2017年9月17日 (日)

「多頭飼育」対策

「多頭飼育」対策で指針=飼い主ケアで連携-環境省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091500167

上記の記事を読んだ。
私と動物愛護系の付き合いが長い人は、同じようなことを、ず~っと言っていたことをご存じだとおもう。私が思いついた訳ではなく、海外でそのような取り組みを行っている行政があり、これでないと確実に止めることは出来ないと思っているから。

なので、この記事に書かれていることはいいことだと思いますが、今までの法律や基準などが(私が想像していた様には)守られない現状からして、また絵に描いた餅にならないかが心配です。

まず、福祉部局との連携は必須だと考えていますが、それでも解決されない(再び同じ状況になる)ケースは無視できないだけ出てくるはずです。
そのようになったときに、多頭飼育崩壊と言える状況になった時点で所有権を放棄させるように法律が改正されればいいと思いますが、まず線引きが難しいと思うし、そもそも所有権を強制的に放棄させることは日本の法律では難しいことだとおもいます。
法律(動物愛護管理法)の中に、44条の2程度の飼育(飼養)が出来ないのであれば、飼育を諦めなさい(所有権の放棄とは言わない)とするくらいでしょうか。

実質的に出来るとすれば、法律でこんなことを書けばいいのかも。
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飼育活動が出来ない状況(長期の入院や収監等、また、在宅していても疾病などで飼育活動が出来ない場合を含む)が続いた場合(その状況が予想できる場合はその時点で)、飼い主は確実に飼育をしてくれる人(もちろん法に書かれている虐待をしない人、法に書かれていることから考えられる通常の飼育が出来る人)を指名し、その人が責任を持って飼育を行うこととする。指名できない場合は国が指名する。この期間の費用は飼い主が全額負担する。
この費用が担保できないのであれば、国が動物たちを買い上げる。その金額は動物たちの取得費用とする。
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というような感じで「あんたには無理でしょ?」と諦めさせるしかないのかな、と思っています。
「えっ?、国じゃないでしょ?、都道府県でしょ?」と言いたい人もいると思います。法で都道府県に任せる理由は、地域によって動物による付き合い方が違うからということのはずです。この件は、法律の44の2に書かれていることを基準にするので、国が判断するべきことです。都道府県で判断がまちまちであってはならないことではないでしょうか。

海外では飼育禁止命令を出すことがありますが、私の知る限り、日本でそれをやっても無視というか再び同じ状況になることでしょう(海外でもそのようだし)。
飼育禁止命令を出すという形式はいいと思うので、その後のケアと言えばいいのか監視がしっかり出来ればいいのではないかと思います。その意味ではこの記事の方向性はいいとおもいます。
先ほどの飼育を任された人だって信用できない人がいるでしょうから、やはりケアというか監視が必要になるはずです。

では、この飼育代理人(勝手に命名)や飼育状況監視人(これも勝手に命名、代理人の飼育も監視)を誰がやるかです。いい加減な人にやってほしくありませんが、日本の社会の慣習からして、これらの人がビジネスになるならば認められる可能性は大きいと考えます。
生体販売が厳しくなってきたペットショップの店主や店員の転職先、シェルターや一時預かりさんの活動資金の獲得先として、考えることができれば現実的になってくるのではないでしょうか。
つまり、動物取扱業者であり、特別な資格(←代理人や監視人という資格か免許を作る)を持った人。優良な飼育知識をもっているというお墨付きにもなる。個人的には、今までシェルターワークで頑張ってきた人(里親の見定め、アフターフォローもしてきた人)たちになってほしい。

言いたいことはいっぱいありますが、時間がないのでここまでにします。

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2017年9月16日 (土)

多摩動物公園

7月6日に大怪我をした。それから二ヶ月以上が過ぎた。怪我そのものはたぶん治った。しかし後遺症的な症状が治らない。でもそれは体を大事にし過ぎて体が固まってしまったからなのかも。
これは長距離歩いてみないとならないなと考え、低山ハイキングへ行こうと考えていたところに、思わぬ用事が!

知り合いのお店に用事が出来たのですが、お店は最近引越しをしていた。何処だろうとと思ったら、多摩動物公園のほとんど真ん前smile、リハビリというか、試し歩きは多摩動物公園ハイキングに決定!

歩くことを目的にするので、こちらのコース通りに行ってみよう。

 

Cimg9615用事を済ませて、正門前で写真を一枚。この時のタイムスタンプが、12:40くらい。

入って左側にウォッチングセンターなる建物がある。そこで、7キロコースの地図をいただく。
まず、ちょっと登り坂。怪我の場所が痛む。どうしようもなく痛くなるまで歩いてみよう。

イノシシ、カモシカ、ツキノワグマ、ニホンサルなど馴染のある動物を見ながら坂道を登る。
「痛いな」に加えて、周りにいっぱいいる幼稚園生くらいの子供たちがぶつかってこないかヒヤヒヤしながら歩く。

昆虫館で、コウロギやスズムシを見て、ゴキブリを思い出すな~と思っていたら、期待通り展示されていて笑った。
蝶がいっぱいいるエリアは南国ムードたっぷり。沖縄を思い出す。

次のエリアに移動しようとして迷う。結構余計に歩いてしまった。

ライオンは遠くに見えた。のんびりしていた。フラミンゴものんびり。

象の場所では、先日のウェルフェア・サミットで話にでていた盛り土がされていた。象の隣にあると大きく見えませんが、とある動物園ではこれを作るのが結構大変とか。こちらの園だったら(平地で広いので)重機が入るかも。それだったら楽だけど。
ガラス越しですが象の体が間近に見えるのもよかった。
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ここでお腹が空いていることを思い出す。
売店では、カレーややきそばなどがある。メニューは豊富ではない。食べる場所は充実しているので、「お弁当もってきてね」という感じなのかも。この時は、お弁当を持ってきていないので、焼きそばとコーラという若者ぶったメニューで昼食をすます。

