2017年3月24日 (金)

新しいワタシの見つけ方(DVD)

映画というかDVDの感想文です。

日本語タイトルは、「新しいワタシの見つけ方」。
英語のタイトルは、「EMMA'S CHANCE」。

タイトルで検索したら、先頭に出てきたのはこのレビューページ
https://filmarks.com/movies/69700

スターチャンネルでの紹介ページ
http://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=25496

 

主人公(EMMA)はアメリカの女子高生。進学のこと友達付き合いことなど悩んでいる時に、ちょっとした失敗をし、罰として馬のレスキュー施設のお手伝いをするようになり、周りを巻き込みながら人間的な成長をしてゆくストーリー。

「レスキュー施設」と言っても分からない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。
助け出して保護する施設です。犬や猫にもあり、そちらは日本にも定着しつつあります。捨てられり、酷い飼われ方をしている動物を保護し、心身のケアを施し、新たな飼い主を探します。

わざわざ英語のタイトルを書きましたが、馬にとってここに入れることはチャンスです。主人公にとってもチャンスだったのです。日本語タイトルってヘンなの多いと思いますが、これもその一つ。でも、レスキュー施設なんて日本の人には分からないので、このタイトルが妥当なのかも。
馬にとってチャンスだと分かるシーンが幾つか出てきますが、ほとんどの人には分からないと思います。(メキシコ産馬肉というタイムリーなネタも出てきます。)
この映画を観ていておもうことの一つは、日本と欧米の文化や歴史の違い。

日本に於いてペットの代表格は「犬と猫」ですが、世界標準(といっても歴史的にみれば欧米白人社会と言うべきかも)では、「犬、馬、猫」です。
場所によっては、野良馬が居たりします。映画の中にもそんな話が出てきます。

よくボランティアとか寄付の歴史が違うということを言う人がいますが、この10年くらいはネットの普及もあり、日本でも寄付の感覚が根付いてきたと思います。歴史は違いますが、寄付という形が手軽に出来るようになってきたことを実感されている方も多いのではないでしょうか。
この映画の中では、資金集め(のお礼?)のパーティーが出てきます。これは日本には定着していませんね。これは感覚の違いなのかも。

この映画の話は実在の施設をモチーフにしたそうですが、やはり資金集めが必要になります。
映画を観はじめたときにレスキュー施設とは知りませんでした。施設のマークに Rescue の文字を見て「えっ?」と思いました。そして施設の規模を予想して、「日本だったら月にこれくらいは必要だろうな」とか考えて「日本じゃ無理」と思ったものです。馬房(馬小屋)の広さからして「いいな~」と。動物福祉ってやつですね。ヨーロッパの馬房を写真やビデオで見ていますが、それらと比べるとこの映画のサイズは一般的です。日本のよくある馬房と比べると「なんと羨ましい~」と感じます。馬房の広さ以外にも色々ところで「最低限」の感覚が違うな~、と感じました。
そんなことを気にし始めたら資金難にもなるだろうなと思ったりしました。

そんな話は改めて書くことにして、乗馬の話
ド素人の主人公が上達してゆく姿がなかなか良かったです。それが分かるようになっていました。(スタントの人を使った最後のシーンは綺麗すぎる感じはありましたが。)

私の感想文を読むと小難しそうにおもえてしまうかもしれませんが、気軽に観ることが出来る映画です。たぶん子供も見ることを想定して作っていると思います。
構えずに馬のレスキューのことを知ってもらいたいのではないかと思います。アメリカでも馬をペット出来る人は一握りだし、都市部で馬に触れる機会はほとんどないでしょうから、「馬との付き合いって難しんだろうな」と思っている人がほとんどだと思います。少しでも多くの人に、馬の問題と馬の素敵な部分を伝えたくて、このような映画を作ったのだと思います。

私自身、経験なしに馬の仕事に就いて、この女の子のように「馬っていいな」と思ったものでした。人間社会の中での馬について、少し分かってくると何かと考えてしまうこともありました。
私が馬の仕事をしたのは 30年以上前ですが、当時の日本にも馬のレスキュー団体はありました。しかし、その存在を知らせるだけの力もなかったような印象でした。日本の野良馬(捨て馬ですね)の存在を訴えても信じてもらえないし、ほとんどの人は「私には関係ない」という感じでした(当時、競馬が流行っていましたけどね)。
 

おっと、また小難しい話になって申し訳ない。
気軽に観てほしい映画です。馬が好きでなくても見て欲しい映画です。

日本の動物愛護もこんな感じの活動(映画作り)をしてくれたらと常々思っています。小難しいことは後回しでいいと思います。(オマエが言うな!、と言われそうですが・苦)
動物とのふれあいはいいものだ、からでいいのではないでしょうか。

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2017年3月21日 (火)

Windows7 WindowsUpdate が はじまらない(0x80080005)

以前から Windows Update がはじまらないノートがある。色々試してみて、このページに書いたことを全てやって、どうにか出来た。しかし三か月くらい放置したら、また出来なくなり、これらの方法では解決できなかった。

廃棄してもいいマシンなので、リカバリーをかけてみた。そして、早速、Windows Update をしてみたのですが、I.E. が古いと怒られる。対応後も Update は出来ない。
以前と違うのは、延々と確認を行っているのではなくエラーで止まり、エラーコードが表示される。それに従い対応していったのですが、今までと違うことがありました。

エラーコードは、タイトルの通り、0x80080005。
対応方法は、こちらに書いてあった。

個別の Update をダウンロードするのではなく、レジストリーをいじるのだ。私のノートの場合は、このエントリーがなかった。(その場合の対応は、上記リンクページの下の方に書いてあります。)

もしかしたら、今までもこの対応をしたら解決されたかも。

 

