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2012年9月28日 (金)

猫の問題を取り上げてみて(2)

毎度、次の日曜日のラジオの宣伝です(爆)

ラジオで何かとお伝えしようとするとき、確認作業が必要になります。自分の思い込みで間違ったことをお伝えしたら大変なことになります。

企画を思いついたときの知識が10くらいだったとしたら、企画書を書く段階で20くらいになります。原稿を考える前段階で50くらいに。第一稿を書き終え、情報収集していると70くらいに。書き直している内に100くらいになります。

その中で放送するものは、たぶん2~3です。他は、昨日書いたように、色々な立場の方へ配慮から書けなくなってしまうのです。その範囲で、充分に通じるように、そして理解していただき、知識として身につけていただける内容を目標としています。

 

次の日曜日のラジオですが、自分で決めた掟を破り、とある方面への配慮を欠いた内容になっています。それは、今回のテーマとも言える「TNR」そのもの。

ご存知ない方のために、「TNR」ついて簡単に説明しておきます。

猫が増えてしまったことが原因で、その地域の雰囲気さえ悪くなることがあります。そこまでいかなくても、非常に迷惑を被る人が出ることがあります。
そのようなケースにおいて、解決方法は(経験上)TNRしかないと、言われるようになりました。TNRの各々は以下の通りである。

Trap :トラップ(捕獲器)で猫を捕獲
Neuter :ニューター(オスもメスも不妊手術)
Return :リターン(元の生活場所に戻す) Releaseと言われることも。

イメージをつかみやすく、基本的なことだけ説明としているページは、こちらだろう。
このページを見に行ったら、TNR-Mや、-C、さらにはその下もご覧ください。

 

ということを放送の中心にしているのですが、最後のRが問題となります。
国は、「猫は室内飼いを推奨します(屋内飼育に努めること)」というようなことを「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」というもので書いています。(この中の第5)

時代に流れとして、猫の問題を国が何らかの態度を取らねばならなくなった結果、このようなことになっています。「R」だけ見ると第5に反しているではないか!、ということになるのです。つまり国(この基準)に対しての配慮がないのでは、となります。

しかし、上記のTNR-Mや-C、など、その後のことについても、ラジオではお話ししています。(現在これらはTNR活動の一部であり必須なことであると考えられています。)それがあれば、第5の2の後半に合致すると考えられるでしょう。

 

と言い訳がましいことを言うことは出来るのですが、出来ることなら猫を自由にさせる理由が欲しくなるものです。放送中、「猫がいなくなるとネズミの天下になる」と太田さんはお話しされています。

これについては私も以下のようなことを知っているので、異論はありません。
東京には外を自由に出歩く猫を見事に排除した街があります。その街は、「ネズミが増えて仕方ない」と、ときどきテレビで取り上げられる街になりました。また、先日ネットで、大手ファストフード店の客席近くにネズミが歩いているという噂を読みました(写真付き)。その街に暮らしている人からも、「昔、あの公園を中心に猫がいっぱいいたけど、それらを見事に排除した。その後、あの街は駅の周辺でもネズミがいっぱいいるようになった」と聞いたことがあります。

よく考えてみたら、「猫がいなくなるとネズミの天下になる」は、言い訳でもなんでもなくて、猫の元々の(人間社会の中での)存在価値であり存在理由だったはずです。
ネズミの問題があまり公にされないだけで、東京でもネズミの被害は少なからずあります。

ネズミ問題の観点からも、TNRは必要なことではないでしょうか。

 

オマケ情報。

「何故、猫が増えるようになってしまったか」を語るとき、フードのこと、プルトップのこと、人の暮らしの変わりようなどが挙がりますが、その他に、「犬が、外を自由に出歩かなくなった」という意見もあります。
詳しいことは、ここでも書くことが出来ませんが、個人的にはとても納得する意見です。

「ネズミ対策のために、外を自由に出歩く猫を少数であれば認めてもいいのでは?」と提案できると思いますが、「猫の増えすぎ対策のために、犬が自由に出歩くことを認めれば?」とは、絶対に言えませんよねcoldsweats01

 

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コメント

ネズミ意外といますよねbearing
東京で、ネズミなんて繁華街にしかいないと思ってましたが
わたしは猫によってネズミの存在に気づかされました。
お隣が飼ってた外猫たちは近所の問題児でしたが
わたしが優しくしてあげたら、お礼のつもりとよく言われますが
家の前にハツカネズミの死んだのを何度か届けてくれましたcoldsweats01
ネズミそんなに居るんだ!とビックリしました。
猫のしわざか分からないですが、割と小型のドブネズミが
家の前の路地で死んでいて片付けたこともあります。

猫がどうやってネズミをやっつけているのか
現場を見たことがないので分かりませんが
そういう猫たちはネズミから病気をもらう事は無いですか?
昔からずっとそうだったからあまり心配ないんでしょうか。

投稿: せいたりん | 2012年9月30日 (日) 11時03分

そうなんですよ。ネズミって結構多いです。
ネズミの種類はよく分かりませんが、小型のもの
大型もの、たまに目にしますね。

お礼ネズミを置いていかれたとは、せいたりんさんの
お人柄がよく分かります。猫はさぞ自慢げだったこと
でしょうcoldsweats01

猫がネズミを獲る方法は「待ち伏せ」だそうです。
猫は何時間でも、ネズミの通り道でじっと待っている
とのこと。
カットしてしまった部分ですが、ライオンと同じで
メスの方がよく獲るとも言っていました。

猫がネズミの病気をもらわないかについては、
今夜の放送の中で説明があります。
あまりに意表をつく説明にビックリでした。現場で
40年以上の人の言葉には深みがありますhappy01

投稿: yuge | 2012年9月30日 (日) 17時37分

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