次は、キリン。こちらも結構広いエリアで、みんなのんびりしている。
一人離れた場所にいる。木の上に用意された食べ物を食べているようだ。野生では高い所のトゲトゲの葉も食べつくし、さらに高い所の葉を食べるために首が伸びたらしい。その動きをさせてあげているらしい。
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どうでもいいことですが、「キリンに食べ物を与えないでください」とか書かれた看板のすぐ近く(首を伸ばしたキリンの近く)で、一生懸命キリンに葉っぱをあげようとしていた男性がいた。周囲から見て、「おかしな人」と思われることが分からないのかなと思いましたが、猫や鳩に餌をあげることをやめられない人が多いのですから、このような人がいてもおかしくない日本なのでしょう。

Cimg9657チンパンジーは、資料展示で興味深いものがあった。とりあえず、自動販売機と空き缶回収機の写真。
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個人的に思い出深いコウノトリ、モウコノウマを見て、たぬき山へ。
タヌキは是非、見たかった。前脚付け根の黒い部分と、スクエァな感じの体の比率がばまちゃんぽいからだ。実物を見たかったが、見つけることができなかった。
フクロウやイヌワシを見て、トナカイの居る所に来た。私が柵の前に立つと、向こうから「はいはい、御用はなんですか、私ですよね、私」と遠くからやってきて、私の前を往復してくれたオスがいた。他の個体が遠くで群れているのに。わざわざ来てくれて、ありがとう。
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エミューなどを見た次はコアラですが、暑いし、まだお腹が空いているので、自販機で売っているアイス(ハーゲンダッツの棒のヤツ)を食べて一休み。子供連れが多いが、私のような一人で来ている人も多い。性別・年齢はまちまち。

結構前に話題になったコアラ館。綺麗だけど「何かが違う」という感じを受けた。コアラが近くで見ることが出来るのは嬉しい。
館を出るとユーカリの葉が触れるようになっていた。「毒じゃないの?」と思いましたが、触るくらいは大丈夫らしい。
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地図を見ると、ここで3キロ。まだ半分も来ていない。時間は14:50。焦ってきた。

この先、道を間違えて時間のロス&歩く距離が増える。地図を見ると間違えようもないと思うのですが、ウロウロしてしまった。この頃には痛いことを忘れていた。動物を見ることが出来ることも興味深いのですが、この動物園は緑が多いのがいい。
カワセミやカンガルーを見てタスマニア・デビルを見る。この動物園に来たら、今はこれを見ないといけないらしい。
確かに珍獣だ。有袋類であるだけで珍獣ですが、頭と体のバランスをはじめ骨格全体や移動の仕方が興味深い。この個体も遠くに居たのですが、私がガラスの前に立つと、「はいはい、写真ね。いいですよ。こんな感じでいいですか?」とやってきてくれて、モデルさんのように移動して、そして戻っていきました。
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次はオラウータン。実物はほとんど動かなかったのですが、私がカメラを向けたら、高い所Cimg9755_2
からすす~っと降りてくる姿を見せてくれた。
それよりも資料のこの絵が、、、これって、進撃の○○だよね?
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トラやアジアゾウを横目で見ながら、次に目に入ったのはインドサイ。デカイ!、とにかくデカイ(写真だと分かりませんね。是非実物を見て欲しい)。恐竜の生き残りと言われることがありますが、よく分かります。
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この先でもまたウロウロしてしまった。
そんなときに見た、二ホンアナグマは「のんびりし過ぎだろう」とほっとした。
(個人的にアナグマにはいいイメージありませんでしたが、少し好きになったかも。)
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となりのカワウソを見て、また迷ってしまい、ウサギやヤギを見るはずなのですがその前に、「モグラのいえ」へ。ネットで有名な「モグラ先輩」やトウキョウトガリネズミなどにも会えた。
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管を使った、モグラのいえはなかなか興味深い。
Cimg9789管理に気を遣うのではと思った。メッシュ状の管が破けたら逃げてしまわないのか、などと考えてしまった。
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ウサギやヤギの横を通り、インドサイの所まで戻り、ヒマラヤタールや立派な角のムフロンを見て、見慣れたカモシカの次に、トカラヤギが一頭。こういう理由でここにいるのか。トカラヤギは沖縄に居たときに見た。動物との付き合いは地方で色々である。
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フシゾウのオスは荒れていた。角が痒いらしい。メスが近づいてきたら八つ当たりしていた。
オラウータンの辺りに戻り、オラウータンの森へ。先ほどの住み家(?)とは高所に張られたワイヤーで繋がっている。結構な距離があり、よく落ちないものだと感心した。森は誰もいなかった。そして戻って、ユキヒョウを見る。二つのエリアに分かれているようで、どちらのエリアにいる個体も間近で見ることが出来た。ユキヒョウも草を食べるらしい。
ちなみにばまちゃんは食べない。食べなくても吐く。尻尾の太さはユキヒョウの勝ち。
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レッサーパンダがいて、続いてターキン。なんとも特殊なオーラ。写真では伝わらないと思うけど。
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そのお隣さんも見たのですが、覚えていません(苦)。この時、すでに16時くらいになっていたので、「もう帰らねば」と焦ってきていました。

最後にオオカミとまたモウコノウマ。オオカミはいい写真が撮れませんでした。どの個体も大きな犬という感じで野性味が感じられませんでした。生活が保障されているので当然なんだろうけど。つまらなそうにも見えました。

Cimg9844モウコノウマ。首はこんな感じだったけ?、と。首と言えば、こんなパネルもありました。家畜化されている馬とは染色体の数も違う。つまり別の種類。交雑ってないのかな。
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あとは坂を下って、大きな鳥のケージを見て終わりなのですが、その最後にこんなことが書かれたパネルがあるケージがありました。
Cimg9855動物園の役目として、野生(人間の生活圏を含む)で怪我をした動物の保護があります。
ここは鳥のケージですが、鳥以外の動物も必要に応じて保護していると聞きます。
動物園に来ている人たちの中には、ここでなければならないんだろうなと感じる人も何人かいました。低山ハイキングの代わりに選んだ人もいます。
最後に、動物園の役割は色々なんだなと思わせる罠に見事にかかってしまいまいした。

時計を見たら、16:20。入場してから 3時間40分、ほとんど歩き続けたことになります。随分と迷いましたから、8キロは歩いたでしょう。
次回は迷いませんので、4時間あればゆっくり見ることができそうです。お弁当持って、ゆっくり食べたいから5時間かな。

 