Windows Update が始まってから5時間が経ちますが未だ終わらず。ちなみにOfficeはまだ入れていません。こちらも古いので大量の Update がありそうで怖いweep

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2017年3月12日 (日)

先日お知らせした狂犬病のセミナー

先日、お知らせした狂犬病のセミナーに行ってきました。

よくある、教科書に載っている世界の分布や数字、人、犬、などの症状の紹介などは当然するとして、実際にこんな例があった、この国ではこんなことをやっていて、結果こうなって、さらにこうしたらこうなった、気になったから現地まで行って現地の先生に話を聴き、街の中の様子を見てきた、など膨大な情報をいただいたのですが、記憶力の弱い私にはほとんど頭に入らず。

また、多方面から膨大な情報を得ているからこそ言える、「だからこう考えるべきでしょう」と、教科書に載ることはないだろう考察も多々ありました。

そんな、ちょっと知っていたり珍しい情報が並んだとおもったら、狂犬病予防法の話になる。(後述しますが)この法律はよく出来た法律と考えるべきと説明されて、「そうなの?」と思ったり。

知らないこともありましたが、知っていることも大事な情報が抜け落ちていることを思い知らされたり。

聴いていて感じたことは、「頭では分かっていても、自分も平和ボケしているな」ということ。
客観的な数字や海外での出来事、各国や地域の情勢などを聴いていると、清浄国(狂犬病が発生していない国)である日本にいる自分が、少しは世界的な視野で、狂犬病を見ることが出来るようになった気分になりました。

とにかく情報量が多いのでブログでほとんどの話は書けませんが、よく話題に出ることと象徴的な話を書いておきます。

(お断り)
以下に書く内容も、これだけではなく、細かい捕捉が多々ありました。なので、私の記述では不充分で誤解を招く可能性もあります。より正確な情報、詳細な情報が欲しい方は、今回の講師、佐藤克先生に講演をお願いすることをお勧めします。今回のセミナーの最後に、「少人数であっても出向きたい」とのことでした。

 

(よく話題にでること)
何故(日本では)猫に狂犬病の予防注射を打たないか

主な理由は、「人間の死亡例の感染源は、99%が犬だから」。
そして、猫は(少なくとも日本では)感染環に入らないから。

感染環とは一般的な感染経路。それがぐるぐるまわっているから病原体は次世代を残し続けることができる。一種の動物で感染が続くこともある。狂犬病の場合はそのパターンのようでした。
つまり、日本に於いては(人間同様)猫は、他の動物に狂犬病を感染させることは、通常ではないだろうとされています(たまに人間に感染させることはあった)。

※現在の犬用予防注射は猫にも使えるそうです。

 

(象徴的な話)
昭和25年に狂犬病予防法が出来て(8月26日公布、公布の日から施行)、昭和32年に広島県で狂犬病と断定できる猫の記録を最後に、国内発生、感染の記録がない。なぜ7年で根絶できたのか。

この猫の例が報告された時に、「これが最後」とは断定できる訳もなく、また、その猫を噛んで感染させた犬が、その時いたはずですが、それは発見されていません。「また出るのではないか」と多くの人が考えていた。もう出ないだろうと感じ始めたのは昭和40年台に入ってから。
後から思えば、7年で、ということになるということですが、大きな要因は3つだと考えられる。

1.狂犬病予防法がよく出来ていた
2.国民がそれを守り、実行した
3.野生動物での発生や流行がなかった

現在、2.がそのような状況ではないことが、時々話題に出ます。法律では全ての犬に予防接種を義務付けていますが、(実際の飼育頭数が分からないのでなんとも言えませんが)接種率は30%くらいなのではないかと言われることがあります。WHOでは、狂犬病の流行を抑制するには70%の接種率が必要とされています。

世界の多くの地域では、野生動物(人間と関わらずに生きている犬なども含む)が感染源になっています。北米では、野生のコウモリが狂犬病になり、パタパタ苦しんでいるのを猫がいたずらし、噛まれ感染。その猫が人間にうつすというケースもあるが、それが分かっている地域では、猫にワクチンを接種したりしている。
そんなコウモリが可哀相と手を差し伸べて感染した女性(当時高校生)もいた。この女性は、完全な狂犬病と断定しにくい症例だったが、発症後生還した数少ない人の一人。その方は後に獣医師になった。(「完全な狂犬病と断定しにくい症例」というのも興味深い話でした。)
野生動物(人間がコントロールが困難な動物)間にて感染が続いてしまうと、清浄国になることは困難。
お隣の台湾で、イタチアナグマの感染が確認されましたが、その後の調査で随分と前から(発生していたであろうではなく)流行してきただろう、という状態だそうです。

 

その他、改めて聴き、「そ~だよな~」とか「ひえ~~~」とか思った話として、日本がEUを実質的に非清浄国扱いにしたこと、インドネシア政府がバリ島で行った対応、内陸保税蔵置場での問題、など。日本に来るロシア船籍の船が減った話も興味深った。

世界的に見れば、狂犬病の記録は、3,000年前くらい前からあるそうですが、今の科学をもってしてもよく分からない病気だそうです。
狂犬病ウィルスにとって、やはり犬が一番居心地がみたいで、人間に感染することは(ウィルスにすれば)予想外なのか感染後のパターンが多々あり、感染(噛まれた)から発症までのことはよく分かっていません。噛まれたからと言って、必ず感染するとは限らないのかもしれないし、感染していないように見えた犬が感染させることが出来る状態(前駆期前の2~3日)だったいうこともある。
とにかく、よく分からない病気で、噛まれて発症してしまえば、まず助かりません。命はありません。

そんな病気だからこそ、国民をあげて予防し、清浄国であり続けたいものです。

 

