 (水)

動物との同行避難 「ことの準備」補足(3.現実的な話)

昨日のつづき。

国の法律に、「各都道府県で、災害時もきちんと動物を扱うことを定めてくださいね」と盛り込まれ、都道府県、市区町村では既に動きがある地域も少なくない、ということを書きました。

 

では、それら地方自治体はどのようなスタンスで避難所運営を考えているのでしょうか。

12月2日の放送にあたり、私が住んでいる東京都および世田谷区にてお話を伺いました。その他、ネットなどでも情報を集めたり、個人的に話を聴いてまわったり。

当初驚きましたが、現在は、現実的なことを考えとして以下のような考えになっています。

 

※ 避難所は自主運営 ※

 

つまり、「避難所の運営は、地元地域の皆さんで行なってください」ということです。その練習が避難訓練。その「避難訓練で運営方法を固めていってください」という感じです。

「勝手にやってください」ではなく、市区町村ではマニュアルを準備していることが多く、それに沿い、災害を想定し、避難訓練をやることになるようです。

無責任に感じる方もいらっしゃることでしょう。私もこのような姿勢をはじめて知ったときは信じることが出来ませんでした。しかし、中越大震災以降の災害を思い出してみると納得できしました。

平時のときは、法律や条例に則り手続きをし、物事を進めればいいのですが、災害発生時は急を要することばかりです。そして想定外のことも多々起こります。さらに行政が機能しないこともあります。行政機関と連絡がとれなことも。
行政を頼りたくても頼れない状況にあると考えるべきなのです。

災害時を想定すれば、「避難所は自主運営」となるのです。
自主運営だからこそ、避難訓練が必要になるのです。

 

つづく

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