電車に乗る頃、気が付きました。
7キロコースを歩き始めた登り坂での痛みはもうありません。やはり大事にし過ぎていたのかも。それとも動物パワーか!
でも、帰りの電車の中ではまた痛みが。揺れに弱いです。(車の運転は大丈夫なのですが。)

そして次の日、起きてみたら調子よかった。
やはり、また行こう。

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2017年9月 8日 (金)

8月の「犬とゆく」

今年も猛暑の夏だとおもっていましたが、8月下旬の長雨、そして過ごし易い気温で9月のスタート。朝夕の犬の散歩は随分楽だと思います。このくらいの気候が続いてくれるといいのですが。

そして皆さんがお出かけしてくだされば嬉しいです。

 

8月の「犬とゆく」。
月間公開数は4件。年間は35件

車山高原 展望リフト (ビーナスライン)
リフトに乗って高い所まで登り、少し歩いて山頂まで行けます。展望がとても良いみたい。
リフトなので、乗りなれていない人&犬は、落とさないように気を付けてください。
山頂付近は岩場っぽい所もありますので、足の裏が弱い子は注意してあげてください。

TOP’S360(車山展望リフト スカイライナー終点)
上記紹介の展望リフトを登った辺りにある。外(中庭?)となりますが、犬連れで利用可能。
これからの季節で、天気の良い日だとちょうどいいかも。

そば処 おっこと亭
富士見高原にあるお蕎麦屋さん。富士見高原は、小淵沢から八ヶ岳に少し登って諏訪方面(原村方面)に向かった所にある。こちらのお店は随分と前からある有名なお店。私も一度は行ってみたいと思いながら、未だ利用したことがない。場所が外れているから空いていると思うのですが、混雑していることがよくあるらしい。

高遠「しんわの丘ローズガーデン」
高遠と言えば桜の高遠城址公園が有名ですが、その近くにあるバラ園。バラ園なので季節によっては寂しいこともあるとおもいますが、こちらは入場無料!(投稿日現在)。なので、犬を車から降ろして気分転換させてあげるのにはいいかも。
入場無料ですが協賛金BOXがあるそうです。利用して「良かった!」「ありがとう!」と思ったら、施設維持のために寄付していただければと願います。

 

雨さえ降らなければお出かけ日和になりましたね。
お出かけしたら「犬とゆく」に投稿よろしくお願いします。
(ちょっと面倒だけど。詳しくはこちら。)

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2017年9月 7日 (木)

アニマル・ウェルフェアサミット2017

先月の終わり(日曜&月曜)にタイトルのイベントに行ってきました。
https://peraichi.com/landing_pages/view/aws2017-programs

行くまでは、あまり良い印象がありませんでした。
実際行ってみても、「もうちょっと考えた方がいいのでは?」という発言もありましたし、「それはこのテーマで話すことではないのでは?」と感じる内容を連発していた登壇者もいらっしゃいましたが、多方面の行政と向き合い、地元の人たちに理解・協力していだき結果をだしている人の話はとても勉強になったし、話し方も気持ちよく聴くことが出来、このような話し方で物事を進めていくんだろうなと思ったりしました。

一日目で、とても勉強になったのが、「日本の動物たち ~動物園、野生動物、エキゾチックアニマル~」。

各分野で活躍している先生方のお話。明るく冗談ぽく話をするのですが、それを行うまでのご苦労がどれだけのものなのか想像すると、胸が熱くなるものがありました。

このプログラム内では、具体的な活動の話がとても良かったのですが、それ以外の一般的な話の中で「うんうん」と思ったこと。

・ (犬や猫は)家族だけど社会の一員ではないと考えている

・ 欧米では生体販売がほとんどされていない地域が多々あるが、それらの多くは、法律によって禁止されたのではなく、幅広い人たちがそのように考えるようになった結果。日本もそうなってほしい。

このプログラムの中では、如何に社会と向き合い解決してきたか、その事例が多々発表されました。何かを無くすのではなく、進歩することで解決することが、その状態が根付く結果(斉藤先生の言葉だと「環境治療」)になるんだなと思いました。

 

二日目では、刺激的過ぎて目が白黒してしまった発言のオンパレードのプログラムもありました。これを皆様にどう伝えたらいいかなと悩んでいるところです。

法律のプログラムでは、日本における法律の歴史がとても興味深かった。
(皆さんは資料をいただいていたようなのですが、私は「その封筒はもう3つもいただきましたから」と拒否してしまい、いただいていないので、私のつたない記憶で書きます。記憶間違えがあったらゴメンナサイ。)

日本の記録に残っている動物愛護は、生類憐みの令がはじめだろうと思っていたら、大化の改新の時代に二つあったという。
一つは(仕事をしてもらう)牛馬に酷いことをするんじゃないよ、という内容で、もう一つは、必要ない動物は野に放しましょう!、というような内容。後者の感覚が今でも続いているのでは?、という話もありました。

びっくりした話として、明治以降の法律として(プログラムの中では説明がなかったが一般的に狂犬病予防法のはじまりであると言われている)畜犬規則の説明です。
「畜犬登録」以前の日本には、特定の飼い主という意識が希薄で、「里犬」と呼ばれる、人間の集落(里)に居ついた犬(現代的に言えば町中の野良犬?、地域猫的な地域犬?)という存在だったと海外の文献に書いてあったという。余談ですが、里犬に対して山犬であり、これは、人と関わらない、今でいうところの(野良犬ではなく)野犬(ノイヌ)的存在で、オオカミも含まれていたと考えられているそうです。
何故、飼い主をはっきりさせるようにしたかというと(プログラム中では狂犬病の話はなく)、「欧米からの指導」だったらしい。

現在でも、「放す」「犬も犬で勝手に(?)生きてゆく」的な感覚が今でもあり、飼いきれなくなった犬(に限らないけど)を放してしまう人が後を絶たないのかも。

動物愛護管理法の「愛護」の部分の基本的な考えは、動物虐待を許していると風紀が乱れてよろしくないから。1999年の改正のキッカケになったのは、1997年の神戸連続児童殺傷事件の犯人が動物虐待をしていたということもある。
少々違うが、風紀を乱すという意味で、公然わいせつ罪の話があった。公の場で、裸になったらイケナイですよね。しかし家の中でも問題にならない。動物の虐待は家の中でも法に触れるところが違う。