幾ら書いても、聴いた話のほんの一部のような気がします。ほんと盛り沢山でした。
これだけの情報を集め、惜しげもなく伝えてくださる佐藤先生、ありがとうございました。また、このセミナーを企画された東京支所にも感謝します。運営に携わった皆様、ありがとうございました。

取り急ぎ、書き留めた程度のないようでした。

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2017年3月11日 (土)

Windowsマシンの部品を次々に取り替えると

またまた、パソコンの話。

今はメーカー製のパソコンも安くなりましたが、昔は10万円以上は当たり前で、高性能なものを求めると20万円以上になりました。モニタもちょっと性能のいいものを求めると10万円近くになったりしたものです。インターネットが普及したお陰で、パソコンも普及し、不具合も少なくなってきたし、安くもなりました。

そうなる前は、パソコンを自作することは珍しいことではありませんでした。私も時々やっていました。なので、その知識はあります。知識といっても、プラモデルよりも知識は必要ありません。簡単です。

 

パソコンのトラブル対応も少しは仕事があった5年くらい前までは、パソコン三台体制で運用していました。メインマシン、そのサブマシン、そして、テストマシン。テストマシンは、「このソフト、インストールしても大丈夫?」と思うものを使ってみたり、無理な設定をしてみたり。

ここのところパソコンの仕事が激減し、テストマシンが必要なくなってきた。もう7~8年前のパソコンなので破棄することにした。念のためデータを吸い上げる。吸い上げ先はサブマシン。

吸い上げ作業が終わった次の日、「さぁ~て、データを確認するかな」とサブマシンの電源を入れたら、「システムディスクが見つかりません」とか、そんな英語が表示され、立ち上がらない。どうにかなるだろうと、再起動したり BIOS いじったりしても全くどうにもならない。
該当ディスクをマシンから外してチェックしてみる。完全に動かない。全く反応しない。これが先日書いた、SSDが壊れるに至った経緯です。

「SSDが壊れる」の処置でマシンは使えるようになったのですが、このマシンは時々、致命的な症状を出してくれる。動いている時に、急に電源が落ちるのだ。
このマシンを入手して2~3週間で症状が出た。派手な電飾ケースだったのでケースを取り替えてみたら、とりあえず症状が落ち着いたので喜んでいたら、一年くらいたったら、やはり急に電源が落ちるようになった。そのときも色々と試した。結果、メモリを半分外すと症状が出なくなる。それで運用していたら、今回の「SSDが壊れる」になった。

SSDをHDDにして症状は治まったのですが、また何か起こるのではないかと心配になった。もう一台、パソコンを購入しようかと思ったのですが、そんなお金はない。

手許にあるジャンクマシンの中に動きそうなものがあったので、テストをしたら使えそうだ。CPUは i7、メモリは16G積んだ。OSを探したら、Windows7があったので、それをインストールしてみた。
動かしてみると、「あれ?、なんか重い。i7とは思えない」と思ったら、OSが32bit。使えるメモリは4G未満。PAEという技術を使って、残りのメモリを使えるはずだと調べてみたのですが、どうしても出来ない。BIOSにメモリー・マッピングの項目がない。つまりメモリは、4G未満しか出来ない。
http://oxynotes.com/?p=7803

ここまでで結構な時間を使ってしまった。お金があったら、新しいマシンを購入して解決なのに、と虚しいおもいに襲われる。

 

ここから本題。

忘れた頃に電源系統のトラブルを出してくれるサブマシン(Win10Pro.64bit、Win7からの無償アップグレード)のHDDとグラフィック・ボードなど出来る限りのデバイスを、動きそうなマシンに移して、Win10として動いてくれないものか、と考えた。

私の記憶なので間違っているかもしれませんが、Windowsマシンの部品を次々に取り替えると動かなくなる。たしか、6つ以上のデバイスを変更すると動かなくなる、というルールがあったような気がした。
メモリを外して解決したときに幾つかのデバイスを外したり着けたりをしたので、もしそうであれば限界に近い。

とにかくトライしてみる。
ネットで調べた限りでは、マイクロソフト・アカウントでログインする設定にしておけば大丈夫!、という記事があった。テストマシンはその設定なので、期待して作業に臨む。
http://www.solar-make.com/personal-computer/motherboard-replacement-win10/4311/

マザーボードと電源は健全そうなケース内に、忘れた頃に電源が落ちるマシン(サブマシン)の HDDやグラフィック・ボードを着けてみた。

立ち上げてみると、ドライバーも大きな問題はなく立ち上がってくれた。動いてくれる。
しかし、マイクロソフト・アカウントでログインしていてもダメでした。何か設定を変えようとすると、「再認証してください」とせがまれる。「プロダクトキーを入れろ!」、と。

Windows7からの無償アップグレードなので、プロダクトキーがあったかどうかも覚えていない。たぶんなかったと思う。
ネットで調べたら、Windows7 のプロダクトキーを入れればいいらしいが紛失してしまった。
またまたネットで調べたら、プロダクトキーを読み取ってくれるソフトがあるらしい。それで確認しようとしたら、セキュリティーソフトが待った!をかけた。普通、見ることが出来ないシステム情報を覗くのですから、怪しいソフトと思われて当たり前。

セキュリティー・ソフトの警告を無視し、そのソフトで、Windows7 のプロダクトキーを確認。それを入力したら警告は消えて、問題なく使えるようになりました。

二台のマシンにインストールしている訳でもないので問題ないと思いますが、6ヶ月6デバイス・ルールが記憶にあったので、ほっとしました。

 

さてさて、認証されたこのマシン。安定して動いてくれるかな。

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2017年3月 9日 (木)

狂犬病についてのセミナー(2017年3月12日)

今度の日曜日(2017年3月12日)、こんなセミナーがある。(こんな直前に書いても、行けない人が多いと思うけど。)

https://www.jpc.or.jp/tokyo/archives/2286/

タイトルは、「ひとと動物の共通感染症-恐ろしい狂犬病(仮題)」。
主催は、「公益社団法人 日本愛玩動物協会 東京都支所」ですが事前申し込みは必要ですが一般の人も参加OKです

申し込みの方法は、こちらのページにあります。
協会会員でない方、管理士でない方は、会員番号、管理士 1級・2級は、不要です。
一般の方は、こんな感じになると思います。
 


件名:
ひとと動物の共通感染症-恐ろしい狂犬病(仮題)

本文:
ひとと動物の共通感染症-恐ろしい狂犬病(仮題)参加希望
お名前
連絡のつく連絡先電話番号


 
メールメールアドレスも書いた方がいいと思いますが、メールで送るのですから分かることでしょう。
これだけ書いて、上記のページに書かれているメールアドレスに送ればOKのはず。
たぶん、まだ定員になっていないと思います。

 

狂犬病について、おもうこと。

今の時期になっても(仮題)というのも如何なものかと思いますが、それくらい扱いが難し問題なんだと思います。

何故わざわざ宣伝するかといえば、狂犬病についての基礎知識がないまま、ネット上に無責任な書き込みが、年に1~2回盛り上がることがあるから。
今年に入って書いた昨年日付のブログにも書きましたが、特定の情報だけをもってきて、狂犬病全てに通用するような書き方をしている人の発言が、Twitterなどを中心に拡散される。

上記ブログにもありますが、知っているつもりだった私も、ちょっと本気で調べれば(ネットじゃなくて書籍とか携わっている先生に伺えば)、あまりに無知だったことが分かるし、世間一般で言われているような単純な病気ではありません。

今回のセミナーの講師の先生は、狂犬病臨床研究会という(教科書の中ではなく)実際の狂犬病についてリアルタイムで情報収集している団体の会長さんでもあります。
 

今回、講師の先生がどのような内容にスポットを当てるのか分かりませんが、狂犬病がない日本に(お隣の台湾のように)狂犬病が入ってきてしまったら、犬や猫、そして現在は放置に近いアライグマなどに対する接し方が変わります。その対象は、レスキューした犬や猫もです。

さらにワクチンのことをちょっと突っ込んで調べると、「これは気軽に語ってはいけない」ことに気が付きます。

幅広い意味で恐ろしい病気、狂犬病。
今度の日曜日のセミナーは、その基礎知識を得るいい機会だと思います。

ご興味ある方は、是非!!

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2017年3月 7日 (火)

花森安治という人 と 1986年という年

20170307a先月、中旬だろうか。世田谷美術展にて「花森安治の仕事」という展示を観てきた。こちらよりもサブ展示的な「ぜんぶ1986年」に興味があり、行くことにした。

右の写真は、つい先日、世田谷区内の南の方(九品仏あたり)を歩いていたときに見たポスター。このポスターを見て、ブログに書いておこうとおもった。

 

まずメインの花森安治。
入ってすぐに「暮らしの手帳」の編集者であり、「暮らしの手帳社」を作った人ということが分かった。1911年(明治44年)生まれ。大学時代に結婚、戦前から広告関係の仕事に従事し、太平洋戦争時は召集されるが疾病で除隊。終戦まで大政翼賛会関連の仕事として国策広告に携わる。「欲しがりません、勝つまでは」などを、国民に広める仕事だ。

ある程度進んだところで、この人をモデルにした連続テレビ小説が近年放映されたことを知る。この人のビジュアルには映像にしたくなるものがある。明治生まれの人が、長髪だったりスカートのようなものを身に着けていたりする。顔はがっしりと如何にも男性。今では珍しくありませんが、当時はとても珍しかったのではないでしょうか。

私は「暮らしの手帳」なる雑誌がどういうものか知りませんでした。この展示で知り、驚いた。狂気ともおもえる数のテストをする。山のように積み上がったパン、行列で行進するベビーカー、石油ストーブを倒して部屋を燃やしてみる、などの写真は圧巻だった。

そして仕事の量、質も圧巻だ。テストだけではなく、文章を書き、絵も描く。文章を書くために取材し調べ深く考察している。絵を描くにあたっては対象選び、デザイン、その意味など多角的に考えられていることが分かる。強く伝わってくるのだ。

個人の日常だけでなく、社会問題にも言及していた。今でいうところの待機児童問題の記事があった。今も昔も変わらない。その他、政治批判的な記事も多々あった。
 

何度も出てくる「一銭五厘の旗」。一銭五厘とは召集令状の葉書についている切手部分の額面表示とのこと。召集された時に「お前らの命は一銭五厘しかない」とか言われたことからだとか。

戦争を憎んでいただろうと思われますが、皮肉なことに、戦中、「質素倹約」「ご近所さん同士助け合い」などを宣伝した彼が、同じ内容のことを訴え続けることになる。こんなところにも、強靭な精神を感じた。

 

この展示の世界は、情報が行きわたるようになった現在とは違う世界であり、この展示の世界を好む自分は時代遅れなのだろう。
今の世の中、「結果」だけが重要であり、そこからの(感想というより)感情で議論がなされる。現在の商品のテストはもっと簡素だ。各製品に使われている部品や組立方法などのデータから数値が算出されて評価が決定される。それだけ情報が既に収集・集計され、それらをどのように計算すれば良いのか確立されている。

この展示の世界では、理屈や計算はない。実際使い続けた結果が全て。
テストには多くの人、物が関わっていることを感じる。ふと、商品が出来るまでにも多くの人や物が関わったのだろうと想像する。