この部分の説明が、この辺りで切れたのが気になった。法の第一条(目的)の一部からこのことを説明していたのですが、公の場とそうでない場所(自宅内など)では、考え方が少し違うのかな、とも思いました。

動物をみだり殺したり、傷つけると、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金(44条)ですが、法改正がある前は、軽犯罪法の器物損壊等で、3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料(刑261)で、罰金の金額は動物愛護管理法(現在=改正後)の方がとても高くなっている。こんな話も尻切れ感ありで、ありました。

時間がとても限られていた都合上なので、改めて何処かで聴くことができたらなと思っています。

 

こんな話を聴いた翌日、以下のような報道を目にした。
http://www.sankei.com/life/news/170829/lif1708290022-n1.html

ネットでダウンロード出来るという意味では風紀を乱しまくっていると思います。13匹という数からもそれなりの刑事罰としなければ、この法律はなんなんだろうと悩んでしまいます。

容疑者は「有害動物の駆除だから」と主張しているようですが、殺人罪の「殺意の立証」のようなことが動物虐待でも必要になるのかなと思ったりもしますが、44条を読む限り、そのような必要はないと思うのですが。

 

現在の動物愛護管理法はどても大きなものになりましたが、あまり機能していないのではと感じる部分が多々あります。この事件がどのように扱われるのか注目しているところです。もしこの事件が裁判にもならなければ、この法律は絵に描いた餅を並べているようなもの、と理解しなければならなくなるかも。

 

最後は、アニマル・ウェルフェア・サミットとは関係ない話になってしまいましたが、この事件を理解するためにも、行って良かったと思います。
その他、自分と理解・見解が違う部分も勉強になったし、危機感を抱くこともありました。それらは全て有意義でした。

動物愛護は、考えの違う人、自分と違う経験をしてきた人等々が議論し、方向性がまとまらないことが多々ありました。そのようなことは最近は減ってきたと実感していいましたが、今回参加して、まだまだ残る「まとまらなさ」の現状を感じることが出来たとても貴重な機会でした。

来年も、時間が許せば参加したいです!

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2017年9月 4日 (月)

狂犬病のロバのニュースにおもうこと

自分の周りで取り上げている人がいなかったので、頭に浮かんだことを書いておく。

日本で報じたのは、ここだけかな。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2927596

検証したのが、こちら。このような作業は簡単ではないので有難い。日本の動物愛護報道もこれくらい念入りに調べてほしいものです。
http://www.netlorechase.net/entry/2017/08/25/080000

全くのガセではありませんが、狂犬病に罹ったというのは確証がないようですね。そもそも狂犬病に罹った確証がもてるのは、亡くならないと、ね。
 

狂犬病のことをあれこれ言う人がまだまだいますが、まず狂犬病の確定診断の方法をご存知だろうか。人間の場合、それらしい動物に噛まれて、その後、噛んだ犬にそれらしい症状が出たことで、その犬は「狂犬病だろう」になりますが、科学的な「断定」とは言えません。

噛んだ動物にはお亡くなりなっていただき、髄液からのウィルス分離するなどしないと「確定」は出来ません。確定出来るのは、噛んだ犬。人間が感染した可能性はありますが、これも確定ではありません。

生きている時の症状だけで確定出来るのでは?、と考える方は、狂犬病臨床研究会が行っているセミナーなどで、狂犬病の犬や猫の行動を見てみてください。他の病気の症状を幾つも知っている人なら尚更かも。

なぜ臨床研究会の資料が貴重かといえば、WHOは狂犬病の「疑い」のある動物にはお亡くなりなってもらってください、としているので、明らかな狂犬病の犬や猫の映像が少ないのだそうです。

ロバの記事を読んだ時、ロバが狂犬病ウィルスに暴露されてから発病し死に至るまでの行動様式(犬ならば身近なものに齧りつくなどの特異的な行動とその期間)はどうなのだろうか、というものが気になった。

昔、狂犬病の草食動物の映像を見た記憶があるのですが、映像ではあまり動いていなかったような記憶がある。ただし、そのときの説明では何かしらの特異な行動を起こすような説明があったような記憶がある。とにかく、全く忘れたに等しい状況です。

感染が成立するくらいの状態で、ロバがどれだけ(感染して「いない」とおもうくらいの)正常な動きをする期間がどれだけあるのだろうか。もしそのような期間があった場合、ツバを飛ばすことで有名なロバですから、そこからは感染しないのだろうか、などと考えてしまった。

ここまで読んで分かると思いますが、哺乳類が狂犬病に罹ることは分かっていますが、罹った動物がどのような行動をとるのか知らない人がほとんどで(WHOが「疑いがあったらお亡くなりになっていただいたね」と指導しているから資料がない)、もしかしたら、健康な動物と区別つかない動物が実は罹っていたということも有り得るということです。

現在、日本国内で感染がないからと安心していますが、住宅街に生息するハクビシン(家の中に入ってきますから)などで感染が始まった場合、初期の感染拡大を止めるのは困難になるのではないかと思われます。(台湾では野生のイタチアナグマに狂犬病の流行があり、人間の家の中に入り込み噛みついてから騒ぎになった。)

もちろん、仮の話ですが、「人間が知らなかっただけで既にハクビシン間では狂犬病に流行がありました」となったら「犬にも感染しているかもしれない」となるでしょう。その時、どのようなことが起こるのか、恐ろしくて考えたくもありません。

 

狂犬病は、国長らく内での感染が「確認」されていないので、「もう対策の必要もないだろう」と考える方もいらっしゃるようです。しかし、確認されていないだけで、どこかで感染がおきているかもしれません。台湾でも、「よくよく調べたら(山の中の野生のイタチアナグマ同士で)何年も前から流行していた」となりました。
この病気の面倒なところは、感染したかどうかがはっきりさせられないということ。もし日本も(世界のほとんどの地域同様)狂犬病が存在する国になったとしたら、咬傷事故の意味合いや、シェルターでの殺処分基準も変わってくることでしょう。今、犬を飼っている人の中でも飼い主が処分を検討する人が出てくるかもしれないと、私は考えています。