そんなことを感じるのは時代遅れの人間だろう。
私は学生の頃、工場でアルバイトをしたことがあります。ラインの左右には多くの人が配置されていました。今の工場の中にいる人数は当時とは比べ物にならないくらい少ないらしい。ほぼ無人の所も珍しくないとか。

20170307b今の世の中は、数字や思想によって人々が行動していますが、その行動の中にも人と人との直接の関わりは希薄になっている。

私は、個々の生活のありようや関わり方を大事にするべきだと考えてきましたが、そこにはもう後戻りすることはないのかもしれない。
その代償行為として、ネット上のコミュニケーションやペットの存在があるのかも。

この展示は、4月9日まで。

 

もう一つの展示。ぜんぶ 1986年。
入ってすぐの絵画やオブジェは、「おっ、抽象だけど私にも分かりそう!」とちょっとアートな世界を期待しつつ、大きな部屋に入ると、分かり易く楽しい展示が多い。
赤瀬川源平と松田哲夫で企画した「路上観察学会」は楽しい。1986年の東京はこんなだったのか!、と記憶をたぐる。向井潤吉の作品はびくともしない精神を感じる。日本はいい意味で変わらない、変わらないでほしい。横尾忠則には向井潤吉と真逆のものを感じる。日本も日本に囚われていてはいけない。
大きな部屋から出て小さなスペースに、北大路魯山人。これは気軽に楽しむ感じではありませんでした。腕組みし、う~ん、、、と唸って(悩んで)しまった。

1986年はバブル。世田谷美術館もあの時代だからこその造られたのかも。
デザインの選定は、設計図ではなく設計者を選定する方式だったとか。

ミュージカルのキャッツや漫画のホワッツ・マイケルが流行っていた。流行語としては「新人類」なんて言葉もあった。チェルノブイリの原発事故、三原山の噴火があった年。

バブル。高度成長期の終焉を決定づける最後の花火。経済の中心が金融になった時代。人と人との関わりよりも数字を優先しなければならなかった時代。

30年も前。あれから大きな技術の進歩を感じますが、人間の感性など根本の部分ではあまり進歩していないようにも感じました。

私が進歩していないだけかな。

 

こちらも、4月9日まで。

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2017年3月 6日 (月)

印刷すると黒い帯

OSの修復に続いてパソコン関係ネタ。
以前も同じことがあったのですが、全く忘れてしまい手間取りました。今後のための覚え書。
 

プリンタ(EPSON EP-4004)にて、縦の赤線を印刷すると黒っぽい横帯が出てきてしまう。ヘッド・クリーニングをすると何故か酷くなる。さらに黄色にも同症状がでてきた。

ネットで調べても、かすれることもあっても余計な色が出てくることは見当たらない。

プリンタを睨んでいたら、思い出した。
蓋を開け、紙を送る部分の下にあるスポンジに染み込んだインクを吸えばいい。特に左端の所。
方法は、ティッシュを折ったものをピンセットで摘まんで軽く押し当てる。

分かってしまえば、「な~んだ、これだけだよね」と、悔しいやら情けないやら。

 

次回は、すぐに思い出しますように。

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2017年3月 5日 (日)

SSDが壊れる @ Windows10

パソコンも安くなった。故障したらマシンごと買い替える時代になった。
以前、パソコンのメンテナンスや修理を仕事にしていたので(今でもやっているけどニーズはないに等しい)、自分のパソコンがおかしくなれば直したくなる。

SSDが全く読めなくなった。もちろんシステムに使っていたドライブ。なので、システムは起動しない。マシンとして全く使い物にならない。
私は、システムとデータを完全に別ドライブに入れるよにしているし、このマシンは予備マシンで、メインマシンがダウンしたときに使うものなので、業務に大きな支障はなかった。

さて、どうしようかと考える。「犬とゆく」でお世話になっている人から「Win7以降の修復機能は結構使えますよ」と言われていたことを思い出した。
Windows10標準のバックアップはやってあったし(昨年末だったけど)、修復ディスクも作ってあった。これのお陰でどうにかなったのですが、つまらぬことで時間を費やしたので、メモ書きを残しておく。

 

・ 初期症状

予備マシンを久しぶりに立ち上げたら、「ブートドライブないよ!」のエラーが出た。何かの間違えだろうと、再起動したり、BIOSを確認したり。
設定は何も間違っていない。「このマシンの起動ディスクは、SSDだったよな」と思って、確認すると、BIOSレベルで見えない。SSDは完全に消えている。
マシンからSSDを外して、別マシンにつなげて確認してもやはり見えない。反応しない。完全にSSDが動かなくなってしまった。(買って一年半も経っていないし、そんなに使っていないのに。)

このマシンは、以前、他の障害もあり、電源を交換しているので、原因はマザーと考えるべきだろう。マザーの交換、または、マシンの廃棄も考えたが、ちょっと対応してみよう。

 

・ システム・ドライブがない状態での復旧

このようなことが起きることを考えて、Windows7以降、OSがバックアップの機能を持っている。バックアップ先は別ドライブにすることを推奨している。それがあるはずなので、復旧できるはず。
それには、修復ディスクを作っておかねばなりませんが、それはこのマシンを購入したときにマシンに付いてきた。
あとは代わりのドライブ。ほぼ同容量のHDDがあったので、これを利用。(SSDがないのが残念)

 

・ 修復ディスクによる復旧

やることは単純。別ドライブにあるバックアップを新たなHDDに戻す。簡単なはずである。
SSDを外した所(マザーのSTAT0)に代わりのドライブを接続。これで出来るはず。
復旧のプログラムを走らせるが出来ない。戻すのに適したドライブが見つからない、とのメッセージが出て先に進まない。
他のマシンでフォーマットしてあるからか、所有者権限の関係でできないのかも、と考えて、領域を解放し、領域確保・フォーマットをし直そうとした。
しかし、修復ディスクの(GUIの)機能として領域の開放が見つからない。ネットで調べたら、コマンドラインの、DISKPART というものを使うらしい。
MS-DOSの頃はコマンドラインを使うしかありませんでしたが、今のコマンドラインは高度なことが出来てややこしい。ただ、ディスクの領域を確保してフォーマットして、の考えは今も変わらないので理解出来る。ややこしかったですが、どうにか出来ました。
再フォーマット後、再びバックアップから戻すことを試みる。メッセージが変わったようですが、やはり出来ない。

メッセージをよく読むと、BIOS がどうとか書いてある。BIOS を確認してみて納得。
SSDが認識されなくなったので、起動ディスクに登録の登録に、他のドライブ(データドライブ)が繰り上がっていた。HDDに交換(もちろんSATA0に接続)したのだから、起動エントリーのトップに持ってきてくれればいいようなものですが、そこまでは気が利かない。
逆に、Windows がBIOSのことを気にしてくれることに驚いた。そこまでは考えなかった。
BIOSにて、起動ディスクのエントリー・トップに該当ドライブを登録し直したら、すんなりバックアップをHDDに書き込んでくれて、ハッピーエンド!

もしかしたら所有者権限は関係なかったかも(爆)

 

・ 最適化(デフラグ)が出来ない

以前 SSDにあった内容は、今 HDDに収まってくれた。以前と云っても二ヶ月くらい前の内容。なので、アップデートが幾つかあった。ふと、最適化をしようと試みる。
該当ドライブは、ソリッドステートドライブ、つまりSSDであると表示されて、最適化が出来ない。
ネットで調べたら、コマンドプロンプト(管理者)から winsat.exe formal を実行するとよい、と書かれていた。実行する前に、winsat.exe とは何ぞやと調べてみると、パソコンの性能を測定・評価するコマンドらしい。そして、formal オプションは全てのデバイスが対象になるとか。ストレージだけじゃダメなの?、と、調べてみると、winsat.exe disk というオプションがある。これを実行したら、ソリッドステート ドライブ から ハードディスク ドライブに変更された!
断片化は3%。最適化を実効したら30分以上かかった。早めに対応しておいて良かった!

 

以上、Windows10 でシステムドライブを復旧、しかも、SSDからHDD のレポートというか覚え書でした。(普通、HDDからSSDですよね ^_^;)

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2017年3月 2日 (木)

2月の「犬とゆく」

二週で一件のつもりが、今年も毎週一件以上公開ペースでいけそうです。投稿者の皆さん、ありがとうございます m(_~_)m

2月の公開は5件。通算、9件。

 

では、2月の公開記事。

M I O
駒沢公園西口近くのイタリアン。犬なし利用の、私の記事。犬連れOKではないと思って入ったらOKでした。OKをアピールしていない。こういう店が増えてこそ、「身近な動物との共生」というものだと思います。
ランチでの利用でしたが、夜のメニューも充実している感じ。餃子が気になる。

対島の滝/橋立吊橋
伊豆高原駅近くの駐車場に車を停めて、犬と一緒に海沿いの遊歩道(城ヶ崎自然研究路)に行ける。その遊歩道にある滝や吊り橋。自然豊かで素敵な所です。
遊歩道はとても長いものなので、自然の中での犬との長い散歩を楽しみたい方にはいいかと思います。これから夏前までがいいかも。

修善寺 虹の郷(冬季のみワンコ可)
とても広い公園(入場料あり)で、日本庭園もあれば、イギリス村、カナダ村、フェアリーガーデンなどもある。園内にミニSLといった感じの乗り物がある。それにも犬同伴OK!
園内には、犬立ち入り禁止の場所やお店などもある。園内に入ることができるのも冬季のみとのこと。オールシーズンOKになるといいですね。

龍宮窟
話には聞いたことあったのですが行ったことありません。機会があったら行きたいです。素敵な景色が楽しめます。
伊豆の下田市街地よりも南の田牛にあります。田牛、なんと読むかご存知ですか。

Pacific DRIVE-IN
鎌倉の七里ヶ浜海岸駐車場内にあるカフェというか、パンケーキ屋さん。あの bills と同じ会社が運営しているとか。
犬連れはテラスでの利用になるようですが、海が真ん前なのでこれからの季節は気持ち良さそうです。ただし、トンビに注意とのこと。特に超小型犬は。

 

もう三月になりました。春の気配もちらほら感じます。
夏の暑さが来る前に、犬と一緒のお出かけにいい季節。

あなたの犬が、あなたやあなたの家族が、そしてその場にいる人たちが幸せを感じられるようなお出かけになっていただければいいですね。

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2017年2月26日 (日)

梅まつりのライトアップ@羽根木公園(梅ヶ丘)

小田急線梅ヶ丘駅から徒歩で3分もかからない所にある羽根木公園で、毎年「梅まつり」が行なわれる。今年は40周年、ライトアップも行われる。こちらのファイルの下の方にありますが、今日で終わり。

20170226_1昨日、行ってきました。
公園全体をライトアップしているのかと思ったら、駅から最寄りの入口から続く階段周辺だけのようでした。ターゲットにした幾つかの木をライトアップしていました。
20170226_2ラジオやテレビなどでも取り上げられているのを見聞きしたという話を他人から聞いていたので、混雑を予想したのですが、そうでもありませんでした。