現在、日本に於ける狂犬病対策の混乱について、私なりに調べ続けてきました。やっとその答えが見えてきましたが、それについては、改めて書くことにします。

 

こんなに長い書き込みなので、ここまで読まない人も多いと思うので、狂犬病以外のことを書いちゃいます。元ニュースや検証記事で出てくる「獣姦」の問題です。

日本にもそのような文化があったことをご存知の方は多いと思います。日本ではヤギですね(有名な映画にも出てきましたね)。
そのような文化・風習の話や昔話のようなことではなく、身近なペット(犬や猫)が相手であるということをご存知でしょうか。猫は普通に考えたら無理だと思うのですが、私は30年以上前に、欧米ではそのような問題があると耳にした記憶があります。

そして2~3年くらい前のことになります。何処かの団体が譲渡した犬にそのようなことをしている輩がいるらしいとなり、該当犬を確保し、獣医に診てもらったそうです。獣医に「これはやられている」と確認していただき、警察に突き出すなり、何らかのことをしようとしたそうです。
確保までして診ていただいたのですが、日本の獣医さんは、そのようなことをされた犬の体がどうなるのかという教育は受けていません。情報もほとんどないでしょう。なので獣医さんの答えは「この状態ならば確実にやられているとは判断しかねる」となってしまいます。
つまり、(今の日本の現状では)犬を確保しただけでは訴えることはできないのです。(本人がビデオでも撮っているなど明確な証拠がない限り。)

そんな問題もこのニュースを見て考えてしまいました。

 

いつも思うのですが、こういうことを何故私のような普通の飼い主が書かねばならないのだろう。きっと誤解や勘違い、知識不足もいっぱいあると思いますが、恥を承知で書かねばと思わずにはいられないことが多々あります。
早く、全体についてコメントしてくれる先生が出てきて、しっかりした情報・知識を広めていただけることを心から願っています。

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2017年8月26日 (土)

飼い主って色々(突然頭に浮かんだ)

7月上旬から、縦になるのが良いのか横になるのが良いのか、悩ましい生活を送っています。

そんな日々を送り始めた頃だったと思う。以前、時計が落ちた話を書きましたが、今度は、うーにーの写真が落ちた。
高い位置に、うーにーとまいすの写真が飾られ、その間におばまの写真が飾ってある。その中でうーにーのものだけ落ちた。

午前中の早い時間だった。私は横になっていた。ガタン!と大きな音がした。部屋を見渡したが、何が起こったのが分からなかった。落ちたのがうーにーの写真だと分かるまで少し時間があった。

落ちたうーにーの写真を見つけて、何故か「猫の飼い主よりも、犬の飼い主の方が獣医学的なことに詳しい人、多いよな」と頭に浮かんだ。何故、そんなことが頭に浮かんだのか分からない。犬の飼い主だって疎い人はいる。何故そんなことが頭に浮かんだのか、自分でも不思議だった。

その理由について考えてみた。
猫は痛みに強いというか、あまり表に出さない。犬も痛みに強いが多少は表情に出る。なので病院に行くことが(猫に比べれば)多くなり、知識もついてゆくのかな、と思ったりした。

さらに考えてみれば、人と犬、人と猫、との関わりはやはり違うんだろうなということ。そんなことを考えたりした。

20170826

今日は、ばまちゃんの血液検査に行ってきた。糖尿病の経過観察。
肝機能の数値が少し悪かったのと、血小板が少し低かった。血小板は誤差の範囲を言えるくらいだったのですが、備考欄に肝機能の影響が考えられることが書かれていたので、先生に「何故、血小板と肝機能が関係するのですか?」と聞き、説明していただく。ばまちゃんには関係なさそうだ。
病院にある機械では、猫の血小板が少なめにでることがあり、その理由につても説明していただいた。

こういうことの積み重ねなのでしょうね。10年20年で差が出てくる。
それは何でも同じだとおもいます。

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2017年8月25日 (金)

鈴木直樹さん(クラリネット)

もう一年以上前だろうか。とあることがあって、必要性がない限り、ブログを直ぐに書くのはやめようと決めた。直ぐに読んでくれる人もいないようだし。
そうやって放置すると、「書くのを辞めよう」と思うことも多々ある。しかし「あ、後にしたらダメじゃん」と思うものも。今回はそんな感じ。
 

今月(2017年8月)の上旬、近所の世田谷区役所と若林公園で「せたがやふるさと民祭り」があった。今までは、馬事公苑前のけやき広場で行われていたのですが、オリンピックへ向けての改修のため、こちらでの開催となりました。

若林公園に行ってみると各地の特産品などの屋台が所狭しと並んでいた。見ているだけで楽しかった。

ふと思い出した。何年か前に、馬事公苑前のけやき広場で行われたイベントに、鈴木さんと青木さんとのステージがあった(そのときのブログはこちら)。このイベントには来ないのかなと思いましたが、調べた結果、来ないことが判明。

残念だな~と帰宅し、その2日後に鈴木さんから案内の葉書が届いた。「なんという偶然!」と喜んだのですが、既に予定が入っていたりと行けない日ばかり。

既に終わってしまったものもありますが、見えるか見えないか程度の画像を貼っておきます。

8月27日の「クラシックのジャズの融合」なんてコピーに惹かれます。
9月26日の西脇基金のチャリティーコンサートは、昨年聴きました。なかなかの迫力で良かったし、楽しかったです。こちらは今年も行こうと思っています。

鈴木さんのスケジュールはこちら

20170810a  20170810b

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2017年8月23日 (水)

ばまちゃん、すごい

ばまちゃんは部屋から出るのが大嫌い。家から出なければならない病院通いなんてとんでもない。病院へ行けばいじくりまわされたり血液検査もやらねばならないから、絶対行きたくないだろう。

病院にいくことが多い週末の午前中は、ちょっとしたことで「もしかして」と思うのか、押入れに篭ってしまうことがある。曜日と時間、そして私と女房の行動で判断しているようなので、私たちも如何にフェイントをかけるか一生懸命になる。

今日(平日)、インスリンが切れそうなので私だけでカートリッジを買いに行くことにした。ここのところばまちゃんは調子いいので連れていかない。
女房は仕事で不在。いつも病院へ行く時間よりも遅い時間。週末でもない。

しかし、私が鍵と財布と返す針、そして病院の診察券を持って部屋を出ようとしたら、何故か押入れに入っていった。診察券で分かったのだろうか。

 
東日本大震災後、人が暮らすことを禁じられた町で生きてきたばまちゃん。これくらいの勘ががなければ生きてゆけなかったのかも。
震災後約一年半後に捕獲されました。震災直後は多くの猫が命を落としていったと聞いています。与えてくれる食べ物のない日々を過ごし、暑い夏、厳しい冬をしのいできた。その後、美味しい食べ物の匂いに誘われて捕獲された。

 
20170823私が病院から帰宅ると、ばまちゃんは部屋の中のかまくらの中で眠っていた。
押入れは部屋の中にあり我が家に来たばかりの頃はここにも入れず、縁側にあるクローゼットの奥とやはり縁側にあるトイレとここだけが生活エリアだった。

部屋の中の三つくらいの場所とかまくらがばまちゃんエリアの現在。普通の猫からすれば「動かない猫」かもしれない。しかし、とっても行動範囲が増えたばまちゃんなのです。

ばまちゃん、すごい!

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2017年8月18日 (金)

新宿のデパートで譲渡会

最近、ネット上の情報を見るのが億劫になってきた。
犬猫関係の情報は色々と有益なものが多々あり、頭に入れておきたいと思うのですが、それを幅広い(動物愛護や動物福祉に関心を持っていない人も含む)人たちに知らせることは、困難だと感じている。自分だけ知って、「オレ、知っているぜ~」と言っても世の中、変わらない。そんなことを長年感じていましたが、その足踏み状態を、最近は特に感じています。

なので以前に比べてネットを見る時間が減った。目に入る情報は偶然に見た!、という感じ。その中に、こんなブログがあった。

後悔?|NPO法人ねこけん Official Blog
http://ameblo.jp/naoofjapan/entry-12300426639.html

賃貸の共同住宅で、ペットOKではないけど「結構飼っている人いるみたいですよ」という噂(とれとも仲介業者の甘い囁き?)を耳にして入居してしまい、入居後にトラブルとなる話。(ブログでは共同住宅とは書いてないですが。)

「NOP法人ねこけん」という団体は、命の危機にさらされている猫を保護し、健康を快復させてあげて、新しい飼い主を探すという活動(←私の理解)をしている。
そのような団体に「バレちゃったから、どうにかして!」と連絡が入るという話である。

ルールに反して入居したことを自覚しているのですから、そのツケを他人にまわすというのは如何なものか。

この問題は以前からあった。しかし、こちらのような活動をしている団体に余裕がなく、このようなケースを対応することは出来なかった。今でも対応できるだけの余裕がある団体はとても少ないと思う。
ブログの冒頭に「増えて来ている」とありますが、対応出来なかっただけで、対応してくれると知れ渡ったらどんどん増えると思います。

このような飼い主たちは、今まではどうしていたのでしょう。もし自分で対応出来るのであれば、今もそうすることでしょう。出来ないとなると?
たぶん、猫たちは命の危機にさらされて運のいい猫は、巡り巡ってこのような団体に保護されることになるのでしょう。

このブログで、いざとなったら逃げてしまうような飼い主が、この日本には多いことが、どんどん明るみになってゆくことでしょう。もしかしたら、あなたの知り合いの中にもいるかもしれません。

 
そんなことを考えながら読んでいたら、文末に、新宿の京王百貨店で譲渡会をやると書いてある。「わんにゃんEXPO」というイベント内とのことですが、新宿の百貨店で譲渡会です。

※開催日は、2017年 8月19日(土)、20日(日)
(このブログ公開日の翌日からです。)

譲渡会というのは、飼い主に放棄されてしまった猫などに、新しい飼い主を探すイベントです。会場に来た人は、そこに並んでいる猫からお気に入りの猫を探したりするのです。

ほんの10年くらい前までは、23区内であれば譲渡会の会場として貸してくれる場所を探すのにとても苦労しました。借りられるようになると、いつもそこで行うような感じでした。(今でも貸してくれる所は少ないと思います。)

このような団体の日々の活動が認められ、少しずつ借りられる所が出てきたのですが、イベントの中での開催とはいえ、百貨店に猫を持ち込めるとはスゴイです。

会場に猫が居ることもスゴイですが、会場は7階の催事場。そこまで猫が通るのです。もちろん箱(キャリーやケージ)に入ってのことだと思いますが。
今の日本では、猫の毛にアレルギー反応が顕著に出る人がいることを理由に、建物内に入れることを拒むのが普通です。(犬は粗相と吠えるのを心配されますが。)
百貨店内を通って、催事場に何時間か居るというのは、百貨店の懐の深さを感じます。

私は、今後、新宿の百貨店に用事が出来たら、迷うことなく「京王百貨店」を選ぶことにします。

 

この団体のHPに行って、この譲渡会についての説明ページを探してみたら、下記のページがありました。

http://nekoken.jp/jotokai/schedule/

アドレスからして、この催事が終わったら別の内容に書き換わってしまうと推測されます。
「新宿の百貨店でやった!」という事実が残ったら嬉しいなと思ったのですが、残念。

 

イベント全体のページを探したら、ありました。

https://www.keionet.com/info/shinjuku/event/wannyan.html

上記ページの真ん中よりも少し下辺りに情報が掲載されています。
以下の文字も!
=====================
「都内最大級で開催」
両日ともに約150匹の保護ねこが来場します。
=====================

150匹の猫を7階まで運ぶだけでも大変そう(色々な意味で)。

 

陰ながら、色々な意味で成功を祈っています。
数多くの猫に、新しい飼い主さんを見つけることが出来た!、も嬉しいですが、例えば、猫が150匹通っても、催事場の中にいても、問題は起こらなかった!、という実績だけでも大きな収穫です。
譲渡会に限らず、盲導犬をはじめとするイベントを検討し易くするかもしれないし、このような積み重ねは、賃貸住宅での飼育の許可を検討する大家さんの増加にも影響することでしょう。

「猫を飼ってみようかな」と思っている人は是非、足を運んでいただきたい。
本気で行こうと思う人は、先日のこちらの書込みも読んでいただければ幸いです。こちらの団体が、この漫画に書かれているような条件なのかは、私は知りません。
しかし、前半に書いたように「たぶん大丈夫だろう」と飼いはじめ「やっぱりダメだった」にならないように。

熱心に活動されている団体のご苦労、ジレンマをご理解の上、来場されて、飼い主にならなくとも、譲渡の条件等について理解を深めていただけたらと願います。

猫を目の前にして、一生懸命頑張っている人たちの話に耳を傾ける。そこに、その猫たちが居る。そんな場所で聴いた話を誰かに話ししていただければ嬉しいです。

文字だけでは伝わらないことありますし、都合のいいことだけ書けますし。

 

とにかく、譲渡会の成功を祈っています!