全ての木が満開ということもなく、少々寂しく感じた木もありましたが、幽玄の美というのでしょうか。非日常的な世界を体験できました。

20170226_320170226_4階段を登りきった広場には光のオブジェがあり、売店も一店営業していました。

女房と「ライトアップはここまでのようだね」と公園入口に引き返したら、案内板があり、東松原側の入口を出た所(うーにーが高齢になったときにのんびり過ごした所)もライトアップしていることが分かる。でも、再び階段を登るのも面倒なので(苦)、見に行きませんでした。

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こういう案内板は、もっと目立つように設置するのがいいのでは?、と思ったのですが、「もしかして、ネットの分かり易いところに載っているのかな?、スマホを持っていればすぐに見ることが出来るのかな」と思ったりもしました。

 

公園を出て、ちょっと遅い晩御飯を食べるために梅ヶ丘駅前をうろうろ。
駅近くの、油めん屋さんが気になっていたのですがが、今日は軽くにしようということで、後日の楽しみに。その店は地下にあるのですが、同じ地下にあるロクネコの看板に書かれた勇ましい猫の絵に惹かれる。この時は、お酒よりご飯の気分だったので、こちらもパス。

結局、いつもの羽根木餃子。お取り寄せがメインの店で、店舗というかイートインが開いている時間は限られている。でも、梅まつり期間は、開いている時間が長い。ラスト・オーダーは、二十時半。時計を見たら、その5分前。混んでいたら入れないと思ったのですが、店内を覗いたら、イケメン&綺麗な女性のカップルだけ。
入店し、トマトと肉ダブル、ご飯にスープを注文。ここの店に入ると梅ヶ丘周辺の食べ物屋さん情報の話になることが多い。お隣の麗しきカップルはそっとしておいて、周辺のお店の話を始めたら、カップルさんたちもこの辺りの食べ物屋さん散策をよくしているらしく、話が盛り上がった。やはり気になる店は同じようです。我が家が気になりながらも手が伸びなかった店の人気商品を教えていただいたり、ちょっと入りにくい二階にあるお店の店内内装のことを聞くことが出来たり、収穫大の時間でした。

 

梅まつりのライトアップは、今日(2017年2月26日)が最終日とのこと。
このブログを書くにあたって、詳しいことがまとめられたページはあるかなと探したのですが見つかりませんでした。
限られた日だけのイベントなのに、勿体ないです。

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2017年2月23日 (木)

超・日本刀入門 ~名刀でわかる・名刀で知る~

一ヶ月以上前に、静嘉堂文庫で行われている展覧会の割引券をいただいた。タイトルの展覧会です。今日、学芸員さんの説明会があるので無理して行ってみた。
ここのところお手伝いをさせていただいているスタジオで、刀に関係する撮影があることもあり、気になっていました。刀に全く興味がないので知識もない。少しは触れておいた方がいいかな程度の気持ちでした。

割引券をくださった方は、昔、静嘉堂文庫の隣にあった建物(茶室?)に飾られた刀を見て以来名刀と呼ばれる刀は苦手だという。何が苦手か自分でも分からないが近寄りたくないそうです。また、靖国神社(遊就館?)にある名刀に何かしらのパワーがあると言われていることも話していた。

それらしいことは、他の人からも訊いたことありましたが、霊感など全くない私には関係ないと思っていました。
 

展示室に入り、「太刀」と「刀」の違いについて読む。昔の画などを思い出し、確かに違うなと思ったりする。そして太刀や刀を順に見てゆく。

はじめの2~3本(「振」で数えるのですが、ど素人の私の感覚だと「本」なのです)を見て、「想像していたよりも幾何学的だな」と感じ「これで近寄りたくもないとか、何かを感じるとかないだろう」と直感的に考えた。
しかし、それから1~2本で妙な感覚に襲われた。胸騒ぎというのだろうか。心がざわざわして胸のあたりが心地悪い。落ち着いていられない。

説明会があるからか多くの人が来場していたのですが、半数以上は女性。若い方も少なくない。ちょうど私と同じスピードで、一緒に見るような進み方になった方は、たぶん20代前半、もしかしたら10代かもしれないう女性。
刀はガラスの向こうにある。展示の位置が低いので少し姿勢を低くして説明を読んだり、下から覗きこむような姿勢になったりするのですが、たまに他人の顔がすぐ隣になることがあります。この若い女性の顔がくっつきそうになる場面もありました。
そこで、「この胸のざわざわはこの女性のせいだ。きっとそうだ」と一度刀の展示を離れ、絵巻や刀装小道具などを見て、この女性から、つまり刀の展示から離れた。すると確かに、ざわざわは収まった。
そして、件の女性は先に進んだことを確認し、再び刀の展示を見始めると、やはりざわざわはやってきた。これはなんなんだろうと自問しても答えはでないが、とにかく「何かをしなくては!」という気持ちになる。

このような刀を身近に置いたら、気が休まることはないだろう。何がしなくてはいけない気持ち、するのが当たり前の気持ちになる。それが善いことなのか悪いことなのかは関係ない。何かをせずにはいられなくなりそうなのだ。四六時中、身を糺すような気持ちにならないと恐ろしいことが起きそうな気持でもあった。

「妖刀」などという言葉があるが、それを実感した。
刀鍛冶が白装束に烏帽子で打ち込んでいる写真をみたことがあるが、そうするべきものだとおもった。
 

一通り見ても、説明書きを読んでも、ざわざわばかりが気になって、ほとんど頭に入りませんでした。こんなときに頭に入ってくるのは、やはり有名人絡み。

古備前高綱太刀(瀧川高綱)
織田信長が滝川一益に与えたと言われる太刀。朱塗りの鞘。

伝 長船兼光刀(後家兼光)
豊臣秀吉の形見として直江兼続が譲り受けた。刃長が長い(80センチ)。中心(なかご、柄に隠れる部分)の形がなんかヘン。

 

一通り見た後、説明が行われる地下講堂入口へ。開始15分前にお集まりくださいと言われたが20分前に行った。既に人が集まっていた。開始時間少し前に扉が開いたら、最前列から席が埋まってゆく。私はどうにか三列目に座れたが椅子取りゲーム状態だ。私が席に着いてから係の人が「席は譲り合うようお願いします。お荷物はテーブル上などに置き、席には置かないように」とアナウンスがある前に、既に寿司詰め状態。補助椅子に座っていた人もいた。周りを見るとやはり女性が多い。

明治に入り廃刀の議論が起こり、9年に帯刀禁止令が出されると世の中の刀の行き場がなくなったという。この時期、他の日本の文化財も同様だったようで、それを岩﨑彌之助を中心に岩﨑家が蒐集し今に至っているらしい。
入手先で何度か「赤星鉄馬」という名前が出てきた。なんかカッコいい!、と思ったりした。

今の日本刀の形が出来たのが平安時代で、当時は太刀が主で、室町以降、刀に代わっていったとのこと。
昔の刀を「古刀」と「新刀」に分けるそうですが、文禄末年・慶長元年(1596年、大きな地震があった年)で分けるというのも面白い。

平安時代、既に美術品として位置づけがあり、武士が大きな力をもった鎌倉時代(きっと刀の需要も増えたのでしょうね)には、その位置づけが広く認識されたからか、今も残っている刀が多々あるようです。
残すには手入れが大変だそうで、その方法は、年に数回、油を塗り替えるらしいです。(今はアルコールを使うとのこと。)それを何百年も続けた刀が今も多々残っている。凄いことですよね。

後家兼光の中心(なかご)の形がおかしな理由も分かりました。
日本刀の主流は太刀から刀になってゆくのですが、昔の素晴らしい太刀を刀に改造すること(「磨上げ(すりあげ)」というそうです)が珍しくなかった時期があったそうです。太刀の方が長いので短くするのですが、切先はそのままで中心(なかご、柄に収まる)部分を切り詰める。結果として、刃の根元部分が中心になる。確かに、後家兼光の中子は刃のような形でした。
後家兼光の刃長は、現在でも80センチあり、磨上げ以前は90センチはあったようです(学芸員の解説&展示で見た磨上げ部分の長さから)。ちなみに、刃長3尺(90.9センチ)を超えるものを大太刀と呼ぶそうです。
「七人の侍」で菊千代がとんでもなく長い太刀を持っていますが、映画を見たときに「こんなのあるはずがない」と思いましたが、実在したようです。
 

学芸員の説明を聴いた後に再び展示場を回りました。少しは落ち着いて見て回ることが出来ましたが、絵画を見たときの感動とは違う、もっと根源的な心の揺さぶりを感じます。心落ち着かず、身を糺されるような、そんな気持ちになりました。

 

帰り道、割引券をくださった人のお店に寄り、「なんか胸騒ぎのような感じがした」と伝えると「そうでしょ」と言われ、続けて、「あの展示を見た人で同じようなこと言った人が何人もいますよ」とのこと。私だけではありませんでした。

刀は、日本人の心とか言われますが、海外の人も感じるのかな、と思ったりしました。

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2017年2月 2日 (木)

1月の「犬とゆく」

年も明けて、今年はペースダウンしようと考えています。昨年までは、週一回公開の52回を目指していましたが、今年からはその半分、26回を目指そうと年頭に考えました。
しかし、1月の公開は4件(ランキングを除く)。このままだと、週一回ペースになりそうcoldsweats01

 
では早速、1月公開の記事。

野菜がおいしいレストランロンギングハウス
鉄道の軽井沢駅と中軽井沢駅の中間辺り。中山道から斜めに入って行った道にある。落ち着いたいい場所ではないでしょうか。
記事を読み進めたら、お店の感じもいい感じ。いい感じの宿泊施設の一部のようです。そしてお値段もそれなり。ランチで、2,000円から上は6,000円。
思い出深い日になりそうなときに利用するといいのではないでしょうか。

2016年 年間 ランキング
毎年恒例のランキング。投票は寂しい限りですが、面白いので続けますhappy02
ページ別アクセスはなかなか興味深いです。

TARLUM BIANCO
私の投稿。正月の2日にお台場に行ったときのもの。「混雑しているかな、店はやっているかな」と心配しながら行ってみましたが、なんとも穏やかな休日の雰囲気で、営業しているお店も少なくありませんでした。
我が家は犬なしの利用でしたが、近くの席のお客さんが犬連れ利用でした。お出かけに犬も連れてきて、人間が食事のときには静かに待っているという感じいいな、と思ったものでした。(出勤している店員さんが少なくて大変そうでしたが、お店の雰囲気も良かったです。)

朝霧高原もちや
何故この店名なんだろうと思ったら、「もちや」は飲食店の名前だけではなく、このドライブインのような施設全体の名前のようです。飲食店だけではなく、お土産売り場は当然のこと、遊園地やキャンプ場もあるそうです。
やはり「お餅」、特に草大福がイチオシとのこと。飲食店メニューにも草大福がついているものがあります。売店では、焼きもち、あんころもちなどが販売されているようです。
お餅好きにはたまりませんね。

熱海梅園
名前の通り、熱海にある梅園。住所も梅園町。
現在(2017年2月)は、梅まつり期間で入場は有料。梅まつりの期間は「関連ページ」のリンクからご確認ください。(入場無料の期間でも駐車場は有料です。)
犬とゆっくり散歩できるこのような公園は、犬連れ旅行者にはありがたいです。梅まつりの期間は混雑して、ゆっくり散歩という感じにはならないかも。抱っこできる小型犬なら問題ないと思います。

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