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2017年8月16日 (水)

今日、映画館で黒澤明の「乱」を観た。
デジタル・リマスターの4K版とかいうものだ。

この映画、観たはずなのだが、全く憶えていなかった。影武者を観た記憶もあるし、幾つかのシーンを憶える。乱は「あれ?、初めて観るような…」という感じだった。

最近、女房がツタヤでDVDを借りてくるので一緒に見ることが多い。たまには映画館で壮大な戦闘シーンや城内のシーンを見るのもいいかな、という感じで足を運んだ。

映画館は下高井戸シネマというこじんまりとしたところ。スクリーンは小さめで、比較的近くで見ることが出来、老眼が進んだ私には有難い。そして4Kリマスター。空、雲、緑も綺麗だが、仲代達也演じる主人公の皺や髪の毛、すね毛なども美しくよく見えた。甲冑の微妙なテカリ具合もよかった。外での土煙なども。

他によく見えて「やはり観ていないとおもう」と感じたのは落馬シーン。乱の落馬のシーンは見たことがあるはずなのだ。見せてもらっている。
この撮影当時、私は馬の世話をする仕事をしていた。先輩たちの何人かはエキストラで出演している。「落馬シーンはギャラがいいからやってみないか」と冗談半分で言われたことがあり、公開後、落馬シーンの幾つかだけを見た記憶がある。しかし、当時の画質ではよく分からなかった。今日、よく見えて「あぁ、やらなくて良かった」と。

それは自分が年をとったからかもしれない。私に後輩が居て、馬たちの世話をする人間がいたら、若気の至りで挑戦していたかもしれない。しかし、4Kリマスターで馬の脚の動きがよく見えるようになってみると、踏まれなくてよかったね、というシーンが幾つも。
今おもうことは、「とにかくやらなくて良かった」(笑)

全然、映画の内容と関係のないことで分かったことも。
昔の日本の人は、馬の右から馬に乗っていたらしい。今とは逆だ。たぶん帯刀しているからだろうとは思っていた。今日はそれを確信した。和鞍の鐙の形が、輪っか状になっていない理由もだいたい想像できた。
これも馬に乗るときの刀の動きがよく見えたからだ。

馬のシーンだけでなく、風景も人の表情もよく分かり、やはり黒澤映画はすごいな、と感じた。
最近、DVDの映画を観ていると、映画を撮っている現場が目に浮かんでくることが多い。映画の中の世界に引き込まれない。演技がどうとか、セットにリアリティーがないとか、ライトが派手だとか、風の吹き方が妙だとか、そんなことばかり気になる作品がほとんど。
この映画はそのようなことはほとんど感じなかった。(三の城がちょっと…。)仲代達也の演技は如何にも演技なのですが引き込まれてしまう。他の人の動きも、人間の動きとして自然。合戦のシーンも何百人もの一人一人が本気で戦っている感じ。大袈裟な力みはない。
カメラ位置も自分がそこで見ている感じ。今の撮影でよくある、「現実では、こんな高い位置から自分が見ることはない。まぁ、映像としては綺麗だけどね」というものは一つもない。自分がそこに居るような感じになる。
そして構図も美しい。自然の中のシーンも「まさか山の形を変えた訳でもあるまいに」と思ったし、廃城のシーンはセットだと思いますが、構成の中の構図としてよく考えられたものだと、後から感じました(見ているときは、映画の世界に引き込まれているので、そんなことを考える余裕はない)。後から感じるということは、各シーンを覚えているということですが、最近のDVDの映画を観ても、各シーンどころか粗筋でさえ、すぐにあやふやになることもある。

音楽は武満徹。「映画の迫力を引き立たせていいな」と思ったのですが、帰宅後、Wikipedia を読んだら音楽の使い方で、黒澤明と武満徹は喧嘩別れしたとか。低音を強調した使い方に不満があったようですが、映画館での音の聴こえ方を熟知している黒澤明と、純粋に音楽や音として扱ってほしかった武満徹との意見の食い違いだったのかも。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

映画館で観て良かったな & 今更ながら黒澤映画ってすごいな、と思った映画鑑賞でした。

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2017年8月10日 (木)

写真展『写真家チェ・ゲバラが見た世界』

タイトルの写真展に「行きたいな~」、と思ったのですが、ここのところなかなか自由に動けない。「近くだったらな~」と思ったら、まま行き易い場所。ちょっと無理して行ってきました。

20170810
写真展『写真家チェ・ゲバラが見た世界』
http://che-guevara.jp/

展示は、「写真」と「説明文が書かれた大きなボード」、そして何箇所かに設置された「モニタから流れるビデオ」。ビデオは全て違った。

会場がそれほど広くなかったこもありますが、全てのモニタに人だかりが出来て、皆真剣に見ている。その周囲の写真は見ることが出来ない。
ほとんどが中高齢者でかつ、幅広い感覚の人たち。男女比も半々くらい(女性の方が多かったかも)。そして皆、写真、説明ボード、ビデオをよく見ていた。

 

彼の名は、エルネスト・ゲバラと言うらしい。「チェ」は何かというと、(ボードに書いてあったのでうる覚えですが)何処だかの言葉で「ねえ、君」を親しみをもって投げかける時に使う言葉だという。旅先で彼がよく使っていたとか。

このことが記されたボードは、入場してすぐにあった。
このことを読んだ私の頭の中には、井上陽水さんの桜三月散歩道が流れた。デートの行き先を彼女と話あう歌なのですが、人が死んだり狂ったりする不思議な歌詞の曲なのです。
http://www.kasi-time.com/item-12222.html

ゲバラの人生は奥さんに支えられた部分も大きかったようだ。ビデオの中でインタビューに答えている姿が幾つもあった。とても知的な雰囲気の人である。
『写真家チェ・ゲバラが見た世界』となっているが、やはり私には「革命家」ゲバラとしか見えなかった。奥さんや子供も命を狙われることもあったのではないかと思いますが、インタビューでは、そのようなことは全く感じなかった。話の内容は、素敵なご主人を思い出話の範囲を出ない感じだった。

 

写真は確かによく撮れている。記者としても職を得ていた時期もあったようだ。
しかし、世界を駆け巡るようになった彼の写真を見ていると、写っている向こうやその手前のことを考えします。工場、遺跡、戦場、それらの背景やこれからなどを考えてしまう。工場や大きな遺跡には人の姿が少ないものが多々あった。そこに写ってなくとも、多くの人が関わったことは感じ取れる。
そんなこともあってか「写真家」ではなく「革命家」「政治家」としか、彼を見ることが出来なかった。

 

あれだけのカリスマ性はどのように築かれたのかに興味があった。
一つは、現場でよく働く。指揮するだけでなく自分が体を動かす。休むことはないそうだ。
このような人は見たことがある。これだけではないと思っていた。

彼は、本をよく読んでいたという。医師の資格も持っていた。勉強が好きだったのだろう程度に思っていたが、とにかく本が好きで文学は、小説だけでなく詩もとても多く読んでいたらしい。そして哲学にのめり込み、マルクス主義に傾倒してゆく。

多くの文字を残したゲバラですが、口から出る言葉もとても魅力的だったのではと想像した。奥さんが二人だけの会話を話すシーンがありますが、ラブラブな雰囲気が伝わってきます。
「チェ!」と声をかけられ、共に働き、語り合えば、彼の魅力の虜になってしまうのでしょう。

キューバの主導者になった彼が「これから国をどうしょうと考えてますか?」と質問されて「それは私が考えることではない。国民が考えることです」とか答えていた。

世の中を変えるには、現場を理屈で組み立てるのではなく、現場の人たちの気持ちを一つすることだ、ということを再認識しました。

 

ゲバラの有名な写真がありますが、若い人はあの写真のTシャツを着ていたりします。私には理解出来ないので、あるとき着ている若者(と言っても渡りより10も若くないと思う)に「あなたは彼の思想を支持しているのですか?」と訊いたことがある。「そういうことはよく知りません。ファンションとして着ているだけです」と。
ゲバラはそういう人じゃないと思うんだけど、と口から出そうになりましたが、「そうですか」で終わりにした。

顔写真だけでも魅力的なゲバラ。

私は、子供の頃、彼のことをゲリラの親分くらいにしかおもっていなかった。今は、歴史上、最もカリスマ性のある人間の一人だと確信している。なので、プリントされたTシャツを何気なく着てしまう人もいるのだろう。

 

子供の頃から本が好きだったのだろう。そして遊ぶことも好きだったようです。病弱にも関わらず激しく体を動かすことを好んだとか。そして大学生から続けた旅。
本の中で多くの人と出会い、遊びで実物の人間を感じ、旅で多くの人と出会い「チェ!」と語り掛け共に働き、しっかり結果を出す。

彼の魅力が理解できた展示でした。

 

それでも最後まで「写真家チェ・ゲバラ」とは思えませんでした。「革命家」の方が本人象に近いですが、「素敵な人」ゲバラが彼を表しているとおもいます。

彼には、どんな肩書をつけても、それ以上のものを感じしまうのでしょう。

人生の何処かで、そんな人と出会いたいものです。

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2017年8月 8日 (火)

夜廻り猫 【第二九一話】

この漫画を見て、「私もそうおもう」と感じた方、少なからずいるではないだろうか。

http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/291

団体側の対応ももっともだとおもう。そうならざるを得ない状況も理解している。

それは譲渡会だけではない。
2000年施行以降、約五年ごとに改正される「動物の愛護及び管理に関する法律」とその周辺の基準や規則を読んでいると、同様のことを感じる。

もう一年近く前だろうか。「お金のない人は犬を飼ってはいけない」というような発言が注目された。これももっともだとおもう。しかし、何かがしっくりこないものがある。

この日本において、この若者のように考えるのは普通のことでした。それに対し、生涯飼育の全うすることを考えれば三コマ目の考えは当然であり、それをしっかり考えていない人の中から問題を起こす人も出てきてしまったことも事実。
そんな時代の流れを知らずに譲渡会へ行った人が、「時代は変わったんです。もうこれが常識なんです。だからあなたには渡せません」は酷だと思う。

東日本大震災が起こる前は、引き取りたいという人は(今に比べれば)少なかった。引き取りたいと考える人間が増えた理由については、流行と言ってもいいような側面もありますが、基本的なことが知られるようになった。その知られるようになった原動力の一つが「流行」であったことも否めない。

知られるようになったこととして、住宅街に於いては完全室内飼育が原則であることと、避妊去勢した猫であれば、猫にとってもストレスが少なく室内飼い出来ることがある。インターネットを利用する人が増え、そのような情報に触れる人が増えたことも大きいだろう。書籍や雑誌なども出版されている。

このように「里親になりたい!」と考える人が増えたことはなんとなく理解できる。

 

この漫画の中の三コマ目で、猫の里親にと申し出た若者に以下の説明をもって「無理です」と告げる。

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あなたの
収入が途絶えたら?
病気になったら?バックアップ体制は
無しですか?
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このような活動をしている団体の中にも、資金繰りが上手くいかず、動物たちの管理がお手上げになった団体もある。
代表の人が倒れたらやっていけないのでは?、と思う団体もある。
「私達頑張ります!」と孤軍奮闘しているような団体も昔は多かった。

そのようなことから、このような団体は法律で監視される対象となった。しかし、その監視もまだまだ行き届いていないと感じる。現実問題として、「さてどうやって監視しましょう」となると確かに大変なことである。常に見張っている訳にもいかないし。

団体の監視の方法が確立されれば、里親希望者の判定方法にも活かせるかもしれませんね。

 

発展途上の現状が、よく分かる漫画だとおもいました。

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